おむつが臭いときのおすすめ消臭対策は?
使用済みのおむつの臭い、なんとかしたいですよね。消臭対策グッズや方法をご紹介していきます。上手に利用して快適な毎日を送っていきましょう。
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気になるおむつの臭いの原因は?
使用済みのおむつはしっかりまとめているつもりなのに、臭ってしまうと困っているママは多いようです。なぜ臭うのか、どのように対策していったらよいのかをみていきましょう。
うんちの臭い(酸性臭)
ミルクや母乳しか飲んでいなかったころに比べて離乳食が始まると、腸内の消化吸収を助ける大腸菌が増え、うんちの臭いが大人と同じような臭いになりますよね。うんちは食事をしてから排せつするまで胃や腸などの消化管を通ってできあがります。細菌によって食べ物が分解され、発酵や腐敗していくうちに酸性臭が発生するようです。
おしっこの臭い(アルカリ臭)
尿の成分は98%が水分で、おしっこの臭いの原因は尿素とアンモニアです。食事に含まれるタンパク質が体内で分解されるとアンモニアが形成されます。体に必要な栄養素以外は尿として排出されますが、人体にとって有害なアンモニアも尿に含まれて排泄されます。おしっこを含んだおむつをしばらく置いておくとアルカリ臭を発生し、臭いが強くなるのです。
臭いを防ぐならゴミ箱を選ぼう
おむつ用ゴミ箱の種類
おむつ用のゴミ箱は、各メーカーとも機能・デザインともに常にグレードアップしているようです。特に消臭機能に関してはそれぞれ特徴があるので、比較してみるとよいでしょう。また、おむつを卒業後、家庭用のゴミ箱として利用するママも多いようなので、長く使用することを視野に入れながら選ぶとよいかもしれませんね。
【アップリカ:専用フィルム付き】
専用のカセットフィルムには強力な消臭成分が配合されており、うんちやおしっこの臭いをしっかり消臭。
【コンビ:専用カートリッジ付き】
防臭効果の高いカートリッジは取り換えも簡単。回転レバーを回すと抗菌フィルムがおむつをラップして密閉し、臭い漏れを防いでくれます。
【ピジョン:家庭用ごみ袋が使える】
レバーを閉じると入れたおむつが下のゴミ箱に落ちる仕組みになっているシンプルなゴミ箱です。家庭用のごみ袋が使えるのも人気。
【ライクイット:消臭剤で消臭】
ラバーキャップできっちりフタをし、フタを開けても中が見えず、臭い漏れも防いでくれるインナーキャップ付き。消臭剤でしっかり消臭するおむつ専用ゴミ箱です。
【ティーワールド:消臭剤を入れるポット付き】
市販の消臭剤を入れられるポット付きのゴミ箱です。二重フタの構造で内側のフタはパッキン付きだから密閉して臭いの外漏れを防いでくれます。市販のごみ袋やレジ袋がセットできるのも特長です。
おむつ用ゴミ箱のメリット
100均などで売っているポリバケツを代用しておむつ用のゴミ箱にするという案もあるかもしれませんが、消臭機能がないため臭い対策には、消臭剤や消臭スプレーが必要となるでしょう。
一方、専用のゴミ箱を使うメリットは、臭いをもらさないということです。フタを開けたとき、臭いを外へもらさないよう加工されていたりと室内に設置する状況を考えて作られているのが専用のゴミ箱の特長です。
さらに臭い消し効果を!
重曹で臭い消し
酸性のくさい物質に弱アルカリ性の重曹をかけると中和され、臭いを取ることができるようです。かける量も最初は”多いかな”と思うくらいの量で試してください。何度か試しながら調整していけばよいでしょう。
アロマオイルを混ぜておくと、良い香りの重曹ができあがり! 香りを消してから良い香りを楽しむことができるでしょう。ぜひ好きな香りで試してみてください。
重曹の使い方は簡単! 以下、参考にしてください。
・おむつやうんちにかける……おむつについたうんちに直接ふりかけた後、おむつを丸めて捨てると臭いの発生を防ぐことができます。丸めたおむつをビニール袋に入れて捨てる際にも重曹を振りかけてから ビニール袋の口を縛るとさらに消臭効果が高まるそうです。
・ゴミ箱にかける……ゴミ箱に捨てたおむつの上に重曹をかけても大丈夫。ゴミ箱からの臭いを防ぐことができるようです。臭いは時間が経つほどきつくなるので、早めの対応がおすすめです。
ちなみにおしっこの臭いには”クエン酸”が効くようです。重曹とクエン酸の二刀使いでかなり臭いを軽減できるようなので試してみてはいかがでしょうか。
新聞紙でくるむ
水分や湿気を吸収してくれる新聞紙でおむつをくるめば、臭いの発生を防ぐことができるようです。ゴミ箱内の湿度が上昇したときに雑菌が繁殖し、臭いが強くなるので臭いの発生対策に古新聞を活用してみましょう。
消臭剤・消臭スプレーを使用
さまざまな消臭剤や消臭スプレーがありますが、どんな臭いに効くか表示内容を確認して利用するのがよいでしょう。”尿臭に効く”や”除菌”などのワードがあるものがおすすめです。使用済みのおむつを入れた袋のフタを閉じる前にシュッとひと吹き、ゴミ箱に直接ひと吹きするスプレータイプ。また消臭剤ならゴミ箱に入れておくなど手間いらずで消臭できるでしょう。
その他の臭い対策ポイント
うんちはトイレに流す
離乳食が進むと、次第にうんちも硬くなってくるでしょう。トイレに流せるようであればゴミ箱に捨てる前に流すだけで臭いはかなり軽減されます。子供が座ったりしておむつにうんちがべったりつかないうちに気付いてあげるよう、意識しておくことも大切ですね。
またやわらかいうんちのときは、「流せるうんちヘラ」というアイテムがあるので利用してみるとよいでしょう。臭いの素を減らすことができるので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
処理したおむつは消臭袋またはおむつ処理袋に入れておくのもひとつの手です。防臭効果があるのでこちらも併用するなど、対策をしてみてください。
【流せるうんちヘラ】
ゴミ箱の置き場所に注意
住宅環境によって、置き場所は変わってくるでしょう。
【一戸建ての場合】
屋外にスペースがあるため、玄関先や勝手口、ガレージ、物置またおむつ交換する場所から遠くないところなど、確保しやすいでしょう。来客の目につきにくい場所に置き、コバエがわかないように、フタをきちんとして密閉しておくとよさそうです。
【マンションなど集合住宅の場合】
共有スペースには置けないため、一戸建てに比べるとゴミ箱を置ける場所が限られてしまいますよね。室内であれば、日当たりの悪い北側が理想的です。消臭剤や専用のゴミ箱を使用したり、換気をよくするなど、しっかり臭い対策を行いたいですね。
まとめ
おむつの臭い対策は、消臭剤や消臭スプレー、消臭袋、専用ゴミ箱などの機能を上手に活用して消臭効果をねらいましょう。トイレに流し、臭いの素を軽減させたり、臭いがきつくなる前に処分するなど、ご紹介した消臭方法でストレスをなくしていきたいですね。
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