【2022年】食洗機の選び方と工事不要のおすすめ機種5選

食器洗い機は、機能によって値段もさまざまです。そのため、どんな点を重視するか決めたうえで選ぶようにすると、迷わず決めることができますよ。

食器洗い洗浄機には、システムキッチンにビルトインするタイプと、キッチンに置く据え置きタイプの2つがあります。価格はビルトイン型のほうが高くなりやすいため、コスパで比較するなら据え置きタイプがいいでしょう。コンパクトサイズのものなら3万円台でも買うことができます。ビルトイン型は8万円台くらいですが、工事費も別途かかるため、その費用も考慮しておきましょう。

食器洗い乾燥機の電気代は、1回あたり15～17円台くらいが相場です。朝と夜の2回食器洗い乾燥機を使うなら、30円～34円はかかる計算になります。電気代が高くなりやすいのは乾燥機能で、乾燥時間が長くなるものでは電気代が高くなると覚えておいてください。電気代を抑えたい人は、省エネ機能がついているものを選ぶか、乾燥時間を目安に選ぶことをおすすめします。

基本の洗浄機能、乾燥機能のほか、製品によって便利な機能がプラスされています。より利便性の高いものを選ぶなら、機能面も重視しましょう。
例えば、節水や節電に役立つ「エコモード」機能搭載機種や、好きな時間に洗いあげられる「タイマー」機能搭載機種などが人気。機能と価格のバランスをチェックしましょう。

食器洗い洗浄機の比較でぜひ注目してほしいポイントが、工事不要か否か。
これまで食器洗い洗浄機というと蛇口を分岐させて直接水をひく分岐水洗式が主流でした。しかし、この分岐水洗式には工事が必要な場合もあり、それが理由で手を出しにくいと考える人もいたようです。
そんな工事を不要にしたのがタンク式の食器洗い洗浄機。水をそそいだタンクから給水するので水道からホースをつなぐ必要がなく、工事不要。購入したその日にすぐ使えます。
置く場所を選ばないのもうれしいですね。

食器洗い乾燥機初心者でも気軽に取り入れられる工事不要タイプの食洗機は今人気が高まっており、次々と新しい機種が販売されています。その中から、機能や価格を比較して選んだおすすめ機種をピックアップしました。

タンク式と分岐水栓のどちらでも使える2WAYタイプの食器洗い乾燥機。シロカ独自に開発した、あらゆる角度から洗う洗浄方法で美しい洗いあがりを実現。夜中でも自動的に洗浄を開始できるタイマー機能と4つの洗浄コースが搭載されています。

こちらも工事不要なタンク給水と分岐水栓給水のどちらでも可能なタイプ。背面は排水ホースと電源コードのみですっきり。水道がない場所でも使えるので、キッチンから離れた部屋でも使用可能です。カラーはブラックとホワイトの2種類あります。

付属する給水カップを使って備えつけのタンクに水を5リットル入れ、洗剤と食器を入れたらスイッチを押すだけ。3ステップの簡単操作で初心者にもおすすめ。サイズはコンパクトですが、収納は2段式。大きめのお皿から小物までしっかり洗えます。

こちらは本体とタンクが別になった、自動給水式の食器洗い乾燥機です。別に付属したタンクとホースを手動でつなぎ、タンクから給水します。本体にタンクが無い分、本体の容量が広がりたっぷり5人分の食器を収納。追加送風コースで本体内を送風し、異臭や結露を防ぎます。

こちらも本体とは別のタンクから給水する自動給水式。分岐水栓も可能な2WAYタイプです。本体にタンクないので奥行がスリム。場所をとらずに置けるのが便利です。容量は4～5人分としっかり。食器36点を一度に洗浄できます。

便利な機能も充実している食器洗い乾燥機。工事不要タイプならより手軽に使えます。以下では、食器洗い乾燥機の上手な使い方や手入れの方法などをまとめました。

食器洗い機でよりしっかりと汚れを落とすためには、食器を入れる前に、軽く拭き取ったり、流したりしておくのがおすすめ。魚の骨のような固いものは故障の原因となるので取り除きましょう。高級な漆器やガラス食器、金や銀メッキ、耐熱性がない食器など食洗機に対応していない食器もあるので事前にチェックが必要です。

食器洗い乾燥機を長く使用するためにも、ときおりメンテナンスするのがおすすめ。食べ物のかすなどがフィルターに溜まるため、ときどきブラシで擦り洗いしましょう。食器を入れず空洗いすることでも、庫内の汚れを洗うことができます。月に1回は細かなノズルを分解し掃除することで、清潔な状態を保つことができるでしょう。

食器洗い乾燥機はキッチンの水平な場所に置く必要があります。置き方は縦でも横でも設置することが可能です。たとえばキッチンカウンタースペースや、シンク横に横向きで設置する方法などがあります。置き場所が決まったら、食器洗い乾燥機が設置できるサイズか確認してください。コンパクトサイズのものでは、47×30cmくらいのスペースが必要です。さらにドアを開けたときに、蛇口に扉が当たらないかもチェックしましょう。

食器洗い乾燥機は時短家電としても優秀。取り入れる際にネックとなっていた工事も、タンク式や自動給水式なら工事不要です。ぜひ購入を検討してみてください。