家族旅行におすすめの名古屋スポット&ご当地グルメ

家族旅行で名古屋に行ったなら絶対にはずせない、代表的なスポット5つをまとめました。どこも子供は大喜びすること間違いなし。親子の思い出を作るのに良い場所なので、より魅力的なスポットを選んでみてくださいね。

日本でたった2つしかない、シャチを見れる水族館です。一番人気はやはりシャチですが、この他にもベルーガ（白イルカ）やイルカ、ウミガメ、ペンギン、さまざまな熱帯魚や深海魚、くらげまで、たくさんの海の生物が展示されています。また、趣向を凝らした展示方法も見どころ。特に、南館の1～3階を占める大小さまざまな熱帯魚が泳ぐサンゴ礁大水槽は圧巻の美しさです。階によって魚の見え方が違うのも魅力。深海魚ギャラリーの展示も他にはない楽しさがあります。2階から1階に降りるスロープに沿って展示された深海魚。1階に着けば、そこは現代技術で再現された深海の世界が広がります。カメ類繁殖研究施設や本物の骨格標本が見られる進化の海など、海の生物について学べるコーナーもあるので、子供はもちろん大人の興味も満たしてくれる水族館でしょう。

北館の2階には名古屋港の景色が一望できる芝生広場「しおかぜ広場」があるので、ランチ時にはそこでお弁当を広げたり、のんびりくつろぐこともできます。名古屋港駅から徒歩5分とアクセスも抜群。近くには小さな遊園地もあるので、1日中遊ぶことができる名古屋のおすすめスポットです。

●名古屋港水族館ホームページ
http://www.nagoyaaqua.jp/

名古屋市西部で最大規模を誇る公園、戸田川緑地の南地区にある大型児童センターです。園内にはクレーンやラビリンスなど小さな子供向けの遊具がたくさんそろった幼児遊具広場、ターザンロープやネット渡りなど様々な大型遊具がそろった木製大型遊具広場、全長およそ28mのローラーすべり台、足ふみゴーカートにサイクルモノレールなど、子供が喜ぶさまざまな遊び場があります。いかだ渡りやじゃぶじゃぶ池など、暑い夏の日にはぴったりの水遊び場も完備。年間を通して楽しむことができます。

ボールプールなど子供に人気の遊具がそろった屋内施設“プレイハウス”もあるので、雨の日や猛暑でも安心。また、児童センターの本館には、創造の部屋や調理の部屋、多目的室などがあり、工作や料理教室などのさまざまなイベントが開催されています。授乳コーナーや子供トイレがある乳幼児室も設置されているので、小さなお子様連れでも安心ですね。もちろん、外には芝生広場もあるので、お弁当を食べたり思いっきり走って遊ぶこともできますよ。芝生広場の近くには地上約20mの高さから戸田川緑地を見渡せる展望塔もあるので、こちらにもぜひ足を運んでみてください。

●とだがわこどもランド
http://www.todagawa.jp/out.html

鉄道の魅力が満喫できる大規模鉄道館。電車好きのお子様がいらっしゃるご家庭はぜひ訪れてほしい施設です。他との差別ポイントは、なんといってもリニアモーターカーの仕組みや技術を知れること。ミニシアターでは時速約500kmの世界を模擬体験することもできます。

他にも、時代ごとに世界最高速度を記録した3つの車両をシンボルに、歴代の新幹線や在来線を含めた39両の実物車両を展示。間近に見て触れるのはもちろん、車両によっては乗ることもできます。また、日本最大級の面積を誇る鉄道ジオラマや新幹線・在来線のシミュレーターなど、子供が喜ぶコーナーもいっぱい。小学生未満（未就学児）のお子様が遊べるキッズルームもあり、新幹線の大型遊具やプラレールなどで自由に遊ぶことができますよ。大人も子供も楽しめる名古屋市ならではの鉄道館。金城ふ頭駅徒歩約2分とアクセスも良好なので、家族で行くのにおすすめのスポットです。

