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2023年05月18日 10:41 更新

5月は下校中の事故が最多、防ぐために1番大切なことは?親がすべきことを調査

C.Dreamsが運営する子供の教育メディア「ちいく村」は、小学生の親を対象に「下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?」という調査を行いました。

下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?

5月は下校中の子供の交通事故が最多

内閣府の調査結果によると、5月度は下校中の子供の交通事故が1番多い時期です。

下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?

引用:https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r02kou_haku/zenbun/genkyo/feature/feature_01_2.html

特に小学1年生の交通事故割合が高く、全国で最も交通事故が多くなっています。1年生の5月は下校にも少し慣れてきた時期で、子供だけで家に帰す学校も多くなっています。

このようなデータがある中で、今回は全国の親が子供たちにどのような安全の取り組みをしているのかを、ちいく村が調査しています。

下校中の事故を防ぐために最も大事なことは?

下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?

小学生の親が考える「下校中に子供が事故に合わないために1番大事なこと」は何か調査したところ、200人中116名が「学校からの帰り道の交通ルールを具体的に教えること」と回答しました。

学校からの帰り道を子供と一緒に歩き、具体的に守るべきルールや危ないポイントを子供に指導している人が1番多くなっています。子供も交通ルールを聞くだけでなく、親と一緒に歩くことで、より具体的に注意するべきポイントを知ることができます。

2番目に多かったのは「友達と一緒に帰らせる」。一人で歩くことは交通事故以外にも危険が増すので、とても良いアドバイスですね。

他には、「夕暮れ時まで外にいさせない」「寄り道させない」などが挙がっていますが、どれも重要なことではないでしょうか。

下校中に事故に遭わないためにしていることは?

下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?

下校中に子供が事故に合わないために、小学生の親が何をしてあげているかを聞いたところ、200人中60名が「最初のうちは一緒に帰ってあげる」と回答。最初の問いにもあったように、一緒に帰ってあげる取り組みをしている人が多いようです。

また、2位には「GPSを付けている」という意見もありました。子供用GPSはランドセルなどにつけておくことで、親のスマホに位置情報が送信されるもの。子供がどこにいるかがわかるので、何かあればすぐにかけつけることができます。

3位は「蛍光板を付ける」という意見も同様に多かったです。親の都合で帰るのが遅くなる子は、蛍光板を付けることで車からの危険を避けることができます。

登下校や外遊びでヒヤリとしたのはどんな時?

下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?

子供の登下校や外遊びでヒヤリとしたことでは、200人中118人が「急な飛び出し」と回答していました。

子供は周りを見ずに急な飛び出しをすることがよくあります。実際に調査した結果でも半数以上が「急な飛び出しにヒヤリとしたことがある」とのことだったので、登下校中の曲がり角や車道で飛び出さないように教えてあげることはとても重要です。

他にも「路上で遊びだす」といった意見も多かったので、友達と帰るときも道路では遊ばないように指導するのが賢明といえます。

小学1年生は交通ルールを理解している?

下校中に子供が事故に合わないために、1番大事なことは何ですか?

小学1年生の子は交通ルールをどれぐらい理解しているのか尋ねたところ、200人中149人が「理解はしているが1人ではまだ不安」と回答していました。

小学1年生であれば信号などの交通ルールはわかっている子が多いようですが、親の感覚としてまだ不安に感じるレベルのようです。

また、200人中33人は理解できていない子もいるので、通学路を通る大人たちもこの認識を持っておく必要があるでしょう。

調査概要

調査対象:小学生の親
調査日:2023年5月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:200人
調査主体:自社調査
ちいく村:https://chiiku-baby.com/kodomo-gps/

(マイナビ子育て編集部)

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