【医師監修】赤ちゃんの鼻づまり原因と3つの対処法とは?

【医師監修】赤ちゃんの鼻づまり原因と3つの対処法とは?

赤ちゃんの場合、鼻づまりはよくあることですよね。夜眠れなかったり、ミルクが飲み辛らそうだったり、見ていてかわいそうになってしまい、「何かの病気なの?」と心配になってしまいますよね。今回、「なんとかしてあげたい!」と焦るママさんに即役立つ、赤ちゃんの鼻づまりの原因や対処法などをお伝えしていきます。


赤ちゃんの鼻づまりで見られることは?

Lazy dummy

※画像はイメージです

大人でも辛い鼻づまりですが、赤ちゃんの場合は鼻水が溜まっていることを自分で訴えることが出来ません。では、どうやって鼻づまりを起こしているかを見つけることができるのでしょうか。

それは日頃のちょっとしたことから見つけることができます。一番接しているお母さんや家族が早くに気づいてあげられるとよいですね。以下の点に注意して見てみましょう。

(1)母乳やミルクが飲みにくそう

鼻がつまっていると、おっぱいや哺乳瓶の乳首を咥えてもすぐに離してしまい、泣いてしまうようなことを繰り返すことがあります。乳首を吸っている時は鼻で呼吸をすることになります。しかし、鼻づまりが起きていると、その鼻呼吸ができなくなり、乳首を吸っても苦しくてすぐに離してしまうのです。さらに、お腹が空いているので、何度か乳首を吸っては離すことを繰り返したり、むせ込みながら飲もうとしたりすることになります。乳首を吸っている時に、「ブーブー」「ズーズー」といったような鼻づまりの音が聞こえるのも一つの特徴です。

(2)機嫌が悪く寝つかない

大人でもあることですが、鼻づまりで寝苦しいという状態です。赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。寝ている時に鼻呼吸ができないと、寝つけなかったり、途中で目が覚めてしまうといった状況になります。

そうすると、眠いのに寝られないので機嫌が悪くなり、なんだか今日はずっと泣いている、ぐずっているなどの状態が続きます。

(3)鼻水の状態で判断

赤ちゃんの鼻水が黄色や緑っぽい色だった場合は、細菌などに感染している可能性があります。白血球の死骸が鼻水に混ざり、黄緑色の鼻水になると鼻がつまりやすくなるので、ママは注意してこまめに鼻水をとってあげてください。

赤ちゃんが鼻づまりになる原因は?

秋~冬の時期に多くなってくるのが、風邪を含めた感染症。風邪も赤ちゃんの鼻づまりの原因の1つです。

人間の身体は細菌やウイルスが侵入すると、その病原体がこれ以上侵入してこないように、悪さをしないように熱や鼻水などの一般的な風邪の症状が出現します。特に鼻は身体への入り口でもあるため、細菌やウイルスが鼻の粘膜を攻撃しやすく、炎症を起こし、鼻水が出やすい状況となります。また、鼻水で病原体の侵入をブロックしている役割もあるのです。

また、アレルギーの原因となる花粉やスギ、ハウスダストなどを吸い込むと、アレルギー反応として同じように鼻水が作られ、身体への侵入をブロックするため、鼻がつまってしまうこともあります。

鼻づまりになった赤ちゃんの2つの解消法

(1)加湿して鼻水を出しやすくする

特に冬の鼻水は乾燥によりカチカチに固まっていたり、粘り気があることが多いですよね。それを無理矢理に綿棒や吸引器で取ろうとすると、粘膜を傷つけてしまう可能性があります。

こうした場合、お風呂上がりに鼻の掃除をするのがよいでしょう。浴室の蒸気で鼻水が柔らかく取り出しやすくなります。そのほか、部屋を加湿したり、鼻水を取るときに温かい蒸しタオルを鼻の周りにあてて柔らかくするのも試してみる価値があります。

(2)綿棒や鼻水吸引器を使う

少し大きくなってくると、鼻をかむことができるようになる子もいますが、赤ちゃんの場合はなかなか難しいですよね。特に黄色や緑っぽい色の固まったものを取るのは、暴れて泣かれて一苦労です。そこで、鼻水を取りやすくする方法を紹介します。