●リニア・鉄道館ホームページ
http://museum.jr-central.co.jp/

丘陵地に広がる県営の都市公園です。広大な敷地内には松林に囲まれた芝生や竹林の散策路、大型遊具がそろった遊び広場にパターゴルフができるベビーゴルフ場、水泳場、交通公園と、さまざまなアミューズメント広場があります。子供におすすめは、2頭の大きな恐竜すべり台と大型複合遊具がある「恐竜広場」。楽しい遊具はもちろん、大きな恐竜にも大興奮でしょう。すぐ側を新幹線が走るので、電車好きの子供はこれを眺める喜びも。3歳未満の小さいお子様には、乳幼児向けの広場「児童園」がいいでしょう。大小さまざまなすべり台や入って遊べる大きなお城などの遊具がそろっています。

また、夏は水深約30cm～約50cmと約70cm～約90cmの2種類のプールがある水泳場で水遊びを楽しむことも。大きなお子様には、ゴーカートを運転しながら交通ルールが学べる交通公園も人気です。さらに、大高緑地の森を探検しながら恐竜を見つけるアトラクション、「ディノアドベンチャー名古屋」も開催。全長約900mのコースを歩きながら、21種類の恐竜を発見していくアドベンチャーです。所要時間はおよそ30分。ベビーカーでの入場もできるので（ただし、一部注意点あり）、小さなお子様とも探検を楽しむことが可能。恐竜好きなお子様にはたまらないアトラクションです。

●大高緑地ホームページ
https://www.aichi-koen.com/odaka/

2005年に開催された「愛・地球博」の長久手会場跡地に作られた、愛知県最大級の大きさを誇る公園。愛知県民には「モリコロパーク」の愛称で親しまれています。愛・地球博記念公園駅下車すぐの場所にあるので、アクセスも良いですね。

園内には森・水・風を体感できる9つの遊具がある「こどものひろば」、アイススケート場、サイクリングコース、小さなお子様向けのミニ遊園地など、子供たちの遊び場がたくさんあります。「こどものひろば」では、夏は水遊びを楽しむことも。ミニ遊園地には高さ88mと、東海エリア最大級の大観覧車もあります。

この他、愛・地球博記念館や、本格的なお抹茶の体験ができる茶室（香流亭）、のんびりと散策できる美しい日本庭園・林床花園、花の広場休憩所など、大人向けの施設もそろっています。祖父母も一緒に、親子3代で訪れるのにも適していますね。

●愛・地球博記念公園ホームページ
https://www.aichi-koen.com/moricoro/

家族旅行に適した名古屋の遊びスポットをチェックしたところで、次は名古屋の名物料理とその人気店を見て行きましょう。名古屋と言えばご当地グルメ。親子そろって美味しい料理を堪能してください。

いわずとしれた名古屋グルメの定番中の定番。関西とも関東とも違うこの地方ならではのうなぎ料理として人気です。その人気から、今や日本各地で食べられるようになりましたが、名古屋に来たからにはぜひ本場の味を体験してみてください。

ひつまぶしの人気店は、名古屋市内をはじめ愛知県に7店舗を展開する「まるや本店」。パリっと香ばしく焼きあげられたうなぎとコクのあるタレで、名古屋市民に愛される人気のうなぎ料理屋さんです。名鉄名古屋駅前店や中部国際空港店などアクセスが良い店舗も。行き帰りに立ち寄ることもできる、便利なお店です。

●まるや本店ホームページ
http://www.maruya-honten.com/

愛知県のご当地グルメで常に上位に入る人気料理、味噌カツ。赤味噌ダレを使ったコクのある味わいとボリューミーなお肉で、地元でも人気の逸品です。有名な割に他の地域ではあまり食べられないともあって、名古屋に行ったからにはぜひ食べたいグルメです。

おすすめの店は、味噌カツと言えば！といわれるほどの有名店「矢場とん」。名古屋に7店舗をかまえ、ホームページでは各店舗の待ち時間をリアルタイムで見ることができて便利です。絶対にはずさないお店なので、どこに行こうか迷ったらこちらに足を運んでみましょう。

