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2018年10月05日 19:44 更新

テニスの子供への教え方。ジュニアレッスンは何歳から?

世界で活躍する日本人テニスプレーヤーに憧れて、子供にテニスをさせたいという方も多いようです。習い事でも上位にあげられるテニスですが、今回はママやパパが子供にテニスを教えるコツやテニススクールについてみていきましょう。

テニスを教えるのは何歳から?3歳では早い?

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テニスを子供に教えたいけれど、何歳くらいからテニスができるようになるのでしょうか。幼児へのテニスの教え方のコツや3歳、4歳、5歳に合うテニスラケットやボールの選び方をお伝えします。

ジュニアレッスンは4歳からが多い

3歳からというスクールもありますが、テニススクールのジュニアレッスンやイベントでは4歳からと年齢を設定しているところがほとんどのようで、もちろん初心者可となっています。また、ジュニアの公式試合は小学生からのエントリーが多いようです。ただし、テニスはラケットやボール、そして打てる環境があればスクールに通わなくても教えられますよね。ママやパパが経験者だとさらに教えるのに有利かもしれません。2歳のころからテニスラケットを持たせて親しませているご家庭もあるようですよ。

幼児へのテニスの教え方

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まずはボール遊びから

テニスというスポーツが把握できていないであろう低年齢のころから、フォームがどうこうとかボールを打つときの話をしても楽しいわけがありませんよね。まずはラケットを使ったボール遊びから始めましょう。最初はラケットの上にボールをのせて落とさないようにしたり、ラケットの上でボールをポンポンと弾ませて、何回できるかなど楽しみながら行うのはいかがでしょうか。多くの回数ができるようになったら、ラケットの面を裏表と反しながらボールをポンポンと大きく弾ませられるか挑戦してみましょう。歩きながら、さらに走りながらとレベルアップしても面白いですね。まずはラケットとボールに慣れることからふれさせ、楽しませるのが大切です。

ボールの打ち方・練習方法

コロコロとボールを転がして、転がってきたボールを打つ(当てる)という練習方法がおすすめです。最初は一人がボールを転がし、もう一人が子供の後ろからラケットを一緒に持ってあげて打つ。二人羽織のようなスタイルをイメージしていただけばわかりやすいでしょうか。「ボールがきたら、こうやって打とうね」と手を取って教えてあげてください。テニスは下から上へラケットをスイングさせて打つので、この練習が基本形になります。ラリーが続くようになりましたら、ボールを3バウンドくらいさせて打つ練習に進んでください。このときも最初は二人羽織方式で打つタイミングを教えてあげるとよいでしょう。だんだんできるようになり、ラリーが続き始めたらバウンドを2回、1回へと減らしてテニスのラリーに近づけましょう。基本的にはフォアハンドから始めますが、バックハンドを教えるのも子供にとっても難しいので、フォアハンドのみの練習でもよいと思います。

幼児のためのテニスアイテム選び

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ラケット選び

ラケットにはいろいろなサイズがありますが、19インチがもっとも小さく身長が80~105cm対象(年齢の目安:2~5歳)、21インチだと身長が95~115cm対象(年齢の目安:3~6歳)、23インチだと身長が105~125cm対象(年齢の目安:4~7歳)となっているようです。男の子と女の子、体格や骨格によってどのサイズが合うか異なりますが、背伸びして大きめのラケットを使っても重すぎてきちんとしたスイングができないとプレーに支障が出たり、腕を傷める原因にもなりかねませんので、専門家の意見を聞きながら体に合うサイズのラケットを選びましょう。

ボール選び

23インチまでのラケットを使用している子供には、通常大人が使うボールよりもやわらかいメルトンボールもしくはスポンジボールを使用します。メルトンボールは大人のボールよりもひと回り大きく、面に当てやすいのが特徴です。また、ロープレッシャーボールともいわれ、空気圧がかなり低めで打ったときにボールがへこむ感じがわかるくらいやわらかく、ホームランになりにくいボールです。スイングが安定せず、フルスイングしてボールを打とうとする幼児向けにぴったり。スポンジボールだとさらに飛距離をおさえられるので、あまり広くない場所での練習に向いています。

シューズ選び

テニスシューズは18cmからになるので、足の大きさが18cm以下であれば運動シューズでよいでしょう。18cm以上という方は、テニスコートの種類に適したシューズ選びが大切です。

■オムニコート(砂入りの人工芝) 
人工芝に砂が混じったコートで、日本ではもっとも多いコートになります。

■クレーコート 
土や砂だけのコートです。

■ハードコート 
世界的にはもっとも多いコートです。コンクリートのように硬いコートです。

■カーペットコート 
テニススクールに多いじゅうたんのようなコートです。

以上のようにコートには様々な種類があります。それぞれのコートに合わせたシューズを選ぶのが一番良いのですが、本格的に始める前や初級者さんにはどのコートでも対応できる『オールコート』用のシューズがおすすめです。シューズ選びの常識かもしれませんが、必ず試し履きをしてから決めてくださいね。

まとめ

人気のスポーツでもあるテニスを始めるにあたり、子供に重要なのは成長期の体に適したふれ合いや練習、用具の選択です。テニスコートで家族テニスができる日まで、ボール遊びや簡単なボール打ちで楽しみ、子供の成長を見守りたいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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