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2018年12月06日 14:48 更新

車を買い替える? 2人目妊娠・出産での車選び

「子供が二人になったら今の車じゃ狭いかな」と感じ、思い切って車の買い替えを考えているママやパパに向けて、どんな車が選ばれているのかを探っていきます。

2人目出産で4人家族に!車を買い替えるべき?

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チャイルドシートが義務付けられているのは5歳までですが、チャイルドシートの対象年齢は140㎝以下としているメーカーがほとんど。文科省の「平成27年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)」によると、10歳の平均身長は138.9㎝なので、兄弟姉妹が10歳未満の場合、安全のためチャイルドシートは車内に2つ設置することをおすすめします。そうなると、2人目出産で4人家族になる場合、車内のスペースを考えると買い替えを検討するタイミングになりそうですね。

●文部科学省ホームページ「学校保健統計調査-平成27年度(確定値)の結果の概要」
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2016/03/28/1365988_03.pdf

ファミリーカーはやっぱり便利

ファミリー層が利用しやすいように作られているファミリーカーは、ミニバンだけでなくワゴンタイプや4輪駆動車に乗用車的な要素を備えたsuv車などが含まれ、選択肢もかなり広くなっています。車内空間の広さ、高さにこだわっているものやシートを倒せたり移動ができるもの、ドアがスライド式になっているものなど、使いやすさも追求されているのが特徴的です。

必要なときだけレンタカーを使うという方法も

車の購入や駐車場代、車検や保険など維持費がもったいないという方には、必要なときだけレンタカーを利用するというのもおすすめです。

例えばA社ならミニバンであれば6時間で6,500円~、B社なら同じくミニバン6時間のレンタルで7,000円~となっています。レンタカーの場合、車種、利用時間(日数)などによって、レンタル料金は異なるので、比較するのもよいでしょう。インターネットで見積もりもできるので、時間に余裕があるときは前もって準備をするとよさそうですね。

出産前がいい?買い替えのタイミング

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妊娠中に買い替えるメリット・デメリット

【メリット】

妊娠してお腹が大きくなり、身重になっていきますが、産後赤ちゃんや荷物を抱えながら、車選びをするのは大変なことです。試乗をしたり、説明を聞いたりと時間がかかったり、安い買い物ではないので、いろいろと見て回る必要もあるでしょう。4人よりは3人のほうが物理的にラクと考え、妊娠中に買い替えるご家庭は多いようです。

【デメリット】

一人目を妊娠したとき、つわりが軽ったしトラブルもなかったから、二人目も大丈夫という過信は避けた方がよいでしょう。二度目の妊娠のほうがつわりが重かったというケースも少なくないようです。一人目の妊娠よりも加齢していることや、無意識のうちに育児などでダメージを受けているかもしれません。気分がわるいとき、倦怠感・疲労感があるときは無理をせず、車の買い替えは出産後、体調が落ち着いてからにしましょう。

出産後に買い替えるメリット・デメリット

【メリット】

軽自動車用の駐車場スペースを借りている場合、買い替えは出産後がおすすめです。買い替えにより、車のサイズが大きくなると、駐車場も別の場所を探すことになるでしょう。同じ地域であれば、駐車場代も上がるのでできればギリギリまで軽自動車の駐車場代で抑えたいですよね。

また、赤ちゃんの誕生日を車のナンバーにするのも可能になります。出産後ならではのメリットと言えるでしょう。

【デメリット】

車を購入してから納車されるまで、新車なら3~4週間、中古でも最短で2週間はかかるようです。産後すぐの外出が困難なため、車選びから手元に届くまでの期間を考えると、出産前の買い替えのほうが都合よさそうですよね。お出かけができるようになる頃には環境が整っていると安心なのではないでしょうか。

子供二人の家庭に便利な機能とは

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スライドドア

小さな子供がいるご家庭の車選びの外せない条件といっても過言ではない”スライドドア”。ファミリーが選ぶ車のランキングでもスライドドア式の車は上位にあるようです。子供を抱っこしながらのドアの開け閉めはとても大変だということ。そして子供をチャイルドシートに乗せるとき、完全にドアを開けた状態でないと辛いものです。お出かけ先の駐車場が狭く隣の車が近いとドアを完全にオープンにするのが困難な場合も多々あるでしょう。そんなとき、スライドドアであればスペースや隣の車を気にすることなく、子供を乗せることができるのです。子供が開閉するときも隣の車へぶつける心配もないでしょう。

また、ドアに手を挟むなどの事故防止という意味でもスライドドアが人気のようです。オート開閉機能があると、ゆっくりスライドしてくれる安全装置があるので安心ですよね。

二人の子供をチャイルドシートに乗せることを考えると、両側のドアがスライドする車を選ぶとママやパパが車に乗り込まずに乗せることができるのも便利でしょう。

チャイルドシートの2台置きができるスペース

冒頭でも述べたように、チャイルドシートの義務は6歳までとなっています。さらに10歳くらいまではチャイルドシートの利用が推奨されているので、子供が二人の場合、車内にそれなりのスペースを確保できるのが望ましいでしょう。

実際に車の中を見たり、説明を聞いて、2台置きしたときどんな感じかを把握しておくとよいですね。チャイルドシートを2台置いても、ほかにスペースがあり荷物やベビーカーも積むことができるかなど空間に余裕があるかも実際に使ってみると大切なポイントになるようです。

子育てママに人気の車

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ミニバン

車体価格、燃費、サイズなどの要素が適当というのが人気のようです。しかもスライドドアという条件がかなえられる車種も多いのでファミリー層に人気です。

プチバン

プチバンとは背が高いわりに車体の全長がミニバンよりも短いコンパクトな車種になります。5ナンバーで5人乗りのものが多く、天井も高いので子供の乗せ降ろしがラクで、チャイルドシートを2台置きが可能なサイズです。軽自動車よりもパワーがあるため、長時間のドライブも楽しめそうですね。スライドドア式のタイプがほとんどなので、ママも運転しやすい仕様にオプションをつけていくのもよいでしょう。

スライドドア式軽自動車

燃費、維持費ともに最小限に抑えられ、小回りも効くためよく運転をするママたちにおすすめ。スライドドアを搭載している車も多く、装備も良くなっているので使いやすさには定評があります。ただし、軽自動車は基本4人乗りなので、4人家族での乗車はきつく感じるかもしれません。ママ専用もしくはセカンドカーとして選ばれている場合が多いようです。

SUV

軽自動車やバンタイプに馴染みのない方におすすめなのがSUV車です。車内の広さやパワー、装備や乗り心地の良さは魅力的と言えるでしょう。よく長距離の旅行に行くとか、アウトドアが好きというファミリーにはぴったり。最近は電気自動車やディーゼル仕様の車も出ているので、燃費もひと昔前に比べるとかなり抑えられています。子育て世代に人気のクラスもあるので、のぞいてみてはいかがでしょうか。

まとめ

子供が二人になって家族車の買い替えを考えたとき、どんな条件を優先するのかを決めておくと車選びもスムーズにできるかもしれませんね。車内のスペース、天井の高さ、スライドドア、燃費、維持費、安全性、デザイン、価格、乗り心地……いろいろなポイントで決めていくとよいでしょう。また中古車やレンタカー、カーシェアという選択肢もあるので、ベストな方法を夫婦で話し合って選べるとよいですね。

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