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2024年06月24日 07:15 更新

「植木算」を座席とケーキで考えよう|中学受験算数きほんの「き」!#2

算数は正直いって苦手・もう忘れちゃったという保護者の方も、お子さんと一緒にチャレンジしよう!ママさん算数講師・さち先生が、中学受験算数の単元のひとつ「植木算」をイラスト図とともに楽しく解説します。クイズ形式の問題を解くうちに、親子で「算数って面白い!」と思えること間違いナシですよ。

新幹線の座席とひじかけの関係は?

みなさんはゴールデンウイークにどこかへお出かけされましたか?

私は新幹線に乗って実家へ帰省しました。

さて、ここで新幹線の座席を思い浮かべてみましょう。

新幹線には、2列の座席と3列の座席があります。

座席にはそれぞれひじかけがついていて、

2列の座席にはひじかけが3つあります。

3列の座席にはひじかけが4つあります。

座席の数とひじかけの数は1つ違い
座席の数よりひじかけの数のほうが1つ多い


という関係があることに気が付きましたか?

この「座席の数」と「ひじかけの数」の関係が植木算の基本なんです。

映画館の座席について考えよう

次に、映画館の座席について考えてみましょう。

映画館の座席も

座席の数とひじかけの数は1つ違い
座席の数よりひじかけの数のほうが1つ多い

という関係になっています。

これを踏まえて問題にチャレンジです!

<問題1>

(1)ある列のひじかけの数は21個でした。この席の座席はいくつありますか。

(2)ある列のひじかけの数は9個でした。1つの席の幅が50cmだとするとこの列の幅は何mですか。

ただしひじかけの幅は考えないものとします。

(1)の解説です。

(1)座席よりひじかけのほうが1つ多いので、ひじかけの数から1引くことで座席の数が分かります。

21-1=20

答え. 20席

(2)は座席の数を求めるところからやってみましょう。

(2)まずは座席の数を求めます。

座席よりひじかけのほうが1つ多いので、座席の数は

9-1=8

1つの座席の幅が50㎝なので、列の幅は

50×8=400(㎝) 400㎝=4m

答え. 4m

ケーキにろうそくといちごを飾ろう

次の問題は誕生日のシーンを想像しながら考えていきましょう!

<問題2>

明日はさつきさんの10歳の誕生日です。

ケーキに10本のろうそくを立てて、ろうそくとろうそくの間にはいちごを飾ることにしました。

(1) 丸いケーキの上に円形にろうそくを立てる場合、いちごは何個必要ですか。

(2)ロールケーキの上にろうそくを1列に立てる場合いちごは何個必要ですか。

(1)丸いケーキの上に10本のろうそくを円形に立てたイメージ図がこちらです。

ろうそくとろうそくの間は10か所ありますね。

ここに1つずついちごを飾るので、いちごは10個必要とわかります。

答え. 10個

(2)ロールケーキの上に、10本のろうそくを1列に立てたイメージ図がこちらです。

ろうそくとろうそくの間は9か所ありますね。

ここに1つずついちごを飾るので、いちごは9個必要と分かります。

答え. 9個

「ろうそくを10本立てる」という点は同じなのに

円形に立てるといちごは10個
1列に立てるといちごは9個


と、ろうそくの立て方によって必要ないちごの数が異なりましたね。

これも植木算の重要な考え方の1つです。

まとめ

植木算というと、「木を植える問題」と思われがちですが(もちろんそれも多いのですが)

新幹線や映画館の座席とひじかけ
ケーキに飾るいちごとろうそく


のように、私たちの身近な場面にも植木算の考え方が隠れています。

お子さんと一緒に植木算の例を探してみてください。

また、植木算は問題文に書かれている内容を具体的にイメージすると、状況が把握しやすくなります!

お子さんが植木算の問題で迷ってたら、図を書くように促してあげるのがおすすめです。

何を聞かれているか・どう計算するとよいかが見えてきますよ。

中学受験ナビの連載『中学受験算数きほんの「き」!』の記事を、マイナビ子育て編集部が再編集のうえで掲載しています。元の記事はコチラ

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