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2018年12月25日 18:14 更新

ベビーガードにはどんなものがあるの?種類・必要性・選び方

階段やキッチンへの入り口など、家中で赤ちゃんにとって危険な場所に設置するベビーガードについてご紹介していきます。どんな種類があるのか、本当に必要なのか、そして選び方のポイントなど、知っておくと便利な情報をお届けします。

赤ちゃんの安全を守るベビーガード

Lazy dummy

怖いもの知らずの赤ちゃんは階段やキッチンなどケガをしそうなところへもお構いなしに進もうとしたり、ベビーベッド内でのケガやベッドからの転落も危険ですよね。子供は日々成長しできることが増えていく分、目を離したすきに事故につながる可能性もあるでしょう。赤ちゃんの安全を守るには、事前の対策が必要です。ベビーガードを設置する意義や種類などを知り、検討することが大切ではないでしょうか。

ベビーガードとは

ベビーガードは家の中で危険な場所へ行かないようにする、フェンスやゲートのこと。ハイハイが始まると行動範囲が広がり、想像以上の速さで動き回る可能性が高くなるでしょう。ベビーガードを設置することにより、ママも安心して家事ができそうですよね。

ベビーガードにはどんなものがある?

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扉付き!ベビーゲート

階段の上下やキッチンの入り口など両脇に固定する柱や壁があれば設置が可能。柵になっているタイプやじゃばらタイプなどがあり、ネジや突っ張り棒で固定します。90度に開くタイプは開けっ放しもできるので、使い勝手はよさそうですね。

木材、メッシュ、ネット、スチール、プラスチックなど素材やデザインも様々。取り付ける場所やインテリアに合わせて選んでもよいでしょう。ゲートの向こう側が見えるものを選ぶと、少しママと赤ちゃんの距離があっても見守ることができるのでおすすめです。

なかには、オートゲートタイプもあります。開けた後、自動で閉まるので閉め忘れ防止にも役立ちそうですね。

置くだけ簡単!ベビーフェンス

タイプや素材などはベビーゲートと似ていますが、違いは固定をしないこと。赤ちゃんの動きや進入をストップしたい場所に置いて事故防止につなげるものです。移動がラクであることや、囲むタイプなら範囲も自由に調整できるのがメリットのようですが、固定されていないので、階段など落下する危険性がある場所には不向きと言えるでしょう。テレビやストーブ、扇風機、植木など近づいてほしくないものの前やまわりに置く場合が多いようです。

転落防止!ベビーベッドガード

赤ちゃんが動くようになってくると、ベッドに頭をぶつけたり、手や足を挟んだりケガをする危険性も高くなるでしょう。またフェンスのないベッドから転落しないようにガードをして未然に防ぎたいですよね。

ベッドの内側にはクッション性のあるベッドガードを用いてみてはいかがでしょうか。一周すべてを覆うものと半周覆うものがあるようです。ベッドガードをすると、赤ちゃんの様子が見えにくくなるので注意が必要です。

また、囲いの柵がないベッドで寝ている場合は、寝返りなどで転落しないように、ベッドガードを設置するとよいでしょう。こちらも柵状のものやメッシュタイプのものなど種類がいくつかあるようですので、設置の仕方などを確認し準備することをおすすめします。最近では空気を入れて膨らまし、シーツの下に置いて転落防止をする”ベッドレール”というものも人気です。取り付ける必要がなく置くだけという手軽さが魅力ですね。

引き出しロック

好奇心旺盛な赤ちゃんは手が届く棚や引き出しや冷蔵庫の中身がとっても気になるようで、開けては中身を取り出してみることが楽しいようです。しかし、なかには重要書類、薬などが入っている可能性があります。また、窓や扉に付けて開閉ができないようにするのも事故防止のひとつです。危険だなと感じる場所にはなるべく対策をしておきたいものです。

そこで多くのママが取り付けている”引き出しロック”などのチャイルドロックアイテム。吸盤タイプや接着テープ、ネジ、磁気といろいろなタイプがあるので、取り付ける場所や目的を確認してから購入するとよいでしょう。100円均一でも取り扱われているものあるようですので、対策を検討してみてはいかがでしょうか。

