時短メイクに欠かせないBBクリームの選び方とテクニック

今では、BBクリームだけではなく、CCクリーム、DDクリームも発売されています。今回はBBクリームに着目し、特徴やその役割をまとめました。BBクリームの効果的な使い方、できていますか？

BBクリームはもともと、ピーリング後の肌を保護するためのクリームとして生まれました。ドイツの皮膚科クリニックで誕生したファンデーションです。BBクリームの特徴は、1本で保湿もできて、厚塗り感の少ないメイクをすることができます。ベースメイクがこれ1つで完成するため、時短メイクのアイテムとして重宝している人も多いでしょう。

BBクリームは、化粧水で肌を整えてから塗るのが正しい方法です。化粧下地を塗る必要はなく、化粧水などの後にすぐにつけれるのがポイント。特に、朝忙しいママは、化粧の工程がたくさんだと大変ですよね。BBクリームは、その工程をシンプルにしてくれる役目といっても過言ではありません。ちなみに、化粧水だけでは保湿が足りない方は、オールインワンゲルにすることをおすすめします。水分と油分をバランスよく肌に与え、補った水分を蒸発しにくくする役割をします。

コンシーラー機能も兼ね備えたBBクリームなら、気になる部分もこれ1本でカバーできます。シミが気になる部分や、カバーしたいところには、BBクリームを重ね塗りしましょう。パールが入っているものなら、光の乱反射で肌のくすみを上手くカバーしてくれます。コンシーラーとして使うなら、少し明るい色のものを選ぶのがおすすめです。

BBクリームの選び方は、何を重視するかによって変わってきます。肌に優しいもの、肌荒れしにくい商品、保湿効果が高いアイテムなど、ニーズに合わせて使い分けしてみましょう。

肌への負担を軽くすることを一番に考えるなら、どんな成分が配合されているか確認しましょう。パラベン、鉱物油、紫外線吸収剤、合成香料などが含まれている商品で肌に負担がかかった経験があるなら、これらの成分が含まれていないものを選ぶのが◎。

BBクリームは、1本で下地が完成するため厚塗り感をおさえることができます。ナチュラルな仕上がりでばっちりメイクになりにくく、普段使いにピッタリです。薄付きのBBクリームで希望の仕上がりにならないなら、ルースパウダーと併用するのがよいでしょう。薄付きなのに、休日や忙しいときでも、きちんと感のあるメイクができますよ。

肌が乾燥しやすく、潤いをキープする力が高いBBクリームもあります。その場合は、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分が含まれているかをチェック。さらに、ベースメイクで保湿力を高めたい場合は、BBクリームを顔に塗る前がポイント！化粧をする前に、乾燥しやすい部分に美容液を染み込ませます。すると、保湿力がアップしやすくなるのです。

各社から出ているおすすめのBBクリームを掲載。時短になるだけではなく、機能性にも着目して人気のある商品を選びました。

1本で仕上げることができるBBクリームで人気があるのが、プリオールです。年齢肌に対するBBクリームで、6つの働きが1つになっています。美容液、化粧下地、クリーム、コントロールカラー、ファンデーション、UVカット機能がこれ1本でケアできる商品です。SPF35・PA+++で日常使いのファンデーションとしても便利でしょう。小じわを防ぎ、保湿力をアップさせて、艶感のある仕上がりとなります。

カネボウのフレッシェルは、素肌っぽい仕上がりなのに、シミや毛穴もカバーするつくりです。乾燥が気になる方向けのBBクリームで、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれています。付けている間、保湿効果が持続するというコンセプトの商品です。紫外線をカットするための日焼け止め成分も含まれています。

コーセーの雪肌精シリーズから展開されているBBクリーム。スキンケアしながら、シミやくすみをカバーするための美容成分が入っており、美白効果を期待したい方におすすめです。1本で、美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの6つの機能を兼ね備えています。カバー力を高めながらも、すっぴん感も大切にしたい方にマッチする商品でしょう。

時短メイク用品として人気のBBクリームは、子育てで忙しい方や、共働きで時間がない方にもおすすめです。1本で多数の機能が付けられている商品が多く、手間なくメイクができます。商品によって保湿力、カバー力、肌へのやさしさ、素肌感などコンセプトが異なるため、それぞれを比較し自分に合った商品選びをしましょう。