けん玉の幼児への教え方!持ち方の基本から遊び方まで

けん玉の幼児への教え方!持ち方の基本から遊び方まで

古くから伝わる日本の伝承遊びには、現代の子供たちの間で主流となっているゲームにはない良さや面白さがあります。今回注目する「けん玉」は、世界で普及している遊びのひとつです。パパママ世代もこの機会にけん玉を覚え、子供と一緒に遊んでみませんか?


幼児・初心者はここから!けん玉の基本

Lazy dummy

「KENDAMA」として世界中に広まっているけん玉ですが、実は知育玩具として幼児にも与えられる注目の玩具なんです。玉を入れるときの集中力、玉がぶれないように体の中心を安定させる体幹力、そして手先の器用さが養われるなどのメリットがある魅力たっぷりのけん玉。達人をめざしてがんばりましょう。

けん玉のルール・遊び方を教えよう

まず、けん玉で遊ぶ時の”約束事”を伝えましょう。

ご存知の通り、木製のけん玉は重さもあり、本体と玉は糸でつながっています。安全に遊ぶためには以下のルールを約束事としてください。

■けん玉を投げない
■振り回さない
■とがった部分を人に向けたり、つついたりしない
■けん玉があたらないよう、周りの人との距離に気をつける
■家具や窓などものにあたらないように、スペースを確保する

けん玉の調整

日本けん玉協会によると糸の長さは、小学生低学年以下だと約35cm(けんに玉を挿した状態で中皿のふちに届くくらいが35cmの目安)がよいそうです。長すぎても短すぎてもやりにくいので、大人は大人用の糸の長さ(約38~40㎝)があるので、一緒にやる場合はそれぞれに合う糸の長さに調整したけん玉を使用しましょう。

●公益社団法人 日本けん玉協会 ホームページ「はじめてのけん玉」
http://kendama.or.jp/tricks/for_beginners/

けん玉の基本的な持ち方

技によって持ち方が異なります。

◆もしかめなどの技をする場合
大皿、小皿、中皿に玉をのせる技の場合、ペンや鉛筆をもつように親指と人差し指でけんをはさみ、中指と薬指は中皿にかけます。大皿と小皿を使う技をする場合は、この持ち方になります。

◆とめけん、ふりけん、日本一周などの技をする場合
けんを手のひらで握らず、指先でけんを持ちます。大皿、小皿、中皿に玉をのせたり、けん先に玉を挿す技ができるよう、持ち方は自由のようです。

●公益社団法人 日本けん玉協会 ホームページ「級・準初段の技」
http://kendama.or.jp/tricks/basic_tricks/

けん玉の遊び方

Lazy dummy

まずは大皿にのせてみる

一番大きい大皿に玉をのせる練習からしてみましょう。

大皿にのせるのが難しい場合は、大皿にのせる練習の前に手のひらに玉をのせ、ポンポンと上にあげる練習をするとよいでしょう。玉をまっすぐ上に上げて、キャッチする。単純な動きですが、幼児にとっては意外に難しいようです。手先だけでなく膝を上手に使い感覚をつかめるまでがんばりましょう。これができたら、大皿にのせる練習に移るとスムーズかもしれません。

構え方にもポイントがあります。

早く上手になりたいという一心から、力が入りすぎて手首や指先が固くなってしまうかもしれません。すると、滑らかな動きに対応できるようリラックスした状態で構えるのがポイントです。また、膝をやわらかく使うためにけん玉をもっているほうの足は半歩前に軽く開くとよいでしょう。

大皿にうまくのせるコツ

手先だけでのせようとせず、やわらかく膝を使って玉を上げ、落ちてくるタイミングで皿を玉の下に入れるイメージで行うのが成功のコツです。大皿にのせるのができるようになったら、中皿、小皿にも挑戦してみてください。

うまくのせれたら大皿の上でジャンプ

大皿に玉をのせるコツがつかめたら、次は大皿の上で玉をジャンプさせ再び大皿でキャッチする練習をしましょう。このときも、玉の動きに合わせて膝を柔らかく使い、リズムよく行うのがコツです。ジャンプが上手になったら、大皿から小皿へ、大皿から中皿へと移動する練習へステップアップしてみてください。

幼児におすすめ!けん玉つみ木

玉とけんを積んで楽しむ遊び方です。たとえば玉の上に中皿をのせます。手を放しても形をキープできれば成功です。積み方は自由なので、どのような形にするかという想像力と積み上げるときの集中力が養われるため幼児にはおすすめ。パパや兄弟と勝負するなどけん玉の技ができなくても楽しめますよ。

幼稚園でもおすすめ!けん玉遊びの効果

Lazy dummy

姿勢が良くなる

けん玉を上手に操るためには、体の中心である”体幹”が安定しているかどうかがポイントとなるようです。けん玉は手先や膝など体全体を使って行うので、バランスをしっかり取れる筋力が必要です。腹筋や背筋などが自然と鍛えられることにより、姿勢は安定し良くなることにつながるのです。幼稚園でもいろいろな効果が得られるとけん玉を玩具に取り入れているところも多いようです。

手と目の協調性が発達

けんと玉の動きをしっかり見ながら手を動かす。手と目を協調させて、練習を繰り返したり技を磨くことは脳に刺激を与え、手先を器用にする役割があるそうです。手と目を連動させて、技を成功させるためには集中力も必要なので、いろいろな能力がいつの間にか備わってくるというメリットがけん玉にはあります。

ボディイメージが良くなる

”テレビを観ながら物を食べられる”つまり、目の視線はテレビに向けたまま、食べ物をつまんだ箸を持つ手元を見ずに食べ物を口に運べるのは、深部感覚という感覚が発達しているから。手の位置がどこにあるのかが無意識ですがイメージできている証拠なのです。けん玉も同様、目は動いている玉を負いながら、手元や肘・膝がどのように動いているかをイメージして行っているので深部感覚が発達。練習を繰り返すことによって、ボディイメージが良くなっていくようです。

小脳が活性化する

けん玉の技を成功するには何度も何度も失敗し、練習を重ねるという経験が必須と言えるでしょう。失敗したときの状態を記憶し、失敗や間違いを繰り返さないようにする働きを担っているのが「小脳」と言われています。数多くの失敗例を小脳が覚えているからこそ、成功に導いてくれるのです。練習をして失敗をすればするほど小脳が活性化。成功に近づけるために覚えを早くし効率を良くしたり、手先を器用に動かせるようにしたりという効果に期待ができそうです。

まとめ

いろいろな能力が養われるけん玉を、知育玩具として取り入れてみてはいかがでしょうか。世界中で親しまれている競技性の高いけん玉を親子で一緒に取り組み、共通の趣味(特技)として楽しめそうですね。お子さん用のけん玉は、幼稚園~小学校低学年なら小さな手でも持ちやすいジュニア用のけん玉(日本けん玉協会推奨のもの)をおすすめします。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症についての最新情報は、[内閣官房][厚生労働省]妊婦に関する情報[日本小児科学会]幼児に関する情報など公的機関等で発表されている情報をご確認ください。

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