ベビーガードの選び方のポイント

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ロック機能がしっかりしているか

せっかくガードを設置したのに、赤ちゃんでも解除することができるようなロックでは意味がなくなってしまいますよね。簡単にロック・解除できるものは便利ですが、赤ちゃんも解除できてしまうという傾向にあるようです。ロック機能がしっかりしているものは、ちょっと面倒かもしれませんが安全面では安心ですよね。赤ちゃんには難しいロックかどうか確認をしてから取り付けをしましょう。

強度をチェック

家の中でももっとも危険な場所はそれなりの強度をもつベビーガードを取り付けたいものです。赤ちゃんがつかまったり、寄りかかるだけで倒れたりガードが外れてしまわないよう、しっかり固定し、赤ちゃんを守れる家づくりを心がけましょう。

赤ちゃんがガードの向こうにいても見えるタイプ

動く範囲が広くなってきた赤ちゃんからは目を離さないのがベストです。ガードの向こう側にいる赤ちゃんのことが見えるタイプのガードが安心かもしれまんね。1枚の板で仕切るタイプよりも柵のすき間から目視できるタイプのほうが、赤ちゃんの様子を常に見ることができます。まだまだ目が離せない時期であることを意識したガード選びをおすすめします。

サイズを確認

取り付ける前に重要なのがサイズ確認です。特に幅を測ってから取り組みましょう。規格サイズでない場合は、サイズ調整ができるものもあるので選択肢に入れて選んでいくとよいですね。

転落の可能性がある場合は、赤ちゃんがよじ登れない高さかどうかも大切なポイントです。事故につながらないよう、高さの確認もお願いします。

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西松屋などのベビー用品店

西松屋や赤ちゃん本舗、ベビーザらスなどベビー用品を扱っているお店であれば、ベビーガード、ベビーフェンス、ベビーサークルの品揃えはよいようです。サイズ・デザインともに種類が豊富なので、選択肢も広いでしょう。

引き出しや扉のロック用品も用途に合わせたものを、ベビーガードと一緒に揃えることができるので便利です!

ニトリなどの家具店

家具店でもベビーガードやチャイルドロック、いたずら防止品はありますが、ベビー用品店に比べると種類が少ないかもしれません。その代りインテリアやお部屋の雰囲気に合わせたもの、シンプルなデザイン、おしゃれなものを探す場合は家具店のほうが見つかる可能性が高いでしょう。

DIY派は手作りするのも手

サイズが合わない、イメージするものが見つからない、コストがかかりすぎるなど既製品に魅力を感じないならば、手作りしてみてはいかがでしょうか。

■突っ張り棒とワイヤネットを結束バンドで固定。

■突っ張り棒2本とお気に入りの布の用意。上下を通せるようわっかを作って縫い、突っ張り棒に通して完成。

■サイズが合うすのこを柱に固定。開閉できるように工夫したり、もう片方はロックのカギをつければOK。

……と工夫次第でDIY(自作)のベビーガードができちゃいそうですね。開閉機能がない場合は、大人はまたいで通行するようになるので高さに注意して作ってくださいね。さらに安全面も確保するためにしっかり固定しましょう。

レンタルも便利

”使わなくなった後の処理を考えると、レンタルのほうが気軽”とか”いつまで使うか分からないので、子供の様子を見ながらレンタルで賄っていきたい”という考えの方はレンタルが便利かもしれません。言い聞かせれば大丈夫と言うタイプの子もいれば、何度言っても言うことを聞いてくれなくて心配というタイプの子もいるでしょう。子供の個性によってもベビーガードの必要性は変わってくるので、レンタルを利用するのも賢い方法です。

まとめ

家の中には動く赤ちゃんにとっては危険がたくさんあるものです。できればケガや事故は事前の対策で防いでいきたいですよね。心配な場所にはベビーガードを設置したり、チャイルドロック用品を取り付け、安全に暮らせるよう備えていきたいものです。いろいろな素材やタイプのなかから合うものを選んで、赤ちゃんを守りましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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