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2022年06月15日 10:50 更新

【2022年】お鍋(土鍋・ih鍋・圧力鍋)の選び方とおすすめ9選

時短家電として、今回は鍋に着目!使い方をマスターすれば、いつもの家事が楽になるかもしれません。一人暮らしの方から、小さな子どもがいて、忙しい家庭まで活用できるため、調理の手間を減らしたい方はぜひ参考にしてくださいね。鍋の機能を十二分に使って、楽家事を目指しましょう。

時短家電の鍋は家事の強い味方!

Lazy dummy

あなたは十分に鍋を使いこなせていますか? ここでは、時短家電として鍋のもつ機能を見ていきましょう。

なぜ鍋は時短家電になるのか?

「食材を切って煮込むだけ」。とりあえず具材を入れて、調味料と一緒に火にかければ調理は完成です。仕事をしている女性にとって、調理の時間を長くとることは難しく、切って煮込むだけの鍋なら放ったらかしで調理ができて便利です。カット野菜を使えば切る、焼く、揚げるなどの工程が不要で、食材の下ごしらえも不要なため、忙しい人にこそピッタリな料理でしょう。あらかじめ、野菜はカットしてストックしておけば、いざ調理するときには包丁も使わずにできますね。

同時進行で調理ができる

鍋に具材を入れて煮込んでいる間、その時間を利用してほかの家事ができます。小さな子どもがいたり、共働きの家庭の場合は、帰宅してから料理以外の家事もしなければなりません。そんなときに鍋料理を選べば、煮込んでいる間を利用し、洗濯機を回す、お風呂を洗うなど、効率よく家事を進めることができます。

鍋をグレードアップさせて、さらに時短

鍋料理といえば、土鍋を使って煮込むのをイメージする方も多いと思いますが、最近は煮込みを自動でやってくれる便利な時短家電も登場しています。例えば、「ヘルシオ ホットクック」は無水調理鍋で、水を使わず食材のうまみを引き出す煮込み料理が得意です。無水鍋にありがちな焦げ付き対策として、混ぜながら煮るということもやってくれるという優秀家電。食材を入れてスイッチを入れるだけで完成するため、時短を求める人にピッタリです。

失敗しない鍋(土鍋・ih鍋・圧力鍋)の選び方

一家に1台あると便利な、土鍋やIH鍋、圧力鍋といった鍋。鍋料理に、時短にとなにかと役立つこれらの鍋ですが、選び方に失敗して「結局使えない」なんてことになると、大型で場所をとる分やっかいですよね。

これらの鍋選びに失敗しないためには、各種鍋の選び方、特徴を押さえておくことが大切。この記事では、各種鍋の選び方やおすすめ商品をご紹介します。

土鍋の選び方とおすすめ商品

土鍋

古くから日本で親しまれている土鍋。鍋料理はもちろん、炊飯にも役立つ万能な調理器具です。調理器具売り場にはさまざまなタイプの土鍋が販売されており、選ぶのに迷ってしまう人も多いでしょう。以下で、土鍋の選び方やおすすめ商品をご紹介します。

土鍋の選び方

土鍋の形で選ぶ

土鍋の形は、大きく「深型」と「浅型」の2種類があります。

その名のとおり、鍋に深さがあるのが深型、底が比較的浅いのが浅型です。深型は高さがある分、丈のある食材でもしっかり煮込みやすいのが特徴。お米を炊くのにも適しています。
一方の浅型は、食材が汁に沈まないので見た目に美しい鍋料理になるのが特徴です。

それぞれの特徴を比較し、重視する点で選びましょう。

土鍋のサイズで選ぶ

土鍋は鍋の中でも特に幅広いサイズが売られてます。

メイン料理に添える一品料理やおつまみなどで使用するなら3〜4号の小さめサイズがよいでしょう。1~2人分のメイン鍋料理なら5〜6号、3人以上のメイン鍋料理に使うなら9号以上がおすすめです。