●矢場とん ホームページ
http://www.yabaton.com/

名古屋グルメの特徴といえる味噌。特に、豆だけで作られた独特な味わいの豆味噌は、地元では定番の味として親しまれています。この豆味噌を活かしたご当地グルメが、味噌煮込みうどん。味わい深い味噌のつゆとしっかりした麺のハーモニーで、地元でも人気の料理です。名古屋に行ったからには絶対に食べておきたい逸品と言えるでしょう。

味噌煮込みうどんの人気店は、地下鉄名城線 矢場町駅より徒歩7分の場所に位置する本家を中心に、名古屋市内に5店舗、豊田市内、東京都、和歌山県に各1店舗ずつ展開する「山本屋総本家」です。赤味噌と白味噌の絶妙なハーモニーは多くのファンを魅了しています。

●山本屋総本家ホームページ
http://yamamotoya.co.jp/

今や知らない人はいなくらい全国的に有名になった名古屋の名物料理、手羽先唐揚げ。これ、実は居酒屋の発注ミスから店主がアイデア商品として作ったことが始まりだったそう。え？名古屋のご当地グルメだったの？と驚く方も少なからずいるのではないでしょうか。それくらい、もはや国民の料理ですよね。甘辛いタレが子供にも人気のおかず。ビールにも合うので、大人にはお酒のつまみの定番でもありますよね。

手羽先唐揚げの人気店は、やっぱり「風来坊」。名古屋市を中心に全国的に展開しているので、行ったことがある方もいるはず。あえて名古屋で食べなくても……という感じもしますが、そこは発祥の地。子供にも人気の料理なので、一度寄ってみてもいいかもしれませんね。

●風来坊ホームページ
http://www.furaibou.com/index.htm

テレビでも紹介されるようになってから知る人が多くなった名古屋の定番グルメ。スパゲティにあんかけという不思議な組み合わせに驚く人も多いですが、クセになる味と感覚に病みつきになってしまうことも。これこそ名古屋以外ではあまり食べられない料理なので、行った際にはぜひチャレンジしてみてください。

あんかけスパゲティの人気店は、「スパゲティハウス チャオ」。JR名古屋駅太閤通口店、名古屋JRゲートタワー店、中日ビル店、栄町ビル店、アピタ稲沢店と名古屋市内に複数店オープンしています。こちらは、なんといってもあんかけスパゲティの種類が豊富なのが魅力。何を食べるか迷ってしまうくらいなので、家族でいろいろ頼んで分け合って食べることをおすすめします。もちろん、絶妙な味つけのあんかけも絶品です。

●スパゲティハウス チャオ ホームページ
https://www.ciao-nagoya.com/

こちらも、今や全国区となった名古屋の人気名物料理のひとつですよね。食べやすい形と大きさなので、公園でピクニックしながら食べたり、持ち歩いて小腹が空いたときに食べたりできますね。甘じょっぱいタレ味は子供の口にも合うでしょう。

天むすの人気店は、地下鉄名城線 上前津駅から徒歩すぐにある「天むす千寿」。地元では知れ渡った有名店です。お持ち帰りもできるので、スケジュールに合わせて好きなときに食べることができますよ。

●天むす千寿 ホームページ
http://www.tenmusu.com/

初耳という方も多いかもしれませんが、名古屋では昔からなじみ深いご当地グルメです。蒸しパンのようなふわふわの生地にゴロゴロしたさつまいもがアクセントとなったおまんじゅう。子供も大好きな味ですね。持ち運びが簡単なのでお土産にもおすすめです。

鬼まんじゅうの人気店は、地下鉄覚王山駅の駅前にある「梅花堂」。ただし、鬼まんじゅうは店頭に並んだらあっと言う間に売り切れるほど人気なので、何としても手に入れたいという方は事前に電話予約しておくことをおすすめします。ちなみに、販売開始時刻は9時15分です。

美味しいご当地グルメはもちろん、親子で楽しめるアミューズメントスポットも豊富な名古屋市。都市的な雰囲気と緑豊かな自然のどちらも味わえる魅力的な街なので、小さなお子様がいる家族にもぜひ訪れてほしいおすすめの旅行先です。魅惑の街で、楽しいレジャーと美味しいグルメを堪能しましょう。