映画館に幼児と行くなら!おすすめ映画は?席・時間は?
子供が3歳をすぎると「一緒に映画館へ行きたい」と思うママやパパも多いのではないでしょうか。せっかく行くならおすすめ作品を鑑賞したいですよね。今回、幼児向け人気の映画作品や、幼児連れなら気になる料金や席、マナーについて調査。楽しく過ごすコツについてご紹介します。
子連れで映画館!いつからOK?
子供を連れての映画館、子供は何歳ごろから利用できるのでしょう。利用しやすい年齢や料金についてご紹介します。
いつからという明確な決まりはない
多くの映画館では、子供の入館に対して年齢制限を設けておりません。映画作品自体にR指定等なければ0歳の赤ちゃんからでも利用は可能です。
そうとわかっていても「上映中に子供が騒いだらどうしよう」「飽きずに観ていられるか」など、ママたちの心配はつきませんよね。子供が集中して映画を観られるようになるのは、一般的に3歳から4歳ごろだと言われています。この時期になるとママやパパの言うことを理解しやすい場合が多いので、映画館デビューをするなら3歳ごろから考えてみてはいかがでしょうか。
料金が発生するのは3歳から
映画館や映画作品にもよりますが、基本的に料金が発生するのは3歳からとなっている場合が多いようです。3歳未満の子供と映画を観る場合、子供はママやパパの膝の上で観賞するのが原則です。あまり荷物が多いと邪魔になってしまうかもしれません。荷物はできるだけ少なめにしたり、膝の上に長時間座っていても苦しくない服装を選んだりなど、事前に準備できるとよいですね。
幼児連れで観る場合のおすすめの席・時間帯
子連れで映画館へ行こうと思ったら、席はどこを選ぶとよいのでしょう。おすすめの時間帯も含めご紹介します。
席は出入口の近くを確保
子供と映画を観る時は、座席は出入り口近くがおすすめ。上映中にお手洗いに行きたくなったり、飽きて気分転換したい場合もあるでしょう。席を立つときはできるだけ周りの人に迷惑をかけたくはないですよね。出口がすぐ近くにあることで、安心して席に座れる子供もいるかもしれません。
出入り口近くが空いていない場合、列の端や通路手前の席もおすすめです。席を外しやすく後ろの人が気にならない席なら、ママも子供のお世話をしながら観賞しやすいのではないでしょうか。
幼児向けの映画は朝や夕方の時間が狙い目
上映時間を選べるなら、比較的人の少ない朝や夕方の時間がおすすめです。シアターに入るまでの間や観賞中、退席するときなど、混雑していると何かと周りに気を使ってしまいますよね。席の隣に他の人がいない方が、ママも子供もリラックスして過ごせるかもしれません。映画館で子供が静かに過ごせるか心配なママは、落ち着いて映画を観やすい時間を選んでみてもよさそうですね。
幼児も楽しめるおすすめ映画作品
3歳から6歳まで、幼児と言われる年齢の子供にはどのような映画がよいのでしょう。幼児連れにも楽しめる映画を年齢別にご紹介します。
3歳~4歳におすすめの映画
アンパンマンシリーズ
赤ちゃんのころから人気の高い「それいけ!アンパンマン」の映画は、映画館デビューにもふさわしいおすすめ作品。小さな頃から馴染みのあるアンパンマンなら、すぐに映画の世界に夢中になりそうですよね。アンパンマンと一緒に踊って参加する場面もあり、じっとしているのが苦手な子供も大喜び。上映時間が60分前後と比較的短いのも嬉しいですね。まずは定番のアンパンマン映画から始めてみてはいかがでしょうか。
●それいけ!アンパンマン「かがやけ!クルンといのちの星」
http://anpan-movie.com/2018/debut/index.html
トーマスシリーズ
アンパンマン同様、きかんしゃトーマスも小さな子供たちから絶大な人気がありますよね。トーマスのおもちゃを持っている子供も多いのではないでしょうか。劇場版アニメでは、トーマスたちがソドー島を飛び出して大冒険を繰り広げる作品が多いようです。テレビ以上の迫力に、ママやパパまでドキドキしながら観賞できるかもしれませんね。
