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【助産師解説】赤ちゃんが寝返りするのはいつ?目安時期と練習、注意点

【助産師解説】赤ちゃんが寝返りするのはいつ?目安時期と練習、注意点

赤ちゃんが寝返りを始める時期や、遅いときの対応について助産師が解説します。寝返りをしたがるような様子が見られたときのサポートや注意点についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。


この記事の解説助産師
佐藤 裕子先生
日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院の総合周産期母子医療センターで10年勤務。現在は助産院マタニティハウスSATOにて、妊娠から出産、産後のトータルケアを担っています。「日々ママや赤ちゃんに寄り添い、笑顔になってくれるのが何よりのやりがいです 」

赤ちゃんが寝返りする一般的な時期

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同年代の赤ちゃんが寝返りできるようになったのに自分の子はまだだったり、「私の子は〇ヶ月でできたよ」なんて話を聞いたりすると、まだできないことに焦りを感じるかもしれません。発達に何か問題が? と、心配になるママも少なくないでしょう。赤ちゃんが寝返りをし始める目安時期と、それより遅いときの原因や対応についてお伝えします。

赤ちゃんの寝返りはいつから?

厚生労働省の乳幼児身体発育調査[*1]によると、多くの赤ちゃんが寝返りできるようになる時期は4ヶ月を過ぎた頃~6ヶ月頃となっています。ただ、これは言葉通り「多くの子どもができるようになる時期」であって、絶対にできなければならない時期ではありません。

なお、ここでいう「寝返りができる」とは、仰向けからうつ伏せに代わることができることを指します。
寝返りに限らず、赤ちゃんの発達スピードには個人差があります。

寝返りに関しても7ヶ月になってできる子もいれば、それより遅くて9~10ヶ月頃になって初めてできたという子もいます。上記はあくまでも目安なので、この時期にできるようにならなければ! と神経質になる必要はありません。

赤ちゃんの準備が整うまで、そのタイミングを待ってあげましょう。

寝返りが遅い、できないのは問題?

寝返りは、首すわりや一人座り、はいはいなどとともに運動発達を観察する項目のひとつで、6~7ヶ月健診の項目に入っています。

とはいえ、この頃にできなかったからといって大きな問題になるわけではありません。前述のとおり発達スピードは赤ちゃんそれぞれなので、焦らずにその子なりのタイミングを待ってあげることが大切です。

健診時に他の発育や発達に特に問題がなく、様子を見るよう言われたのであれば、あまり心配することはないでしょう。

ただ、目安時期を大幅に過ぎているのに、したがる様子すら見られないなど、気がかりな点があるときはかかりつけの医師や地域の保健師さんに相談してください。

寝返りが遅くなる原因があることも?

赤ちゃん自身の発達の問題ではなく、外的要因によって寝返りが遅くなっている可能性もあります。たとえば、布団がやわらかい、ベッドの幅がせまくて寝返るスペースがない、厚着や窮屈な服で動きにくいなどは、寝返りをしにくくする主な要素となります。

実際に、温かい季節になり薄着になったら急に寝返ったという事例もあります。思い当たる部分があれば、そのような要素をとりはらってみると寝返りを促すことができるかもしれません。

ただ、冬なのに寝返りさせようと薄着にさせて、風邪をひいてしまっては元も子もありませんよね。条件がそろえば自然とできるものなので、適切な判断でやりやすい環境を整えてあげましょう。

寝返りの練習は? サポートのやり方について

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寝返りが遅いときは練習させた方がいいのでしょうか?ここからは、寝返りの練習方法と注意点についてお伝えします。

寝返りの意欲が見えたらお手伝いしてみよう

赤ちゃんの発達・発育は、筋肉や神経の発達とともに進みます。体の準備が整えば自然と寝返りするようになるので、まだ寝返りの兆候が見られないのに無理やり練習させる必要はありません。体をひねるなど寝返りしたいような様子が見られたら、ちょっとお手伝いしてあげるのはいいでしょう。

体の使い方がわからなくて手間取っていることもあるので、サポートしてあげることでコツをつかみ、スムーズにできるようになることもあります。

寝返りのサポート方法

下半身をひねろうとする動きが見えたら、タイミングが来たというサイン。ひねろうとしている脚にやさしく手を添えて、動作をサポートしてあげましょう。

自力で下半身をひねられるようになったら、上半身に手を添えて寝返る方向にやさしく押してあげてください。このとき、無理に寝返らそうとしてはいけません。あくまでも体の使い方を知るサポートなので、ちょっと手助けしてあげるだけで、最後は赤ちゃんが自分の力で寝返るよう促してあげましょう。

寝返りする頃の注意点

寝返りしたがる様子が見られたら、何よりもまず赤ちゃんの安全対策を心がけましょう。気をつけたい主な注意点についてお伝えします。

周りに危険なものがないか確認を

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昨日までできそうでできない……という状態だったのに、何が変わったのかいきなり寝返った!という感じで、赤ちゃんはあるタイミングで突然寝がえりを成功させることもあります。寝返ろうとする動作が見られたら、いつ寝返りしてもいいように対策しましょう。

体をひねったりうつぶせたときにぶつかってケガをしないよう、赤ちゃんの周りは常に片づけてください。テレビ台やテーブルなど、角があるものの近くに寝かせないよう注意することも大切です。

また、体をひねったりうつぶせになると、あおむけでは手がとどかなかったものをつかめることも。ここなら大丈夫と油断せず、ケガや誤飲の危険があるものはできるだけ遠くに置いたり、片づけるようにしましょう。

段差があるところには寝かせない

ソファはもちろん、階段など段差があるところの近くに寝かせないようにすることも重要です。ベビーベッドは必ずガードをし、大人用のベッドにも一人で寝かせておかないよう注意しましょう。

まだ寝返らないように見えても、足に力がついて強く蹴る、ひねるなどさまざまな動きができるようになると、気づいたら思いもよらない場所まで移動していたり、体の向きが逆になっていることもあります。

常に万が一を念頭におき、赤ちゃんの安全確保に努めましょう。

窒息にも注意を

寝返りし始めたばかりの赤ちゃんは、うつぶせになれても自力であおむけに戻ることはまだできません。前でも説明しましたが、寝返りは突然成功します。いまかいまかという時期は、赤ちゃんを常に目がとどくところに置き、寝返ったらすぐ対応できるようにしましょう。

また、やわらかい布団や枕など、窒息の危険があるものを近くに置かないようにすることも大切です。

まとめ

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一般的に、赤ちゃんは4ヶ月を過ぎた頃から6ヶ月頃に寝返ることが多いようです。とはいえ、発達のスピードには個人差があるので、この時期にできないからといって大きな問題があるわけではありません。たとえ遅くても、のんびりとかまえて赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。

寝返るような仕草が見られたら、やさしく手を添えながら軽くサポートして体の使い方を教えてあげるのはいいですね。7ヶ月を過ぎても寝返る気配がなく心配なときは、一度かかりつけの医師に相談してみてください。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:佐藤裕子先生)

※画像はイメージです

参考文献
[*1]厚生労働省「平成22年 乳幼児身体発育調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/73-22-01.pdf

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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