幼稚園の運動会を楽しむには?お弁当や場所取りのコツ、服装、便利グッズをチェック
待ちに待った幼稚園の運動会!家族みんなが楽しく過ごすには準備が色いろ必要ですが、特に大変なのが「当日の場所取り」です。今回は、場所取りのコツを中心に、簡単で見栄えのするお弁当の工夫などもご紹介しています。ぜひ、運動会当日を楽しく望めるヒントを見つけてくださいね!
幼稚園の運動会の特徴は?主なプログラムと開催時期・時間
一般的な幼稚園の運動会の場合、大まかな一日のプログラムは次の通りです。
1.入場行進
2.開会式
3.準備体操
4.リズム表現や各学年の競技
5.親子競技
<親子で昼食タイム>
6.各学年の競技
7.年長さんの競技やリレーなど
8.閉会式
午前中で終わりの幼稚園の場合は、上記の順番で内容を少なくして行われていることが多いようです。
幼稚園の運動会ではどんな競技をするの?
「リズム表現」や、親子の絆を深めてもらう目的の「親子でできる競技」は定番ですね。また、応援が盛り上がる、「かけっこ」や「リレー」は、どの学年にも入っていることが多いです!
【年少さん】
・リズム表現
・親子でお買い物競争
・かけっこ
リズム表現などの見て楽しめるプログラムのほかに、親子でできる簡単な競技をする園が多いです。ルールのある遊びを理解しはじめた年少さんならではのプログラム構成になっています。
【年中さん】
・リズム表現やダンス
・障害物競争
・デカパンリレー
・親子で乗り物競争
・徒競走
年中さんになると体力がついてくるので、体を使う競技が増えます。また、お友達と喜びを共感する競技や、親子で力を合わせて競う競技を取り入れている幼稚園もあります。
【年長さん】
・クラス対抗でのリレー
・移動玉入れ
・デカパン親子競争
・大玉ころがし
年長さんにとっては幼稚園で最後の運動会なので、下の学年のお手本となるような競技を用意するる園が多い傾向にあります。
年中さん年少さんに「年長さんはやっぱりカッコイイ」と見てもらえるリレーは、とても盛り上がりますよ。
※参考例をいくつかあげましたが、実際の競技はその幼稚園によって本当に様々です。
一般的な開催時期と時間帯は?
【開催時期】
過ごしやすい季節の5月や、猛暑をさけた秋の10月頃の開催が多いです。
秋開催の場合は、年少さんも幼稚園の生活に慣れてきた頃でもあり、お友達とのきずなも出来上がってきている時期ですね。
【開催時間】
朝9時から始まり15時ころ終わるパターンと、園児と保護者の負担を考え午前中で終わりとなるパターンに分けられます。お弁当なしという園も、最近ではとても増えてきています。
運動会の大きな悩み!場所取りのコツと注意点
朝早くから並んだり、体をはった努力が必要だったり。
「運動会の場所取りをどうしよう…」と悩まれる親御さんは本当に多いです!
そんな場所取りを成功させるには、家族のチームワークがポイントになります。
パパは早朝から場所取りへ行き、ママはお弁当の仕上げやその他の準備をするといった、「役割分担」を意識しましょう。
いい場所を取るためのコツとは?
