4人家族に人気のウォーターサーバーは？

ウォーターサーバーが人気なのは、いつでもおいしいお水が飲めることだけでなく、想像以上にリーズナブルなことも理由に挙げられます。ここでは4人家族がウォーターサーバーを使うメリットについてまとめました。

日本の水道水は安全性が高く、国が定めた安全基準をクリアしたものだけが水道管を通って各家庭に配水されます。塩素の臭いが強いと言われた時期もありましたが、今はお酒の醸造にも水道水が使われるほどおいしい水になっているのだそう。

蛇口をひねれば、安全性も高く、おいしくなった水道水がすぐに出る現在。手軽にミネラルウォーターも手に入りますし、ウォーターサーバーは人気があるとはいえ、「ぜいたく」「もったいない」という印象を持つ人も少なくありません。また、「サーバーレンタル代無料」など、手頃に利用できるように見えるけれど、実際は思った以上に高かったという口コミもあり、ネガティブにとらえている人もいるのではないでしょうか。

しかし、実際には４人家族での水の消費量を考えると、想像よりも安いことも多いのだそう。おおよその目安として、大人2人、子供2人の場合、１ヶ月あたりの消費量は約50リットル。ウォーターサーバーのボトルは1本あたり12リットルなので、1ヶ月あたり、4本消費するという計算になります。1本あたり1,520円（「プレミアムウォーター」の場合。業者によって異なる）だと計算して、4本だと6,000円。ミネラルウォーターが1リットル100円と計算すると、50リットル消費するとして1ヶ月5,000円必要ですが、買いに行く手間や運ぶ大変さもなく、いつでも温水・冷水を使うことができると考えると、ウォーターサーバーはお得だと言えるでしょう。

また、子供がいると、なかなかゆっくり買い物もできない中、重いお水を玄関先まで宅配してくれるのはとても便利ですよね。さらにボトル1本（12リットル）の水をストックできるので、災害対策としても有効です。

前項では、4人家族のおおよその水の消費量は50リットルと説明しましたが、同じ4人家族でも、子供の年齢によって使う水の量が異なります。今回は子供の年齢別にどのような点を考慮してウォーターサーバーを選んだらいいのか考えてみましょう。

赤ちゃんがいる場合、ミルクの調乳や離乳食作りにウォーターサーバーは便利ですが、まだ水の消費量はそれほど多くありません。しかし子供が大きくなり、運動などで活動量が増えると水の消費量は増えます。特に中学生や高校生で、運動部に所属している子供がいると、消費量はよりアップ。子供が2人、部活動で1リットル入りの水筒を毎日持参するという場合は、少なくとも1日に子供だけで2リットルの水が必要になります。それだけで1ヶ月、60リットルが必要になる計算になります。

現在、ウォーターサーバーの会社の中には、妊娠中やママに向けた特典を用意しているところもあります。特典内容はサーバーレンタル代が無料であったり、ボトルが割安価格であったりと会社によって異なりますが、まだ子供がそれほど水を消費しない乳幼児の場合、その特典を利用してお得にウォーターサーバーを利用するのもおすすめです。

子供の年齢が高く、消費する水の量が多い場合は、ボトル1本あたりの値段に注目してみましょう。ウォーターサーバーの水は沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行っていない「天然水」と、採取した水に、0.0001ミクロンの超微細孔のフィルターを通した「RO水」の2つに分かれます。RO水は容器を再利用することが多く、天然水と比べて値段が安いことが多いようです。水の消費量が多い家庭は、RO水のウォーターサーバーを使用するのがおすすめです。

とはいえ、実際にどのくらいの量が適しているのか、使い始めてみないとわからないもの。まずは1ヶ月利用し、水ボトルの消費量を確認してみてもいいでしょう。

多くのメーカーの中で、人気のウォーターサーバーはどこなのでしょうか。コスパや品質、利便性、サーバーのデザイン、実際の口コミなど、さまざまな側面を考慮・比較した上で、おすすめのウォーターサーバーをご紹介します。