土鍋の素材で選ぶ

土鍋は陶土で素焼きして作りますが、その中でもなめらかなタイプと粗目のタイプがあります。長く熱々の鍋料理を楽しむのであれば、蓄熱性の高い粗目タイプの土鍋がおすすめです。

そのほか、IHに対応したセラミック製の土鍋も販売されています。土製に比べ土鍋の古風な雰囲気は出にくいですが、においが移りにくいなど機能面では優れています。

土鍋のおすすめ商品

銀峯陶器 菊花 ( 9号 / 瑠璃 / 4人用 )

銀峯陶器 菊花 ( 9号 / 瑠璃 / 4人用 )
¥ 5,188 (2022/06/15時点)

1932年から続く三重県の老舗土鍋メーカーが販売する菊花シリーズ。高い蓄熱性のほか、耐久性、耐熱性にも優れ、長く快適に使えます。電子レンジ利用可など利便性も抜群。伝統を感じさせつつもモダンな雰囲気も持ち合わせた色合い・見た目も人気です。

TAMAKI 吹きこぼれにくい土鍋 3-4人用 グレー

TAMAKI 吹きこぼれにくい土鍋 3-4人用 グレー
4,180 (2022/06/15時点)

従来の土鍋よりもふちを高くすし、吹きこぼれにくさを追求。さらに独自開発のサーマテック加工により吸水性もゼロにし、汚れやにおいもつくにくくなりました。一般的な土鍋よりもシンプルで近代的なデザインも特徴。おしゃれな食卓にもマッチする洗練されたデザインです。

本格土鍋 直火専用ごはん鍋

本格土鍋 直火専用ごはん鍋
¥ 7,030 (2022/06/15時点)

従来の土鍋は、ごはんを炊く場合、状態を見ながらの細かい火加減調整が欠かせませんでした。そんな手間をなくし、同じ火力のままおいしいごはんを炊けるように開発されているのがこちらの土鍋。ふきこぼれにくい工夫もされているのでこまめなチェックも必要なく、ごはんを炊きながらおかずづくりも可能です。

IH鍋の選び方とおすすめ商品

IH鍋

オール電化が進んでいる近年、IHクッキングヒーターを使用する家庭は増えています。それにともない次々開発されているIH対応調理器具。IH鍋も種類豊富ですが、どのように選べばよいのでしょうか。

IH鍋の選び方

IH鍋の素材で選ぶ

IHの家庭が増えている今、さまざまな素材の鍋がIH対応になってきています。
上記で紹介した土鍋にもIH対応のものが出ているほか、IH対応のホーロー鍋やステンレス鍋、チタン製の鍋も。

土鍋は鍋から遠赤外線が放射され素材がしっかり温まりうまみが引き出されるのが魅力。
ホーロー鍋はは臭いや汚れがつきにくい、ステンレス鍋は錆びにくく変形しにくい、チタン製は軽くて頑丈といったメリットがあります。

IH鍋のサイズで選ぶ

鍋の大きさというと、家族の人数に合った容量のものがベストと思いがちですが、IH鍋の場合はIHクッキングヒーターの大きさも考慮する必要があります。

一般的なIHクッキングヒーターの大きさは左右についているタイプで12cm~26cm、後ろについているタイプで12~18cm。IHのコンロからはみ出しすぎないよう、鍋底が12cm~26cmの鍋を選びましょう。

片手鍋か両手鍋か

土鍋の場合は両手でもつタイプが一般的ですが、それ以外の鍋は片手タイプも両手タイプも種類豊富です。

片手タイプは少量の料理には手軽に使えておすすめ。料理の容量が多いと片手で持つのは腕もしんどく、取っ手も傷みやすくなります。大人数の家庭や一気に量をつくることが多い場合は両手鍋がおすすめです。

IH鍋のおすすめ商品

アイリスオーヤマ 両手鍋 24㎝

アイリスオーヤマ 両手鍋 24㎝
¥ 3,074 (2022/06/15時点)