朝早く並んだからと、ついつい最前列を目標に場所取りをしてしまいがちですが、これには注意が必要です。
なぜなら、競技をする園庭中央に近い場所は1日を通して日なたの場所が多く、炎天下の中で一日中過ごす感じになってしまうからです。
そういった事態を防ぐには、「日陰の場所取りを最優先にして、自分の子が出る種目だけ見やすい撮影スペースへ移動して見学する」といった方法も検討しましょう。
また、ご年配の方も一緒に観戦される場合は毎回の移動は大変ですので、ある程度の日陰が確保できて競技も見やすい3列目あたりを狙うのもおすすめです。
旦那さんの協力のもと、自分たちに合った良い場所がとれるといいですね。
また、場所取り時にレジャーシートを止める際は、ペットボトルに水を入れたものや、レジャーシートに止めるプラスチッククイ付きクリップを使うのがおすすめ。
ガムテープや石はあぶないのでやめた方が良いです。
プラスチッククイ付きクリップは、100円ショップで売っています。
場所取りは注意事項とマナーを守って
事前に配られる園のお便りに、注意事項(何時から並んでよいのか・シートを敷いてはいけない場所など)が書いてあることがほとんどですので、通っている幼稚園のルールを理解しておきましょう。
行き過ぎた場所取りはトラブルの原因にもなりますし、近所の方達の迷惑となる場合もあります。実際、前日から並ぶ父兄が多いとの苦情から、場所取りに制限が設けられた幼稚園もあるくらいです。
そういった場所取りのトラブルを避けるため、くじ引き制度を導入している幼稚園もありますね。
また、最近では「撮影スペース」を設ける幼稚園も多いです。我が子の競技になったらその場所に移動し、譲り合って見学するというスタイルですね。
これでしたら安心して子供の記録を残せますが、その際も三脚の使用可否など、ルールはしっかりと事前にチェックしておきましょう。
幼稚園の運動会が初めての方は、おすすめ場所などを先輩ママさん達に聞いてみるのもいいですね。
我が子の運動会が、楽しい思い出になるよう、各自が注意事項を守り、他の方の迷惑にならないような行動を心がけたいですね。
お弁当作りを楽にする4つのコツ
前日までにできる下準備はしておこう
運動会当日の朝は忙しいです。お弁当にかける時間をなるべく短くするためにも、前日までにできる準備はできるだけしておきましょう。
なるべく「当日はお弁当箱に詰めるだけ」にしておくことで、必要以上に早起きをしなくてすみます。
やっておきたい下準備として、以下のポイントは押さえておいてくださいね。
【食材の準備】
サニーレタスや葉物野菜、ミニトマトやブロッコリーは洗ったり、ゆでたりして準備を終え、冷蔵庫にしまっておきましょう。あとは盛り付けるだけにしておくと、とても楽です。
また、前日にカットしてしまっても大丈夫な野菜はカットしてしまい、当日すぐに調理できるようにしておくと、時間の短縮にもなります。
お肉にも下味をつけておけば、当日までに味がよく浸み込み、あとは揚げるだけの簡単調理にもなります。
【お弁当箱や備品の準備】
久しぶりに使う大きなお弁当箱は、洗って乾かしておきましょう。
その他のランチグッズやお箸、袋、お弁当に使うラップやピックなどを一式出しておくと、朝詰める時にバタバタ慌てることなくお弁当作りがスムーズにできます。
冷凍食品などを上手に活用しよう
冷凍食品を上手に取り入れると、お弁当つくりの負担が少なくなるのでおすすめです。
例えば「枝豆」は、保冷剤代わりの役目があったり見栄えも良くなります。ぜひ試してみてください。
お弁当を作るのがちょっと苦手という方は、揚げ物や冷凍の茹で野菜など活用してみましょう。「手作りがすべて!」と思うと気が重くなりますが、こういった上手な手抜きができると、気持ちが楽になりますよ。
お弁当が華やかになる便利グッズを活用しよう
せっかくの運動会なので子供が喜びそうな「キャラ弁」を作ってあげたいけど、調べてみたらとてもじゃないけど大変そう…。
そんな時におすすめなのが、100円ショップで買えるかわいい「ピック」や「バラン」、「キャラクターもののラップ」や、可愛いかたちの「海苔パンチ」などです。
こういったものを利用することで、見栄え良く、簡単にかわいいお弁当ができてしまいます。
まずは100円ショップに足を運んで、イメージを膨らませてみましょう!
ちょっとした工夫で楽ちん!料理の手間をはぶくコツ
大人数で観戦に行く場合、人数分のお弁当を作るのは大変ですよね。人数分のおにぎりを握るのも、おかずを作るのもちょっとした大仕事です。
そんな時は、お弁当のメニューそのものを変えてしまいましょう。
例えば、おにぎりではなく炊き込みご飯にして現地でお皿に取り分けたり、卵焼きではなくゆで卵にしてしまうなど、工夫次第でかなり楽をすることが可能です。
見栄えも良いおすすめは、「サムギョプサル風」のお弁当。
レタスに甘辛く味付けしたお肉や野菜、チーズなどを持参して、その場でご飯も一緒に巻き巻きして食べられます。
具材だけを用意しておけば良いので楽ちんですし、何より色々な具材が見た目にも華やかなので、食べるのも楽しいです!