アクアクララが提供しているのは、RO水に、カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウムをバランスよく配合した軟水。モンドセレクションの「優秀品質最高金賞」を2012〜2017年の6年連続で受賞するなど、水のおいしさにも定評があります。厳しい自社基準のもと品質チェックをした安全な水が、ボトル1本（12リットル）税別1,200円です。

サーバーの種類も豊富で、基本的な機能を抑えたシンプルタイプから、コンパクトな卓上サイズ、カラーバリエーション豊富なシリーズまであります。中には、消費電力が最大で約65%削減（同社比）できたものも。年間の電気代が最大で約7,000円も安くなるのはうれしいですね。

●アクアクララ公式サイト
https://www.aquaclara.co.jp/

コスモウォーターでは、48時間以内に出荷された天然水を提供しています。ボトルは1本税別1,900円（12リットル）と、RO水と比べると高めですが、月々に必要なお金は水の代金だけ。サーバーのレンタル代や配送料、定期メンテナンス代、初期費用も無料です。RO水ではなく、自然のおいしさの天然水を飲みたいと考えるファミリーにおすすめです。サーバーは場所を取らないコンパクト設計。ボトルは下置きで、重心が低いので、小さな子供がいても、倒れる心配も少なく安心です。

●コスモウオーター公式サイト
http://www.cosmowater.com/

RO水に良質ミネラルを加えた軟水の水を宅配してくれるクリクラ。産院でも多く使用されているので、妊娠中や赤ちゃん、小さな子供を持つママも安心して使えそうですね。ウォーターサーバーは床置きと卓上が用意されているため、家族構成によって使い分けするのもよさそうです。ボトルはリターナブルタイプなので、価格も1本（12リットル）税別1,250円と手頃。コスパがいいので、たくさん水を消費する家庭におすすめです。ウォーターサーバーは、3ヶ月6本以上の注文でレンタル無料です。

●クリクラ公式サイト
https://www.crecla.jp/

富士、朝露高原、木曽の3種類の天然水から選べるフレシャス。サーバーの種類が豊富で、床置き式や卓上式、チャイルドロック付きや温度調節対応機能付きなどがそろっています。カラーも豊富で、キャラクターを採用したものもあり、インテリアに合わせて選ぶこともできそうですね。「サーバーがおしゃれ」「キャラクターのデザインが子供に好評」といった口コミも寄せられています。

サーバーレンタルは0円〜であるうえ、クリーニング機能付きなので、メンテナンス代も不要です。水代は、天然水の種類や使用する容器によって異なりますが、いずれも500ml/80円前後。水はボトル式のほか、交換しやすいパック式のものもあります。

●フレシャス公式サイト
https://www.frecious.jp/

水の消費量が多く、コスパ重視の人におすすめなのが「アルピナウォーター」。ボトル1本（12リットル）の価格は税別1,050円で、サーバーのレンタル代も572円〜と手頃です。意外とかかるサーバーメンテナンス代も無料（2年に1回）。北アルプスの天然水を使用したRO水は、赤ちゃんのミルクづくりにもぴったりです。サーバーはデザイン的に目新しいものではありませんが、基本的な機能は抑えたシンプルな作りです。

●アルピナウォーター公式サイト
https://www.alpina-water.co.jp/

ウォーターサーバーの比較、いかがでしたか？　お水のおいしさや価格が安いだけでなく、「サーバーの形がかわいい」なども、選択の理由になりそうですね。さまざまな点を考慮して、自分の家族にぴったりなウォーターサーバーを選んでくださいね。

同じ4人家族でも、幼児がいる場合は、サーバーのロック機能や倒れにくさなども大切なチェックポイント。一方、子供の活動量が多く、水をたっぷり飲む場合は、手頃な価格でおいしい水を宅配してくれるところを選びたいですね。家族みんなで相談して決めれば、子供やパパもボトル交換などを手伝ってくれるかもしれませんよ。

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