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2019年01月29日 19:38 更新

学習机のDIY方法!自作して長く使う3つのテクニック

売られている学習机は、どうも部屋のテイストと合わず、浮いてしまいがち…と悩んでいませんか? ならば学習机をDIYしてみるのはいかがでしょう。家の統一感がでるほか、子どもっぽさを感じないものもつくれるため、大人になっても使い続けることができます。学習机をつくるための方法をまとめてみました。

DIYのポイント~学習机の場合~

Lazy dummy

学習机をDIYするメリットは、子どもの体格や部屋の広さに合わせてピッタリのものが作れるという点にあります。まずは、どこにどのくらいの大きさの学習机を置くか決めましょう。

一番のポイントは天板! 

学習机をDIYする時に一番のポイントになるのは、天板です。天板のサイズは机の大きさそのものになるため、正確に計ることが大切。奥行や横幅によって、教科書を置きながら勉強できるのかなど使い勝手が変わってきます。また、厚みも注意しておきたいところ。荷物を置いても保てるよう、厚みは3cm程度とっておきましょう。

道具を揃える

木材や必要となるネジや工具類はすべて、ホームセンターで簡単に手に入るため、購入前には必要なものを書き出します。木材はホームセンターの木材カットサービスを利用するとキレイにカットしてもらえますよ。その際に長さなどの具体的な数字が必要になるため、設計図を作っておくことがおすすめ。

学習机をDIYするのに必要な道具

・天板になる板
・ダボや釘、L字の留め具
・デスクの足になる材料
・補強材     (※必要の場合)
・引出し用の木材 (※必要の場合)
・引出し用のレール(※必要の場合)
・その他ハンマー、木工用ボンド、電動やすり、塗料、ニス、工具など

学習机をDIYしたい!作り方は? 

DIYで学習机を作る場合のおおかまな手順を紹介します。

1. 天板をサイズ通りにカットする
2. 脚になる材料をカットして、接着してからネジで固定する
3. 天板と脚を固定する
4. 引き出しを付ける場合は引き出しを作る
5. やすりがけをする
6. 塗料やワックスを塗布し乾燥させる

先に、やすりがけや塗料をぬってもOK!作りやすい手順で取り組みましょう。

学習机を自作する際の素材選び

Lazy dummy

学習机の素材には天然木が用いられることが多いものです。天然木は優しい風合いや光の反射が少なく、落ち着いて学習するのにピッタリです。しかし、その他にも学習机に合う素材も。さまざまな木材の種類をご紹介します。

無垢材

無垢材は原木から切り出した材木素材。広い面を取るには、その分大きな木が必要になるため価格が高くなる傾向があります。湿度や温度の変化にデリケートで、反りが出てくることがある点がデメリットですが、丈夫でメンテナンス次第では大人になるまで使える学習机を作ることができます。

突板

木材をスライスした状態のことを指しますが、学習机の天板に使用する場合は合板に貼りあわせたものを使います。加工しやすく、価格も安定しているためDIY初心者さんにもおすすめ。

ウォールナット

ウォールナットはクルミの木のことで、学習机など家具に使用する場合は、ブラックウォールナットを指しています。衝撃性に強く、加工や接着がしやすいため学習机にもおすすめです。キレイな光沢と風合いが特徴で、塗装をしなくても使える点も魅力。

アルダー

ヨーロッパの家具で広く使われることの多い素材です。質感が比較的柔らかで加工しやすい点が特徴。美しい杢目と、和風にも洋風にも馴染みやすい色合いが人気。

学習机を作る際のポイント

Lazy dummy

学習机をDIYで作る際に抑えておきたいポイントがあります。長く使える学習机を作るためのポイントとは?

塗装はこだわりをもって!

学習机をDIYする醍醐味は子どもの好みやインテリアに合わせて作れるという点です。好きな色で塗装すると愛着がわくでしょう。机の印象を決める大きなポイントになるため、こだわりを持って選びたいもの。

塗料の成分が気になる場合には、自然塗料を使うとよいでしょう。自然塗料は、木材の自然な雰囲気をそのままに経年変化が楽しめるのも魅力です。

長く使うためには、表面をコーティングするという意味でも度々塗り直すことをおすすめします。塗り直しによって、雰囲気を変えることがあるので、成長やお部屋に合わせてその変化を楽しんでみるのもいいですね。

組み立てが面倒な時は「組み合わせ」で対処! 

木材を切ったり釘を打つのが苦手な方は、「学習机のDIYなんて無理」と諦めていませんか? ならば、「組み合わせ」で学習机を自作してみましょう。例えば、3段カラーボックスを2個向い合わせに置き、その間に橋をかけるように天板を置くだけ。収納も兼ね備えた学習机になります。

また、カラーボックスの高さを変えることで、子どもの成長に合わせることもでき一石二鳥。カラーボックスの利用は、同時に収納スペースもできて便利です。天板をガラスにしたり、厚みを持たせるだけでも表情の異なる学習机になるためおすすめのDIY方法となっています。

リサイクルできる素材で作る

学習机をDIYで作ると、不要になった時にリサイクルできるのもメリットとして挙げられます。天板の素材だけを変えてキッチンカウンターにしたり、学習机用に作った本棚を飾り棚に活用するなど…。そのため、学習机はなるべくシンプルなデザインにしておくと活用しやすいですね。

まとめ

学習机は、子どもが使うものであるため、インテリアと合わないものが多かったり、大人になったら使えなくなってしまうものが多いです。しかし、DIYすることによってお部屋の雰囲気を保つものを作ることができます。さらに、シンプルなデザインにすれば長く使い続けることも可能。少し手間はかかってしまうかもしれませんが、子どもとコミュニケーションを取りつつ作れば楽しんでできるのではないでしょうか?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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