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2018年12月28日 12:01 更新

なぜゴミ屋敷になってしまうの?原因や片付ける方法を紹介

ゴミ屋敷はテレビ番組でみかけることがありますが、密かにゴミが捨てられずゴミ屋敷になってしまう方は少なくないのです。自分の家がゴミ屋敷かもしれないと思ったら、その原因や解消方法をチェックしてみてください。

ゴミ屋敷になってしまう原因とは

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ゴミ屋敷になってしまうのにはちゃんと原因があります。なぜゴミ屋敷になるのか疑問を持っている方は、次の要素をチェックしてみましょう。

買い物依存症

ストレスを発散しようとして買い物をしてしまうと、それがエスカレートして買い物依存症になってしまう可能性があります。必要のない物まで買ってしまうため、当然部屋には物があふれるでしょう。そのような状況では自分一人で片付けもできなくなり、ゴミ屋敷となってしまう方も少なくありません。

物を捨てられない精神

ゴミ屋敷となる人の特徴は、必要以上に物を捨てられないという気持ちがあります。取っておいたら後で何かに使えるかもしれないという気持ちがあり、他人から見たらゴミとしか思えない物まで取っておくのです。その背景には過剰なもったいない精神が隠れており、結果的にゴミ屋敷となってしまうのです。また、物が捨てられない方は高齢者に多く、場合によっては認知機能の低下も疑う必要があります。

収集癖

心を満たすために収集癖がある方も少なくありません。最初は何かをコレクションする程度だったかもしれませんが、それがだんだんとエスカレートしていき、ゴミのような物まで集めてしまう傾向があります。

孤独を紛らわすため

ゴミ屋敷になる背景には、孤独感を紛らわせるためという理由があります。実家から離れて一人暮らしをしている若い女性にもみられていることです。誰にも認められない不安や、一人での孤独感を物で囲まれていることで紛らわせています。

近隣に迷惑をかけるゴミ屋敷

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ゴミ屋敷は周りの住人にも迷惑をかける可能性があることを知りましょう。どのような問題が発生するのか解説していきます。

悪臭被害

ゴミ屋敷は生ゴミも長期間放置されていることが多く、悪臭問題となります。家の中が悪臭を放つのはもちろんのこと、家の外まで臭いが出ることもあるのです。

景観を損なう

ゴミ屋敷の住人は、部屋に物が散乱しているだけでなく、屋外にも物を溜め込むことが多いようです。アパートやマンションの共有スペースに物が増えていき、戸建てでも道路まで物があふれてしまうことがあります。そのような状況では当然景観も損なうでしょう。

火災がおきる可能性

物があふれていると、どこから火災が発生するかわかりません。調理する際に火が燃え移ることや、ライターによる火災事故の恐れがあるでしょう。屋外に物が多数置かれていると、放火のリスクがあります。

害虫被害

生ごみを長期間放置していると、ハエの発生リスクがあります。ゴミが多ければゴキブリが住みつき、増えてしまう可能性もあるでしょう。

ゴミ屋敷を片付ける方法

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ゴミ屋敷となっても、どのように片づけたらいいかかわらない方もいるでしょう。次のような片付けなら、早急にゴミを処分しやすくなります。

親族などに手伝ってもらう

ゴミ屋敷では、多くの場合他人には知られたくないと思うはずです。まだ個人レベルで対処できるようなら、親戚に頼んでみましょう。親や兄弟を頼る方法や、子供がいる家庭なら夫や子供を巻き込んで片付ける方法があります。

業者に依頼する

業者に依頼すれば、まとめてゴミの処分までやってくれて便利です。ゴミが大量にあふれている場合や、自分たちではどうにもできないゴミ屋敷であれば、業者に相談して対応してもらうというのも良いでしょう。

業者に依頼する際の注意点

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ゴミ屋敷がエスカレートしてしまい、自分たちでは対処できない場合に頼りになる業者の存在。その片付け業者の実態を紹介します。

ゴミ屋敷を掃除してくれる業者は?

ゴミ屋敷の掃除をしてくれる業者は、便利屋、何でも屋、遺品整理業者、不用品回収業者などが挙げられます。ゴミ屋敷を専門に片付けてくれる業者も利用が可能です。

料金相場は?

料金相場はゴミの量で決まってきます。軽トラック2台で作業員が2名なら50,000円くらい、2トントラックと作業員3名なら100,000円くらいが目安です。室内にあるゴミが人の胸の高さまである場合は作業が1日がかりとなるため、150,000円はみておきましょう。

悪徳業者を見抜くコツは?

ゴミ屋敷の掃除を業者に依頼すると、思わぬ高額な料金が発生することがあります。悪徳業者を見抜くためには必ず事前に見積もりを取ってください。回収後に特別料金が発生しないかも確認しておきましょう。必要にリフォームを勧めてくる業者も避けるべきです。

まとめ

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ゴミ屋敷になってしまった家庭は、ここで紹介した方法で解消してみましょう。自分一人では対処することが難しい場合には、家族や業者を頼ってみるのがおすすめです。業者は手慣れたものでどんなゴミ屋敷でも対処してくれます。いざという時の頼りになる存在ですので、困った時にはぜひ相談してみましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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