主夫でも失敗しない時短家事の3つのコツ
主夫として、家事や育児に奔走する人におすすめしたい時短でできる家事の方法をご紹介。いまの主夫の現状と共にお伝えします。主夫として働くメリットとは?いま主夫の人も、これから主夫になる人も、ぜひチェックしてください。
増える「主夫」という選択
「主夫」という言葉が認知されるようになった今、妻の扶養に入っている男性は11万人にのぼります。時代は変わり、妻が働きに出て、夫が家のことをメインにするというスタイルは珍しくなくなってきました。女性側も外で働きたい人や、男性側も家事をメインにしたいと考える人など、さまざまなライフスタイルが増えています。今は、男性も外で働くか、中で働くか選べる時代になったといえるでしょう。
主夫になるという選択をした人も、ただ家事が好きという理由だけではなく、働きすぎによって病気になってしまった、妻の転勤によって決めたという人など、さまざま。主夫になるのは、逃げ道ではなく、ひとつの家庭における選択肢となっています。
妻が外に働きに出た方が収入はアップする?
妻が外で労働した場合、世帯総収入が1億円~2億円ほど増えると言われています。女性の社会進出が当たり前になっている今では、ポジションが確立され、成果や働く姿勢によって給与に反映されやすくなっています。そのため、妻が外で働き、夫が家事というパターンでも、収入に大きな差がでないケースが増えてきています。
主夫界のスター・宮内崇敏さんとは?
専業主夫で最も有名な人と言えば「宮内崇敏さん」ではないでしょうか。宮内さんはブログ「カタルエ」で記事を書いており、アクセス数は月20万人以上と、主婦・主夫から注目を集めています。現在では、主夫のかたわら他の仕事も行って収入を得ているようす。
宮内さんが主夫になると決めたきっかけは、仕事で体調を崩してしまったこと。大学卒業後に有名企業に入社した宮内さんは体調を崩し、会社を退職。次の会社に就職するも、体調は治らずやめることになったそう。そこで、奥様と相談し主夫になるという選択をします。今では、家事・育児以外にも町内会の役員や家具の修理など、家庭内外で主夫として活躍されています。
専業主夫は効率よく家事をする事が大事
専業主夫だからこそ、効率よく家事を出来る方法をまとめました。
男性ならでは? 超効率重視、時短家電を有効活用
最近では、お掃除ロボット・ルンバ、ブラーバなど家事を手伝ってくれる家電も展開されています。また、ブードプロセッサー、食洗機、高圧洗浄機なども。そういった、時短につながる便利な家電を積極的に使っていくのも、男性ならでは家事術といえます。また、背が高く、力仕事が得意なため、高さを使った効率的な収納方法を考えたり、DIYができるのも特徴といえます。
余計なものは置かない
家事の効率化のために『余計なものは置かない』というものがあります。部屋の中に花などを飾ることで、室内が華やかになりますが、逆を言えば水替えの手間を増やしているだけとも言えます。結婚記念日など、夫婦にとって特別な日であればともかく、日常的に花を飾るということをしない主夫も多いそう。生活導線を考えたうえで、必要のないものを積極的に取り払うことで家事の時短に繋がります。
目標を設定しよう
目標を設定して、家事に取り組む主夫も。例えば、お昼までに掃除と洗濯を終わらせておく、などいつまでに何を終わらせるべきかを把握したうえで取り組むと、作業に集中しやすいです。家事をスケジュールで管理するといったことを行っている人もおり、オンオフの切り替えをしながら回していくと取り組みやすいでしょう。
まとめ
ここで主夫の現状と、時短家事の方法をご紹介しました。現在では、有名人も主夫になる人もいたり、本を出版したりと認知が高くなっています。それによって、男性が家事をするという考えから、共働き世帯の男性が家事に協力する傾向も高まっているよう。今後、家庭スタイルのいち選択肢として、主夫は、ますます広がっていくことでしょう。