たっぷり料理がつくれる24cmのアルミ製両手IH鍋。ガスでも使用可能です。ダイヤモンドコーティングで料理がこびりつきにくく、洗うときもさっと落ちてラクラク。ふたを開けずに料理の様子が確認できるガラス製のふたがセットになっています。

staub ワナベ リネン M 18cm

staub ワナベ リネン M 18cm
¥24,200 (2022/06/15時点)

ナチュラルで落ち着いた色合いがおしゃれなホーロー鍋。直径18cm、鍋底が直径12.5cmと1人~2人暮らしにぴったりのサイズです。staubにはこちらの鍋のほか深さがある炊飯に適したタイプや平たいタイプなど複数のタイプがあります。シリーズでそろえてもおしゃれですね。

アーネスト 雪平鍋 (片手鍋) 15cm

アーネスト 雪平鍋 (片手鍋) 15cm
¥ 1,242 (2022/06/15時点)

安く手軽に使えるIH鍋をお探しの方におすすめ。直径15cmの小ぶりなステンレス製片手鍋です。ちょっとお湯を沸かしたり、少量の食材をゆでたりするときに便利。鍋の内側は凸凹に打ち出されているので変形しにくく、長く使えます。

圧力鍋の選び方とおすすめ商品

圧力鍋

昔から時短調理器具として重宝されてきた圧力鍋。長時間煮込まないと柔らかくならない食材も圧力鍋なら短時間でホロホロになるのでガス代節約にもなりますよ。一家に1台あると便利な圧力鍋の選び方、おすすめ商品をご紹介します。

圧力鍋の選び方

圧力のかけ方で選ぶ

圧力鍋の圧力のかけ方は大きく「おもり式」と「スプリング式」に分けられます。

蒸気が出る口をおもりで塞いでいるのがおもり式。圧力がかかるとおもりが動き、シュッシュと蒸気の音で知らせます。

スプリング式は、蒸気の口にスプリング(バネ)が入っており、そのスプリングの力で圧力を調整する仕組み。圧力がかかったときもほとんど音が出ないのが特徴です。

圧力鍋初心者におすすめなのは、圧力がかかったときにわかりやすいおもり式。静かさを重視したいならスプリング式がよいでしょう。

圧力の大きさで選ぶ

圧力のかかる大きさを圧力値といいます。実は圧力鍋は、製品によってこの圧力値が異なります。

圧力が高いものほど短時間で効率的な調理ができるので、圧力値が高い製品を選ぶのがおすすめ。圧力値は「kPa」で表記されています。高圧の目安は80~150kPaほど。購入前にkPa表記を確認しましょう。

圧力鍋の素材で選ぶ

圧力鍋の素材で特に多いのが「ステンレス」「アルミ」「アルミとステンレスの多層構造」の3種類。

ステンレスは圧力値が高いものが多く、また、保温性が高いので火を消しても余熱で調理できます。ガス代の節約にも効果的です。

アルミは圧力値が低い製品が多いですが、軽量で扱いやすいのが人気。圧力がかかるまでの時間が短いのも特徴で、スピーディに調理できます。

多重構造は、すぐに圧力がかかり、さらに圧力値も高い、ステンレスとアルミのいいとこどり。少々値は張りますが、使い勝手を重視するなら多重構造がおすすめです。

圧力鍋のおすすめ商品

パール金属 圧力鍋 3.5L IH対応

パール金属 圧力鍋 3.5L IH対応
¥ 3,900 (2022/06/15時点)

本体がステンレス、はり底がアルミニウムとステンレス製。圧力値は60~100kPa。圧力が2段階に切り替えられるようになっており、低圧調理と高圧調理がこれ1台でまかなえます。こげつきにくく、保温性もばっちり。IH、ガスからハロゲンヒーターまでオール熱源対応です。

ワンダーシェフ 圧力鍋 5.5L IH対応

ワンダーシェフ 圧力鍋 5.5L IH対応
¥ 8,949 (2022/06/15時点)

