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2017年12月31日 19:53 更新

洗濯機を使ってもブラジャーが型崩れしない洗濯方法とは?

ブラジャーをうっかり普通に洗濯してしまい、ダメにしてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。洗濯方法を間違えると装飾が取れたり、ワイヤーがダメになったりします。そのような経験をした方は、もう一度正しいブラジャーの洗い方と、干し方を確認してみましょう。

ブラジャーを洗う時の理想は手洗い

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そもそもなぜブラジャーは手洗いが必要なのか疑問を持つ方もいるでしょう。ブラジャーを洗濯機で洗うべきか、手洗いにするべきか迷ったらチェックしてみてください。

何故、手洗いが良いのか

ブラジャーを手洗いする理由は、洗濯機で洗い続けていると、生地がよれよれになり、ワイヤーがダメになってくるからです。サポート力が落ちれば、胸を支える力がなくなっていき、ブラジャー本来の機能を失っていきます。洗濯機で洗うことはつけ心地が悪くなるだけでなく、機能性も低下させる原因だからです。

ブラジャーの正しい手洗い方法

ブラジャーは洗面器を使って手洗いしていきましょう。洗面器にぬるま湯と洗剤を入れて溶かします。ブラジャーを洗剤に浸したら、軽く振って汚れを落としましょう。肩ひもなど汚れが付着しやすい部分は、揉み洗いをして落とします。ブラジャー全体を揉む洗い方やねじる方法は、型崩れの原因となるため避けてください。

そのまま5~10分ほど洗剤液に浸しておきましょう。時間が経ったらすすいで、泡が出なくなるまで繰り返します。洗剤が残っていると黄ばみの原因となりますから、洗剤の残りに注意してください。大きめのタオルを用意しブラジャーを優しく包み込んで、水分を拭き取ったら洗濯は終了です。

洗濯でブラジャーの型崩れを防ぐ方法

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毎回手洗いするのは大変という場合もありますから、ブラジャーを洗濯機で洗う方法も紹介します。洗濯機で洗うときにはいくつかの注意点を確認してください。

洗濯表示を確認

ブラジャーを洗えるか、まずは洗濯表示をチェックします。シルクが使われているものなどは、洗濯機で洗えないものがあるため注意が必要です。桶のマークがついているものは洗濯機で洗うことができ、桶のマークにバツがついているものは洗えません。多くの場合は手洗い表示となっています。

●消費者庁ホームページ「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161104_0001.pdf

ホックは止める

洗濯機でブラジャーを洗う前に、ホックはすべて止めます。ホックの金具がレースなどに引っかかるのを防ぐためです。ホックを外した状態では、生地を引っ掛けダメージの原因となります。

ブラジャー専用洗濯ネットを使う

洗濯ネットにはブラジャー専用のものが売られています。カップがつぶれないよう立体形状になっているもので、ブラジャーを畳んで入れることができる商品です。通常の洗濯ネットだと、カップがつぶれてしまう可能性があるため避けます。

洗濯物を詰め込みすぎない

ブラジャーを洗う際には、一緒に洗う洗濯物の量にも注意しましょう。たくさん洗うと、洗濯物の重みでカップがつぶれてしまう可能性があります。洗濯機の中で衣類が泳ぐくらいの量を心がけてください。

「ドライコース」or「手洗いコース」

洗濯機のコースは、ドライコースか手洗いコースを選びます。これらのコースは水流が少なく、ブラジャーの摩擦を防ぐことができる方法です。脱水時間も短く、ブラジャーの型崩れを防ぐことができます。

パッドは別々に洗濯

ブラジャーにパッドがついている場合は、汚れ落ちがしやすいよう取り外します。洗濯ネットに一緒に入れて洗ってください。取り外すと洗剤が全体にいきわたりやすく、乾きやすくなります。

脱水は短時間で済ませる

洗濯機の脱水は1分くらいの短時間で済ませます。ドライや手洗いコースを選ぶと、自動的に脱水時間を短くできるため確認してください。

ブラジャーの干し方は?

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ブラジャーを優しく洗ったら、次は干し方の確認です。少しでもダメージがかからず、型崩れを防ぐ干し方を実践してみましょう。

陰干しが基本

ブラジャーはデリケートな素材が使われていることも多く、陰干しが基本となります。直射日光に当てると変色の原因となるため避けるようにしましょう。屋外に干す際には、周りをタオルで覆うと目隠しとなり、同時に直射日光からもガードできます。

ストラップに負担を掛けない

ブラジャーの肩ひもをハンガーにかけて干す方もいますが、このやり方だとストラップに負担が掛かります。肩ひもが伸びてしまう原因となるため避けましょう。アンダーバストを上にして、ピンチで挟んで干すのが正解です。アンダーは伸びにくい素材でできているため、上にしてもダメージがかかりません。ハンガーはパンツやスカートを干すためのものを使うと、ピンチが付いていて便利です。

畳んで収納はNG

ブラジャーを収納する場合は、2つに折り畳んで収納する方もいるでしょう。長く使うつもりなら、畳まずに収納するようにしてください。ホックを止めて肩ひもを中に入れ、そのままの状態で並べるように収納します。ブラジャーが数枚収まるケースを用意しておくと、重ならず収納しやすいでしょう。

まとめ

ブラジャーは胸をホールドして形を保つための下着ですから、型崩れしにくい方法で洗いましょう。手洗いが基本となりますが、子育て中の方で手洗いしている暇がないという方は、紹介した洗濯機の洗い方を試してみてください。これらは手間はかかりますが、ブラジャーを長く使うために実践しましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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