カバー付きハンガーラックを選び方は?3つのポイントとDIYのテクニック
子どもがいて家族が多いと、衣類の量も多くなりがちです。そのような家庭では、すぐに衣類をかけられて収納が便利な、ハンガーラックを活用してみましょう。子育て家庭にピッタリのハンガーラックの選び方から、おすすめの商品まで紹介していきます。安価な材料を使い、DIYで手作りするテクも参考にしましょう。
ハンガーラックを購入するならこの点は抑えておこう
ハンガーラックは衣類をかける場所のため、最低限でも次の点には注意してください。子どもがいる家庭では、安全対策も重要となります。
ポールの頑丈さ・耐荷重
衣類はたくさんかけると意外と重量があるため、ハンガーラックの耐荷重をチェックしましょう。指定の重量以上に衣類をかけると、衣類の重みで転倒する可能性もあります。衣類をたくさんかける予定の場合は、耐荷重が大きいものを選んでください。
ポールの太さや丈夫さもチェックしたい項目です。選ぶならできるだけ太いポールにして、重たい衣類をかけても耐えられるようにしましょう。細いポールでは、重みに耐えられず変形してしまう可能性があります。支柱は複数でバランスよく重みを分散しているかも要チェックです。
収納できる容量
ハンガーラックは収納する衣類に合わせて、容量を選ぶ必要があります。クローゼットのようにたくさんの衣類をかけるなら、大型で周りにカバーが付いたものがおすすめです。子どもの帽子やバッグなど小物を収納したいなら、ラックの上や下に棚が付いているものがいいでしょう。アウターをちょっとかけたいときには、折り畳み式やポール式など、コンパクトなサイズのものが便利です。
省スペースでたくさんの衣類をかけたい場合は、ダブルポールタイプを選びましょう。前後で2本のポールが付いているタイプで、よく着る衣類を手前にかけて、着る頻度の少ないものを後ろ側にかけられます。
転倒防止の機能の有無
キャスター付きのハンガーラックは移動が楽ですが、そのぶん手前に転倒する可能性があります。キャスターをしっかり固定でき、転倒しにくい形状になっているかも確認するようにしましょう。前後で衣類をかけるダブルポールでは、手前に倒れにくいかも確認してください。
ハンガーラックカバーを選ぶポイント3つ
大切な衣類をホコリから守るには、ハンガーラックカバーの選択が必要です。カバーがもともと付いているものや、別途買い足すものなど種類があります。
用途でサイズを選ぼう
クローゼットのように使いたいなら、きっちりと閉められるファスナー式が便利です。ファスナーを閉めておけば中身が見えることがありません。ただしラックとカバーがセットになったものが多く、ファスナーの故障ではラックごと買い替える必要があります。
よく衣類を出し入れするならカーテン式や巻き上げ式が便利です。フルオープンにできるため、中の衣類がよく見えるメリットがあります。ラックを開放しておけば、衣類を出し入れしやすしやすいでしょう。ファスナーの故障がなく、長持ちしやすい特徴があります。
ブランドで選ぼう
インテリアにこだわりたい方は、ブランドから選ぶ方法があります。おすすめのブランドを紹介します。
IKEAのハンガーラックは、安価なファスナータイプが売られています。コンパクトなサイズで子ども部屋にもピッタリでしょう。テントから発想を得た商品で、テント製造業者と一緒に考えました。軽くて持ち運びもしやすく、不要なときはクルクルとまるめられる商品です。
無印のハンガーラックは、パイン材ユニットシェルフにカバーがかけられます。カバーは別売りのため、用途に合わせて使い分けができます。棚を加えてラックにも作り替えることができて便利です。
値段で選ぼう
ハンガーラックといっても安いものから高いものまであるため、用途に合わせて使い分けてください。安価なものは玄関のアウターかけに便利で、リビングで使う場合は見た目にもこだわる少しお値段が張るもの、子ども部屋には安価なもので済ませてみましょう。
ハンガーラックをDIYする方法
市販のハンガーラックで気に入ったものがなければ、自分で手作りする方法もあります。安価な材料を使って作ることができるため、安く済ませたい方にもおすすめです。
DIYで必要なモノ
DIYでおしゃれなハンガーラックを作るなら、ダイソーやセリアで売られている安価な材料を組み合わせてみましょう。
・すのこ
・セリア アイアンバー
・ダイソー メタルラック
・1×4材
これらの材料を好みで用意しましょう。
作業手順
しっかり丈夫に作りたい方は、1×4をホームセンターで購入してください。ホームセンターの木材カットサービスを利用し、好みの大きさに切りましょう。木材と木材の繋ぎには、L字の留め具を使うと簡単でしっかり固定できます。4隅をそれぞれ金具とネジを使って固定してください。
四角の箱ができあがったら、セリアで売られているアイアンバーを、横2列に2本取り付けます。レトロな雰囲気のバーのため、リビングにもなじむデザインです。軽いものならかけられますから、子ども服用のハンガーラックとしてどうでしょうか。
DIYにおける注意点
DIYで手作りすると左右にがたつきやすいデメリットがあります。左右に箱がゆがみやすい場合は、サイドから補強ネジを打ちましょう。すのこで作った場合も強度が足りない場合があるため、その場合は背板を通すなどゆがみ防止対策をしてみてください。
まとめ
ハンガーラックは見せる収納としても、カバーを付けて隠す収納にもなります。ちょっと衣類をかけるのにちょうど良く、子どものアウターやバッグをかけるためにも重宝するでしょう。さまざまな商品が売られているので、じっくりと比較して家庭に合ったものを選んでみてください。
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