ステンレスとアルミの多重構造、140kPaと日本最高圧力で、調理がより短時間に。容量も約3.6Lとたっぷり。炊飯なら6合分炊ける大容量。大人数のご家族でも満足の量がつくれます。哺乳瓶などの圧力鍋除菌にも対応しているので赤ちゃんがいるご家庭にも。

パール金属 ホットクッキング アルミ IH対応

パール金属 ホットクッキング アルミ IH対応
¥3,560 (2022/06/15時点)

アルミ製なので軽くて洗うときも疲れにくいのが魅力。IH、ガス、ハロゲンヒーターなどオール熱源に対応しています。2~3人でちょうどよい3.0Lと、1升のお米が炊ける6.0Lのタイプがあります。

簡単にできる鍋料理のレシピ

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鍋料理には多数のレシピがあるので、毎日でも飽きずに食べられます。バリエーションが豊富なため、栄養バランスに注意したい子育て家庭でも活用できるでしょう。今回は、鍋料理の一例を紹介します。

もやしたっぷりタンタン

豚肉のひき肉と、もやし、木綿豆腐など手軽に買える食材を使った鍋なら、節約料理にもなります。鍋の下にえのき、その上に豆腐、もやしを乗せ、チキンスープの素を入れましょう。その間に、フライパンでごま油、豆板醤、にんにくを炒めて香りを出し、肉とオイスターソースを炒めて、すりごま、水を加えて煮立てます。鍋に汁ごと入れて煮たら、豆乳を加えて完成です。

しめの雑炊も楽しめるチーズ鍋

定番の白菜と豚肉の重ね鍋は、中心にカマンベールチーズを1個入れると、最後のしめに雑炊が楽しめます。スープは市販の固形チキンスープの素を使いましょう。あらびき黒コショウを使うと、ピリッとスパイシーになります。最後はご飯を入れてチーズリゾットや、ラーメンを入れて楽しむのもおすすめです。

余った具材で楽しめる水炊き

冷蔵庫の残り物で手間なく鍋料理をするなら、シンプルに水炊きにしましょう。鶏ガラスープの素でスープを作り、鶏肉やネギ、きのこなど好きな具材を入れて楽しめます。水炊きにはポン酢しょうゆを付けて食べるのがおすすめです。

おいしい鍋を作る、もうひと工夫

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おいしい鍋を作るには、具材の切り方や入れ方を確認しておきましょう。入れ方によっても味に深みが出るため、工夫してみることをおすすめします。

切り方でおいしさアップ

野菜の切り方は火が通りやすく食べやすい大きさにしましょう。ネギは斜め切り、えのきは根元を落として、白菜は斜めのそぎ切りにします。根菜類は火が通りにくいため、下茹でしておきましょう。あくが出やすいほうれん草も、下茹でがおすすめです。
鍋は下ごしらえをしっかりやると、おいしさが増します。魚介類は内臓や汚れを取り、塩や酒をまぶしておくと、生臭さが取れますよ。鶏肉は一度熱湯にくぐらせると臭みが取れます。

具材の入れ方でおいしさアップ

最初に入れる具材は、根菜類や鶏肉、魚介類など火が通りにくいものです。鶏肉や魚介類はだしも出やすく、最初に入れるとスープにうまみが出ます。キノコは煮込み過ぎを防ぐため時間がたってから入れ、豆腐もはやく入れると水分が出すぎてしまうので要注意。

だしが温まり沸騰してきたら、牛肉や豚肉、つみれなどを入れます。牡蠣のように火を通し過ぎると固くなる食材も、この段階で入れましょう。下茹でしたほうれんそう、さっと火を通す水菜などは最後に。下茹でした春雨も最後の段階で入れると、溶けることがなく美味しく食べられますよ。

まとめ

時短料理が可能となる鍋は、土鍋にするのもよし、時短家電を使って煮込みにするのもよいでしょう。味のバリエーションが豊富で、入れる具材によって食感も変わるため、毎日食べても飽きません。家事や育児などで忙しい家庭こそ、鍋を活用し時短料理を目指しましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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