ドライフードメーカーで乾燥時間を時短!その使い方とは?
ダイエットフードとして、シリアルと一緒に、おやつとして、身近にあるドライフルーツ。それを自作して、お好みのドライフルーツを作りませんか? 意外とたくさん展開されているドライフードメーカーをピックアップし、使い方や機能、どんなものが作れるのかを調べました。ドライフードメーカーは、家電として優秀⁉ 活用方法を紹介します。
時短家電のドライフードメーカーを活用してみよう
乾燥野菜やドライフルーツなどのドライフードは、食品を乾燥させることでおいしさを凝縮。また、乾燥させた食品は保存食としてもフル活用できます。
昔ながらの天日干しでドライフードを作るとなると、長い時間がかかりますが、自宅で作れば、添加物の心配もなく費用も安く済み、早くできます。そこで着目したのが、ドライフードメーカーです。
ドライフードメーカーの使い方
ドライフードメーカーの使い方は、いたってシンプル。食材を薄切りにして、ドライフードメーカーのトレイに並べる。蓋をしたら、タイマーをセットするだけです。最短で2時間、最長でも10時間程度でドライフードができます。これらのドライフードを自然乾燥で作れば何日もかかる場合があることを考えると、かなりの時間短縮になることは確かです。
ドライフードメーカーでできるもの
ドライフードメーカーで乾燥させることができる食品には、主に野菜・フルーツ・肉・魚があります。ドライフルーツはもちろんのこと、ビーフジャーキーや干物、切り干し大根など。これらを使えば、料理の幅も広がりそうですね。食材をスライスして乾燥させれば、保存食として日持ちするので、あまった食材は乾燥させて、いろいろ試してみましょう。
購入も視野に入る!?人気のドライフードメーカー
女性から、注目されているドライフード。では、人気のあるドライフードメーカーを見てみましょう。お手頃な価格のものもあるので、チェックしてみて。
アピックス ドライフードメーカー
デザイン家電で有名な、アピックスのドライフードメーカーです。フルーツや野菜をスライスして並べるだけで、簡単にもちっとした食感のドライフルーツや、カリッとした野菜チップスなどができます。また、5段あるトレイは高さも調節できるため、さまざまな厚さの食品を一度に乾燥させることも可能。初めて使う人でもドライフードを作れる、アピックスのオリジナルレシピもついているのも高ポイントです。
ネスコ ディハイドレーター
「ネスコ ディハイドレーター」は、ドライフードの本場、アメリカ・ネスコ社のフードメーカーです。ネスコ製品の最大の魅力は、温度を45℃に保ちながら、生の食品に含まれる酵素やビタミンを破壊せずに乾燥できる点です。また、野菜やフルーツなど食物性のドライフードだけでなく、ビーフジャーキーなど動物性のドライフードも作れます。トレイごとに食品を分けることができ、違う種類のドライフードを同時に作っても、においが混ざることはありません。
プリンセス フードドライヤー
「プリンセス フードドライヤー」は、フルーツや野菜などが持つ本来の甘みを引き出し、ビタミンなどの栄養を凝縮します。ドライフルーツや野菜チップス、ビーフジャーキー、アイシングクッキーなど、そのレパートリーは豊富です。また、6段のトレイで一度に多種類のドライフードが作れるほか、7段階のタイマーで調理時間を調節できます。
これらのドライフードメーカーの共通点は、トレイごとに別の食材を乾燥できること。一度にドライフードを複数種つくれるので、食材を保存しやすいですね。また、一度セットしてしまえば、放っておいてもドライフードができるのもうれしいポイント。これなら仕事に家事育児との両立で忙しいお母さんでも、スキマ時間で手軽に無添加でおいしいドライフードが作れますね。
ドライフードメーカーを選ぶポイント
ドライフードメーカーを選ぶときに知っておきたいポイントをまとめました。
価格
ドライフードメーカーは、安いものでは5,000円から展開されています。高いものでは、1万円以上するものも。5,000円台のものでも、フルーツからジャーキーまで幅広く乾燥させることができるものがあります。温度調節や、容量の大きさ、ドライ機能で選ぶなら、少し高価なものを選ぶとよいでしょう。
電気代
ドライフードメーカーは、温風で食品を乾燥させるものがほとんどなので、電気代がかさむのでは?と心配に思う人もいるでしょう。消費電力400Wの場合、電気代は1時間で約4円というドライフードメーカーや、250Wで5.5円/時間というものもあるので、電気代はあまりかからないようす。アピスのドライフードメーカーでは、りんご1個を乾燥させるのに、約10時間かかりますが、これなら電気代をかけずに作れそうですね。
温度
「温度」もドライフードメーカーを選ぶ上での重要なポイントです。例えば、高温で食品を乾燥させるタイプは、ビタミンなど食品に含まれる栄養素や酵素を壊してしまう恐れがあります。それに、お子さんのいるご家庭ではいたずらによるやけども心配です。そのため、40℃~70℃の範囲で温度調節できる機種がおすすめです。
まとめ
美容やダイエットにいいといわれるドライフードが、自宅でも簡単につくれるツール。天日干しに比べると、時間をかけずに作ることができます。自分の好みによっては、外は乾燥させて、中は半生に、といったドライ具合も調節できるのがポイントですね。さらに、ドライフルーツを自作することによって、長期保存ができるので、食材を腐らせずに活用できます。