おでかけ・行事 おでかけ・行事
2018年11月28日 14:55 更新

プレ幼稚園の前に覚えておく事まとめ!内容やメリット・デメリット、注意点

子供が3歳頃になると、そろそろ幼稚園入園を意識するママも多いはず。でも、子供がうまく園に馴染んでくれるか、どの園を選べばよいのか迷うこともありますよね。そんな時などにおすすめなのが、プレ幼稚園。今回は、そんなプレ幼稚園の内容やメリット、注意点などについてご紹介します。

プレ幼稚園ってどんなもの? いつから行くの?

Lazy dummy

プレ幼稚園とは、幼稚園に正式入園する前にお試しで園の生活が体験できる制度。まずは、利用する前に知っておきたいプレ幼稚園の詳細についてご紹介します。

プレ幼稚園の目的

プレ幼稚園は、正式に入園する時点で幼稚園の雰囲気や環境に慣れてもらう事や、子育て支援の一環として場所を提供する事を目的としています。

実際に、子供が幼稚園の環境に少しでも早く慣れてほしい、どうしてもこの園に入りたい、季節行事や幼稚園ならではの遊びを体験させたい、などといった想いを持つママが利用しているようです。

プレ幼稚園に参加できる年齢

プレ幼稚園を開始できる年齢やタイミングは、園によって異なります。例えば、2年保育であれば4歳になる年の4月から、3年保育であれば3歳になる年の4月からなど。多くの場合は「平成○年○月○日〜平成〇年〇月〇日生まれ」といった形で募集していたりするようです。

プレ幼稚園の内容

プレ幼稚園では、普段の園生活で行われているダンスやリズム体操、季節の行事などに参加します。プレ幼稚園の実施内容や方針は、地域や園によって様々。親子で体験するスタイルもあれば、子供のみ参加のスタイルもあります。実施日時に関しても、週に1日〜2日、1日数時間であったり半日、フルであったりと園によって異なります。

プレ幼稚園の服装・必要な持ち物

服装や持ち物については、制服があったり、スモックやカバン、靴などに指定があれば購入する必要があるケースもあります。

制服がなく、服装に指定もない場合には動きやすく汚れてもよい服装が無難。フードやボタンが付いている服は、窒息や誤飲などの事故につながる恐れがあるため、避けておきたいところです。カバンは、リュックなど両手に自由がきくようなものがおすすめです。

靴に関しては、上履きが必要な園もあれば裸足で過ごす園もあります。

行かないとダメ? プレ幼稚園のメリット・デメリット

Lazy dummy

プレ幼稚園を利用することで、子供の成長や日常生活においてどのような変化があるのかも利用を考える際には把握しておきたいところ。次は、プレ幼稚園のメリット・デメリットについてご紹介します。

プレ幼稚園のメリット

まず、入園時は慣れない幼稚園を泣いて嫌がる子は少なくありません。しかし、あらかじめ園生活を体験することで入園後の生活が想像できるようになると、入園時から馴染みやすいと考えられます。

また、プレ幼稚園は、幼稚園入園時期よりも早い段階で行うため、家庭内ではできない体験がひと足早くできるというメリットも。集団生活や子供同士の付き合いを早めに経験することになるため、社会性や協調性を早く身につけられることも期待できるでしょう。

そのほかにも、入園前に他のママや子供と親しくなれたり、園によっては、幼稚園への応募が多かった場合に優先されることがあるという利点もあります。

プレ幼稚園のデメリット

プレ幼稚園を利用することによるデメリットといえば、まずママも子供もストレスを溜めやすくなってしまう点。プレ幼稚園を利用すると、入園や登園の準備が忙しくなり、生活環境が以前と大きく変わります。子供も、慣れない集団生活やママのいない環境に泣いてしまったり不安を感じる日々が続いたりするでしょう。

また、プレ幼稚園を利用すると、同年齢のほかの子供の成長具合を見ることができます。その時、言葉やオムツ外れなど、ほかの子供の成長が進んでいるのを見たりすると、つい比較してしまったり成長に不安や焦りを感じてしまいがち。子供の成長には個人差があるという事を忘れないようにしておきたいところですね。

プレ幼稚園の参加前に知っておきたい3つの事

Lazy dummy

プレ幼稚園を利用するには、募集時期やかかる費用なども知っておく必要が出てきます。次は、プレ幼稚園に参加するにあたって知っておきたい知識についてご紹介します。

プレ幼稚園の募集や面接について

プレ幼稚園の実施は幼稚園で義務化されていることではなく、あくまでも独自によるもの。毎年、募集の時期や人数をはじめ、通う頻度や時間など様々な項目を状況に応じて調整しているのです。そのため、正式な入園の時のようにきちんと募集要項や受付の日にちをはっきりと公開していないことが多いようです。

ただ、募集においてはだいたい年末〜年始頃にかけて次年度の募集や応募が始まり、4月〜5月のはじめ頃にスタートするという形が多いようです。

プレ入園をしてみたいと思う幼稚園がある場合は、ホームページを確認してみたり、直接電話で幼稚園に問い合わせてみるとよいでしょう。

プレ幼稚園にかかる費用

プレ幼稚園でかかる費用には、入園料・入室料や月謝などがあり、相場は私立か公立かどうかや園の方針などによって大きく異なります。

入園料の目安は1〜3万円ですが、園によっては無料である所や5万円ほどかかる所もあるようです。月謝の目安は実施頻度によって異なります。週に1〜2回の場合は無料〜ですが、週に5回ほど通う園では2万円近くかかる場合もあるようです。

そのほか、昼食費やバス代、保険料などの実費や、制服やスモック、カバン、靴、名札など園によって必要となる物品を購入する費用もあります。

人気の園では入れないこともある

プレ幼稚園は、申し込みをしたら必ず入れるというわけではありません。特に、人気の幼稚園や激戦区の場合は抽選や先着順となる場合も。住んでいるエリアの幼稚園事情をよく調べておき、入園候補の幼稚園を数園検討しておいた方がよいでしょう。

プレ幼稚園に入れたいときの注意点・心構え

Lazy dummy

もしプレ幼稚園に参加したいと思った時、どのような事に注意が必要なのでしょうか? 最後に、プレ幼稚園の利用を検討している際の注意点と心構えについてご説明します。

プレ幼稚園中心の生活になる

親子で参加するスタイルのプレ幼稚園では、園にいる時間が半日だとしても残りの時間は家事などをする時間に消えて、1日はすぐに終わってしまいます。このように、プレ幼稚園を利用するとどうしても幼稚園を中心とした生活になってしまうという所も頭に入れておきましょう。

情報収集は早めに始める

プレ幼稚園の入園を検討している場合は、早めに情報収集を始めておくことが大切です。幼稚園は方針や環境がそれぞれ異なります。また、送り迎えが可能なエリアであるかどうかや、実際に入園した時の生活リズムなどのほか、募集倍率などの確認もしておきましょう。

まとめ

プレ幼稚園の利用は、子供を少しでも幼稚園生活に慣れさせるだけでなく、希望する幼稚園に確実に入園するための活動としても有効です。幼稚園によってはプレ幼稚園自体が人気で参加が難しい場合も。プレ幼稚園を利用したいと思ったら、なるべく早めに情報収集などのアクションをおすすめします。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-