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2018年12月03日 14:58 更新

出産で考える車買い替え……ベストなタイミングは?

新しい家族を迎える準備のひとつとして、車を買い替えを考える方も多いのではないでしょうか。買い替えるタイミングは、出産前がよいのか、出産後がよいのか。さらにどんな車がおすすめなのかみていきましょう。

出産を機に車の買い替えを考えるママが多数

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赤ちゃんが産まれたら”チャイルドシートを設置しなきゃ”とか”ベビーカーをラクに積める車がいいな”、”安全装備がついている車だと安心”など車の買い替えを考えるママが多いよう。いつ買い替えたらよいのか、ベストタイミングとおすすめの車種を紹介していきます。

子育てに便利な車って?

5歳まで義務付けられているチャイルドシートに乗せやすいよう、ドアはスライド式で間口が広い車がおすすめです。また、車内空間の広さと高さもある程度あると、子供の世話をしやすいでしょう。

ベビーカーを積むことを考えた場合、トランクの広さも確保したいですね。子供が二人目、三人目と増えたときや祖父母が乗ることも考え、7人・8人乗りを選ぶ方も多いようです。

●警視庁ホームページ「子供を守るチャイルドシート」
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html

新車購入・車買い替えは出産前がいい?

出産前に車を買い替えるメリット・デメリットはどのようなことでしょうか?それぞれ紹介していきます。

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出産前に車を買い替えるメリット

・妊娠して身重になるとはいえ、産後に赤ちゃんを連れての車選びや手続きは大変です。気軽に行動ができる出産前のほうがいろいろな車を見に行ったり試乗もしやすいでしょう。

・出産を迎える前に、赤ちゃんの布団や抱っこひも、ミルク、おむつ、服などを用意しておきたいところ。産後しばらくはママも外出を控え体を休ませなければならないので、出産前に車があれば、お買い物に行ったりすることができて便利でしょう。まずは自分の目で赤ちゃんのものを選んでおきたいという方は、出産前の動けるときに何がよいか見に行けます。準備するものを決めておけば安心して出産を迎えられるでしょう。

・つわりが収まり安定期に入ったら、ちょっと遠出をしてみるのもよいですね。赤ちゃんが産まれてから気軽に出かけることが難しくなるので、出産前にドライブしながらレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

・出産までに身体の異変や陣痛などが起きた場合、車があればすぐに病院に行くことができます。マタニティライフを安心して送ることができるでしょう。

出産前に車を買い替えるデメリット

・出産直後は、ママも赤ちゃんも外出を控える期間になるでしょう。気兼ねなく外出できるようになるのは数ヶ月後になるかもしれません。それまで買い替えた車の駐車場代や維持費がもったいないと感じるかもしれません。

・実際に赤ちゃんをチャイルドシートに乗せてみた感じが分からないため、思ったより狭い、窮屈……など後悔するケースがあるかもしれません。

車の買い替えを考えたときにチェックしたいこと

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車検切れのタイミング

車検はお金がかかるので、車検が切れる前に買い替えをしたいという方も多いようです。しかし、車検がいつまであるかというのも、車の査定に大きく左右されるので、今まで乗っていた車の価値を高めるには、車検を通してから買い替えるというのも一つの手です。車の状態にもよるので、ここはじっくり考えて行動するとよいでしょう。

税金の上がるタイミング

基本的に”自動車税”は4月1日時点で車を所有している人に課せられる税金です。4月から3月までの分を一括で支払うことになります。

年度の途中で新規登録した場合、新規登録をした月の翌月から3月までの月割り分で計算され、登録時に支払うことになります。購入日が5月1日であれば、6月にずらすことで約1ヶ月分の節税が可能になるので、節税の知識として知っておくとよいかもしれませんね。また、買い替え時期で避けたほうがよいのが3月と言われています。3月に車選びを始めたとしても購入の手続きが遅れ、4月の登録となってしまうと、手放す車と買い替えた車の自動車税納付書が届く可能性があります。3月に買い替えをする場合は、事前に販売店に確認をしておくとよいでしょう。

自動車税は車の総排気量によって金額が異なります。1リットル以下であれば29,500円、1リットル超~1.5リットル以下なら34,500円……と税額が定められています。また軽自動車は10,800円となっています。(2018年9月時点)

●東京都主税局ホームページ「自動車税 8 税率(年額)は」
http://www.tax.metro.tokyo.jp/kazei/car.html#j_8

●総務省ホームページ「軽自動車税の概要」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000404244.pdf