一番簡単なのは、細めの綿棒や鼻水吸引器を使うことです。細めの綿棒の場合は、入口付近のものを取るのに適していますが、あまり奥まで入れると鼻の粘膜を傷つけ、鼻血が出てしまったりするので気を付けましょう。もう一つは鼻水吸引器です。しょっちゅう鼻水が出ているのであれば、自宅用に1つ用意しておくと安心かもしれません。口で吸うタイプやスポイトタイプ、電動タイプなどがありますので、それぞれ商品の特徴などを比較して選ぶとよいでしょう。

(1)、(2)を何度か練習させてみるだけでも違ってくると思われます。ぜひ実践してみてください。

<口コミ・体験談>赤ちゃんの鼻づまり

赤ちゃんのころは鼻くそがつまって3、4日取れないことがよくありました。「スピー、スピー」という音を聞いていると、私の方が息苦しくなりそうでした。綿棒で取ろうにも余計に中へ入ってしまいそうで、恐る恐るやっていたから取りきれず。そのままにしていたら自然となくなってました。(31歳/長男4歳/金融/専門職)
生後半年くらいからよく鼻水がたれるようになって、おっぱいを飲むときに苦しそうでした。ティッシュでこまめに拭いていたら、鼻の下が赤くなってしまいました。(36歳/長男3歳/情報/アシスタント)
赤ちゃんのころはよく鼻水を出していました。おきまりのパターンは、1〜2日目が透明→3日目から緑色→それがしばらく続いてから治る、といった感じ。耳鼻科でお薬を出してもらっていました。(35歳/長女2歳/不動産/事務職)
生まれたばかりのころは鼻をフガフガさせていて、つまってるのかと心配していたら、小児科の先生に「赤ちゃんは鼻腔が狭いので、そのせいだよ」と教えてもらいました。保育園に行くようになると、1年の3分の1は鼻水が出てるんじゃないかと思うくらいだったので、吸引力あって楽そうな電動の鼻吸い器を買いました。高かったけれど下の子にも使ってるし、元は取ったかな。(32歳/長男7歳・長女0歳/医療/介護職)

※マイナビウーマン子育て調べ 調査日時:2020年4月1日~4月7日

                   

【医師監修】新生児が鼻をフガフガさせる原因と時期、5つのホームケア

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/7441

生後1ヶ月以内の新生児が鼻をフガフガとさせていると、病気ではないかと気になりますね。新生児が鼻をフガフガさせるのはなぜか、よく鼻をフガフガさせる時期はいつか、またおすすめのホームケアを紹介します。

鼻づまりで病院に行く時の目安は?

鼻水が出たからといって、すぐに病院に行かなくてはならない、ということではありません。大人でも季節の変わり目に少し鼻をすする程度のことはありますよね。赤ちゃんの場合も、透明な鼻水が出ているだけの場合は、室温や湿度などに気を付け、しっかり睡眠を取らせる、身体に無理をさせない、という対応で問題ありません。しかし、鼻水以外にも熱が出てきた、咳が続くなどの他の症状が現れたときは、風邪を含めた感染症などの可能性が高まりますので、受診する目安にしましょう。

まとめ

赤ちゃんによくある鼻づまりの症状、病院に行くほどではないけれど、家でどう対処したらよいのかと悩まれる人も多いのではないでしょうか? 鼻づまりは風邪や感染症、アレルギーなどが原因で起こる場合もあります。ママは赤ちゃんの様子の変化など、注意して見てあげましょう。そして、もし鼻が詰まって辛そうなら、今回紹介した解消法を試してみてください。それでも症状が改善されない場合は、かかりつけの小児科や耳鼻科を受診しましょう。

この記事の監修ドクター
向洋こどもクリニック 梶梅 輝之先生
川崎医科大学 卒業後、広島市立 舟入病院小児科部長を経て向洋こどもクリニックを開院。子供の病気の診療や予防はもちろんのこと、心身の健全な発達を支援し、ご家族の皆様と子供の成長をともに喜び合えるクリニックにして行きたいと考えています。
http://www.mndcc.jp/index.html

※この記事は 医療校閲・医師の再監修を経た上で、マイナビウーマン子育て編集部が加筆・修正し掲載しました(2018.08.20)

※記事の修正を行いました(2019.06.07)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※新型コロナウイルス感染症についての最新情報は、[内閣官房][厚生労働省]妊婦に関する情報[日本小児科学会]幼児に関する情報など公的機関等で発表されている情報をご確認ください。

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