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2018年09月26日 14:05 更新

家計簿の項目選びでお金の貯まり方が変わる!?上手な付け方

教育費のためにお金を貯めようと考える家庭では、家計簿をつけることを考えるのではないでしょうか。しかし、家計簿といっても市販のものは項目がバラバラで、どんな項目を選ぶべきかは迷ってしまいます。お金を貯めるために選びたい家計簿の項目を紹介しましょう。

家計簿の項目何をつければいい?

Lazy dummy

家計簿にはどんな項目を設けると貯金が増えるか気になるところです。絶対に入れたい項目もあれば、それほど重要ではない項目もあります。

家計簿に重要な項目とは?

市販の家計簿には自由に項目を増やせるものもありますから、使っているとついつい項目が増えすぎてしまうことがあります。重要となる項目は4~8種類と少ない数となるはずです。管理が必要な項目は最低限入れて、お金の管理をしやすくしましょう。

子育て中の家庭では、食費、日用品費、娯楽費は必須項目です。またはざっくりと項目を分ける方法では、固定費、必要費、浪費と分けます。固定費とは家賃、光熱費、通信費、新聞代など、毎月必ず発生する支出のことです。必要費とは、食費や日用品など避けられない費用を入れましょう。浪費とは衣服やレジャーなど、なくても生活できる費用です。

細かく分けた方が良いの?

家計簿は最初から細かく分けすぎると、項目が複雑になります。何をどの項目に入れるのかが分かりにくく、家計簿が挫折する原因でしょう。細かく項目を設けると日用品に1万円、食費に3万円など予算を決めやすいのですが、ちょっとずつ予算オーバーとなると管理が大変になります。

それよりも4~8種類に項目を絞ることで、予算管理がしやすくなります。固定費である程度の予算を決めておきながら、毎月のちょっとした出費は娯楽費や特別費の項目に分けてしまえばいいでしょう。娯楽費は子どもとでかけて買った自販機のジュースや、100円ショップで買った小物、レジャーでも低予算で行けるところを含めます。特別費は高額になりやすい、食費など固定費以外のものを入れましょう。

必要な項目を見極めよう

家計簿をつける目的は、何にどれだけの費用を使っているのか把握するためです。出費となる項目をざっくりと選び、貯蓄と合わせて合計100%になるよう調節します。たとえば30万円の手取りを100%とすると、食費が15%で4.5万円、住居費が25%で7.5万円、光熱費が6%で1.8万円~のように割り振りが可能です。

子どもが小さいと教育費や食費は少なくて済みますが、その代わり共働きが難しく収入が低く、全体の割合も減らす必要があります。子どもが中学生になると、食費や衣服、教育費の割合が高くなるため、通信費や保険料などどこかで少しずつ削るよう調節しましょう。この割合を元に家族構成に合わせて必要な項目を取り入れてください。

家計簿のつけ方、アナログ派?デジタル派?

Lazy dummy

以前は家計簿と言えばアナログなもので、自分で手書きするのが一般的でした。今はデジタルでの処理もできるようになったため、どちらを選ぶべきか迷っている人もいるでしょう。

どちらが継続できるのか

自分なりに予算管理がしやすいなら、アナログでもデジタルでも続けられます。続けられないのは、項目が多すぎて何をどこに入れていいかわからない場合や、機能が複雑すぎて使いにくいなどの理由が考えられます。有名な家計簿ソフトほど高機能で、一般の主婦では扱いにくいこともあります。

家計簿の項目が多いと手書きは大変

家計簿で最も重要視したいのが、項目がシンプルで使いやすいことです。家庭によって好きなように項目が追加でき、逆に要らないものは簡単に削除できると便利でしょう。あえて手書きの家計簿を選ぶなら、記入する項目が少ないものがおすすめです。いちから手書きで線を引き項目を追加していく方法は面倒ですから、市販のシンプルな家計簿で試してみましょう。

その点、家計簿ソフトやアプリなら、初期設定で普段多く使う項目を自分流に足すことができます。家計簿では食費や日用品費が最も多く、娯楽や衣服、医療なども項目で足すことができると便利です。

デジタルだと実感が湧かなく続かない?

デジタルでの家計簿では、スマホアプリを利用してみましょう。マネーフォワードなどのアプリを使うと、外出先でお金を使ったらすぐ入力できます。レシートを撮影するだけで管理できるものや、銀行口座やカードを登録できて貯蓄の管理も一緒にできるものもおすすめです。

市販の家計簿ソフトは多機能で使いにくい方は、パソコンで好きな項目を加える方法がおすすめです。計算が自動なので、入力するだけで手間がありません。数値を利用しグラフ化もできて、何にどのくらい使っているかを目で確認できます。

おすすめの家計簿アプリ3選

家計簿が苦手な方でもストレスなく実行できる、おすすめのアプリを紹介いたします。参考にしてみてください。

■Zaim

家計簿に挫折した84%が続けられると回答した人気のアプリです。レシート撮影機能や、銀行やクレジットカードなども一括で管理でき、多機能型の無料アプリとして人気があります。また、よく行くお店のセール情報も配信してくれるのが嬉しいところ。

●App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BFzaim-%E4%BA%BA%E6%B0%97-%E3%81%AE%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BF/id445850671?mt=8

●Gogle Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.zaim.android&hl=ja

■Moneytree

シンプルなデザインが見やすく、女性に人気。銀行やクレジットカード、ポイントカードなどの一元管理ができて便利なアプリです。無駄使いが一目でわかる機能も付き、節約重視の人におすすめの一つです。

●App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/moneytree-%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BF%E3%82%88%E3%82%8A%E6%A5%BD%E3%83%81%E3%83%B3/id586847189?mt=8

●Gogle Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.moneytree.moneytree&hl=ja

■マネーフォワード

人気がある家計簿アプリの一つです。レシート読み取り機能や、家計の無駄を自動でお知らせしてくれる機能もあります。また家計簿だけでなく、保険に関する記事なども見ることができて、日々忙しいママに便利なアプリです。

●App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89-%E8%87%AA%E5%8B%95%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%81%A7%E7%B0%A1%E5%8D%98-%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%AE%E5%AE%B6%E8%A8%88%E7%B0%BF/id594145971?mt=8

●Gogle Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.moneyforward.android.app&hl=ja

まとめ

お金を貯めたいと思ったら、収入に対し出費がどのくらいか知る必要があります。使っているお金を見えるようにするためです。最初から細かい項目を設け過ぎると、分類がわかりにくく続きにくいでしょう。最初はざっくりと分ける方法や、手間のないアプリなどを活用してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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