●きかんしゃトーマス「とびだせ!友情の大冒険」
http://movie2018.thomasandfriends.jp/story
5歳~6歳 におすすめの映画
ドラえもんシリーズ
幅広い世代から愛されるドラえもんも、子供におすすめしたい定番アニメ映画ですよね。ドラえもんの秘密道具に、大人になってもワクワクしてしまうママやパパも多いでしょう。テレビアニメ作品も面白いのですが、映画ドラえもんは大人も感動すると毎回話題となっています。物語の内容も理解しやすい5歳や6歳なら、親子一緒に笑って感動できるのではないでしょうか。
●ドラえもん「のび太の宝島」
http://doraeiga.com/2018/
ディズニーのアニメ映画
色鮮やかな映像と歌の組み合わせが素晴らしいディズニーのアニメ作品も、幼児が楽しみやすい映画です。『アナと雪の女王』や『ファインディング・ニモ』『ミニオンズ』など、話題となった作品も多いですよね。ママやパパが子供のころに夢中になった作品を親子でそろって観てもよいでしょう。何度観ても楽しめる、そんな映画作品がたくさんあるようです。
幼児に映画を観せるときのマナー
幼児期の子供が映画館に行くときはどのようなことに気をつければよいのでしょう。親として心がけておきたいマナー、子供に教えておきたいマナーについて調査しました。
幼児だけは難しい!必ず親が一緒に
映画を観るだけだから、と子供だけシアター内に送り出したいママやパパもいるでしょう。映画を観ている間に別の用事をすませたい場合もあるかもしれませんが、幼児期の子供だけで映画を観せるのは避けましょう。お友だちといっしょの場合も同様です。
子供が騒いだときに注意する保護者がいないという理由もありますが、一番の理由は「もしものときに対処できない」ことがあげられます。映画に夢中になっていてトイレを我慢できなかったとき、食べ物や飲み物をこぼしてしまったとき、火災や地震などで避難するときなど、様々な「もしも」が考えられます。子供が大人と同じように対処するのは難しいですよね。親と離れていることで不安に思う場合もあるでしょう。
子供と映画を観られる機会を大切に、親子ですてきな思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
うるさい声を出さないよう前もってマナーを教える
映画を見ていると、思わず叫んでしまったり、ママやパパに話しかけたくなる子供も多いかと思います。子供が騒ぐたびに注意をしていたら周りの人も気になってしまうかもしれません。映画館へ行く前日や到着前など、子供には事前にマナーを伝えられるとよいでしょう。「映画館の中ではひそひそ話をしようね」など子供と約束事をしておくと、落ち着いた気持ちで映画を観賞できるのではないでしょうか。
泣いたりひどくくずったりしたら退席する
映画を観るのは集中力が必要です。幼児が大人と同じように、席に座ってじっと映画を観るのはつらい場合もあるでしょう。音や映像に驚いて泣いてしまう子供もいますよね。泣いたりぐずってしまうようなら、気持ちを落ち着かせることを最優先に、子供を連れて退席した方がよいでしょう。明るい場所に出たら安心して笑顔が戻る子供もいるかもしれません。
子供の年齢などによっては、最後まで観るのは難しい場合もあるようです。映画館が子供にとっても楽しい場所となるよう、無理せず子供のペースで慣れていけるとよいですね。
まとめ
料金や席の選び方、どのような作品がおすすめかなど、幼児連れの映画館は気になることはたくさんありますよね。一言に幼児といっても、3歳や4歳、5歳や6歳では人気の作品は異なるようです。子供の好みや成長にあわせながら、親子一緒に映画の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。