環境性能に優れた「エコカー」は優遇措置があり、平成31年3月31日までに新車登録を行った場合は、自動車税は「概ね50%~75%」 の減税が、軽自動車税は「概ね25%~75%」と大幅に減税の対象となるようです。一方、新車登録後ガソリン車・LPG車 と軽自動車は13年超、ディーゼル車は11年超の車は税額負担が重くなるので、税金の上がるタイミングで買い替えを考える方も多いようです。中古車購入の際は特に年数に注意するとよさそうですね。

●東京都主税局ホームページ「エコカー減税のご紹介」
http://www.tax.metro.tokyo.jp/kazei/eco_car/eco.html

●ソニー損保株式会社ホームページ「毎年発生する自動車税・軽自動車税とは? エコカー減税 軽自動車税の優遇措置」
https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde093.html

車の年式や走行距離

車を買い替える際、今まで乗っていた車を査定してもらうことになるでしょう。車の価値を決める主なポイントとして”年式”や”走行距離”が大きいようです。

【年式】何年に発売された車かによって、査定額が変わってきます。年数が浅ければ査定額は高くなります。3年、5年、7年と車検のタイミングで買い替えを考える方が多いようで、平均7年と言われています。

【走行距離】何キロ走っているかも、車の価値を決める重要な要素になります。走行距離が短いほど査定額は高く、日本の場合走行距離10万キロ以上の車は敬遠されがちと言われています。ほぼ査定がつかなくなる前の買い替えがおすすめです。

車の買い替えにおすすめの車種は?

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軽自動車

軽自動車のなかでも、車内空間の広さとスライドドア式は子育てファミリーに人気のタイプでランキングでも上位を占めています。

〈ダイハツ タント〉

広くて大きいミラクルオープンドアが魅力です。もちろんスライドドア式で子供の乗降も荷物の積み降ろしもラクラク。足元は前席も後席もフラットで広々していてスッキリしているので、マザーズバッグやおもちゃなど細々とした荷物も足元に置きやすく、赤ちゃんのお世話をしやすいと人気です。

●ダイハツ  ホームページ「タント」
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/index.htm

〈ホンダ N-BOX〉

広々とした空間を最優先にし、室内の高さ140㎝を実現化。小さな子供なら立ったまま着替えができるほどの使いやすさが人気です。静かな走りと振動抑制などの高機能により、子供はぐっすり眠れるし、リラックスして運転できるなど快適な乗り心地です。

●ホンダ ホームページ「N-BOX」
https://www.honda.co.jp/Nbox/

ミニバン

街乗りや旅行でも快適なドライブが楽しめるミニバン。こちらもやはりスライドドア式で、さらに3列シートをピックアップしました。

〈トヨタ VOXY〉

スポーツタイプのデザインの機能を兼ね備えたワンボックスカー。パノラマビューで視界が広く、低燃費、スムーズな加速走行、安定した走りなど乗り心地も最適です。ママが苦手とする車庫入れも目標駐車位置を自動的に補正する機能を搭載するなどの心強さも魅力ですね。

●東京トヨペット ホームページ「VOXY」
https://toyota.jp/voxy/?padid=ag341_from_voxy_navi_top

〈日産 SERENA〉

3列すべて足元までゆったりとした広さを確保。みんながくつろげる心地よい車内空間です。スライドドア式はもちろんですが、子供や荷物で両手がふさがっていたとしてもスライドドアの下に足を入れて引くだけでドアを自動開閉できる機能は嬉しいですよね。

●日産 ホームページ「SERENA」
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena.html

Lサイズミニバン

外観、インテリアを含め高級感を感じさせるLサイズミニバンは、ファミリー世代から常に注目を浴びています。

〈日産 エルグランド〉

先行者との車間距離を保って走行、周囲の状況を把握するモニター、スムーズなパーキング機能など先進安全装備を搭載。大型サイズの車でも安心して運転ができるようサポートしてくれます。低重心による安定性と耐圧を分散させるシートは長時間のドライブでも快適なので、遠乗りをして思い出をたくさんつくりたくなりそうですね。

●日産 ホームぺージ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/elgrand.html

〈トヨタ アルフォード〉

後席への乗降をしやすくするためにステップ部分も幅広くし低床化。スライドドアの開口幅も広く、チャイルドシートへ子供を乗せてあげる姿勢もラクで快適です。ロングスライドシートの助手席は、後部へシートを下げれば2列目にいる子供のお世話も無理なくできるのでママも子供も安心。走行性能・安全性能ともにすぐれた最上級のミニバンです。

●東京トヨペット ホームページ「アルフォード」
https://www.tokyo-toyopet.co.jp/car/new/alphard

まとめ

出産を機に車の買い替えを考えたとき、車の下取りや自動車税のこと、ファミリーに人気のスライドドア式や安全装備など、いろいろな知識と情報を押さえておくことが大切と言えるでしょう。体調と相談をしながら、ベストタイミングで車選びをしていきたいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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