運動会までに準備したい持ち物と便利グッズ
必ず持参したい基本の持ち物8つ
【レジャーシート】
運動会ではかなり汚れてしまいますので、洗ったりすることが面倒であれば、安くてお手頃のレジャーシートを購入し、使い捨てにして使いましょう。
もしくは、少々お値段が高めで座り心地の良いシートを購入するか。重視するポイントを考えて、用意しておきましょう。
【ビデオカメラ】
最近はビデオカメラ普及率が高く、7割近くの方が我が子の撮影に使用しているというデータもあります。
当日に焦ったりしないよう、使い方やバッテリーのチェックを忘れずにしてくださいね。
【クーラーボックスや保冷バッグ】
開催が初夏でも秋でも、とても暑い日を運動会が重なることがあります。
お弁当が傷んでしまわないように、クーラーバックや保冷バックを上手に使いましょう。
【飲料水とおやつ】
飲料水は、凍らせておくと保冷剤の代用にもなるので一石二鳥です。
運動会の途中で飲むものがなくなってしまっても、買いに行くのは大変。お茶などは大きめの水筒に持参することをおすすめします。
おやつも暑い日でしたら、ゼリーなどを凍らせて持っていくと、保冷剤代わりにもなりますし、子供たちにも大人気です。
【ランチグッズ】
家族皆でそろって、屋外で食べる昼食はとっても美味しいものです。
頑張って作ったお弁当を、食べる時に必要なウエットシートや、取り皿や紙コップ、お箸をお忘れなく。
【ゴミ袋】
運動会の会場にゴミ箱は設置されていません。
お菓子のゴミなど、各自持ち帰る用のゴミ入れをお忘れなく。
また、ジップロックがあると残ったものを入れるのに便利です。
【タオル】
汗を拭くという使い道だけでなく、日よけにもなるタオルは必需品です。
ハンドタオルを首にかけて使ったり、座るときに敷いたりと、使い道が色々あります!
【日焼け防止グッズ】
お子さんも頑張っていますが、パパもママも一日中外にいて日差しを浴びています。
あらかじめ日焼け止めの用意をしたり、帽子やサンバイザーなどを用意しておくと眩しくないでしょう。
あると便利なグッズ5選
●一脚
●折りたたみテーブル
●折りたたみチェア
●タープやワンタッチテント
●キャリーカート
これらはあると便利なグッズですが、使用がOKな幼稚園とNGな園がありますので必ず、注意事項の確認をしてから使用しましょう。
運動会での服装のポイントと注意点
子供には目印になるものを身に着けさせよう
運動会の観戦あるあるの1つに、「どれが自分の子供なのかわからない!見つけられない」というものがあります。全員が同じ体操着を着て、同じ帽子を被っているので、自分の子供であっても見つけるのが想像以上に難しいんです。
こうなってしまうと、せっかっく準備したビデオやカメラも台無しになってしまいますよね。
それを防ぐためにおすすめなのが、「ちょっと派手な靴下や靴を履かせておく」という方法です。これなら、他の子供と異なる目立った目印があることで、遠くからでも自分の子供だということが分かります。
ただし、もしも目立つ靴を履かせる場合は、少し前から履きならしておくことをお忘れなく。お子さんが履きなれた靴で運動会に臨めるように、しっかりと準備しておきましょう。
親の服装は動きやすさを重視して
屋外での観戦なので、服装は動きやすい服(Tシャツやポロシャツに下はパンツ)にスニーカーという「動きやすさ」を重視したスタイルが、最もおすすめです。
ただし、ラフな格好でもあるので、だらしなくならないよう気をつけましょう。
もしも、親子競技や保護者対抗のリレーに出る場合は、さらに動きやすいジャージなどを用意しておくと良いですね。
親子競技では子供をおんぶしたり、抱っこしたまま走るなんていう場面もありますので、動きやすい上に汚れてもいい服を選ぶというのも、重要なポイントです。
また、色合いですが黒系統はおすすめしません。たいがい幼稚園の園庭は砂地のため、黒っぽい服装だと汚れが目立ってしまうからです。
気温や気候の変化に対応できる服も準備して
運動会が秋の場合などは、天気により涼しい日もあります。そういった際に1枚羽織るものがあるだけで寒さは全然違うので、持参すると重宝しますよ。
昼食時は子供も交えての時間となりますので、お子さんの分の羽織れるものもあると、なお良いですね。
まとめ
幼稚園の運動会の場所取りからお弁当の準備のひと工夫まで、お伝えしてきました。
年数を重ねるごとにコツがつかめてくるかもしれませんが、はじめての運動会の場合は何かと不安もあるかと思います。幼稚園の運動会のざっとした流れをつかみ、今回の記事を参考に準備をしてくださいね。
当日は思い出に残る、素敵な1日をお過ごしください!