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2023年04月17日 12:13 更新

第一子妊娠のフジ山崎アナ、不妊治療中は「有名人の妊娠報告すらつらい時期もあった」

お笑い芸人・おばたのお兄さんが自身のYouTubeチャンネル『おばたのお兄さんといっしょ』で、第一子妊娠中の妻・山崎夕貴フジテレビアナウンサーとともに、不妊治療について明かしました。

仕事場で「実は不妊治療しています」と明かした理由

おばたのお兄さんと山崎アナは2018年に結婚、今年3月に山崎アナが第一子を妊娠したことを発表しました。妊娠を発表した動画で、おばたさんは「おなかに命が宿ることは奇跡」と話していましたが、赤ちゃんを授かるまで大変な不妊治療をしていたことを今回明かしています。

「僕らは不妊治療をしていて、妻が頑張って病院に通ってくれていた」と切り出したおばたさん。

山崎アナは、不妊治療中だということを職場に言えたら通院などで休みやすくなるが、言いたいけれど言いにくい人もいるし、言いたくないという人もいる、と様々な人たちに配慮しながら、自らの経験を話しました。

山崎アナの場合は「私の場合は言わないと休めない」仕事で、「タイミング法とか人工授精とかまでは言わなくてもいけたかなと思うんだけど、体外受精になると通院で休む頻度がぐっとあがる」ため、職場に「実は不妊治療をしています」と伝えたといいます。

「言わないとどうにもならない」「それを隠し続ける自分のストレスの方が大きくて、自分の精神状態が良くないなって思ったから言えたっていうのもある」と、山崎アナ。

「言ったことによって可哀想と言われたり、同情されたりするのはすごく辛いことだと思う」としながら、職場では「頑張ってね!」と応援してくれる上司や同僚が多く、「頑張って」という言葉もプレッシャーではなくてエールとして受け止めることができたそう。

また、職場では必要以上のことを聞かれることはなく「すごく恵まれていた」と振り返り、「こっちが言うこと以上には聞いてこなかった」「周りの方々は本人が言うことだけ(を聞くにとどめて)、突っ込んできかないほうがいい」と語りました。

おばたさんも、妊娠はとてもデリケートな話題だとして「『子どもとか作んないの?』みたいな、相手は本当に悪気ないしライトに言ってるけど、ウッてなることとかあるじゃん」「まじくそデリカシーない奴めちゃくちゃいるからね」と言及。

「『てかさ、なんで子ども作んないの?早く作ったほうがいいよ』とかさ、(会って)一発目に言うことじゃないよ。『あれ、まだ子どもいなかったっけ? 何で作んないの?』って」と、周囲でそのような発言を耳にすることは決して少なくないと明かしました。

不妊治療について明かすと「うちもです」「私も」と反応されることが多いそうで、不妊治療をしている人は実は大勢いるため、安易に「子どもはまだ?」などといった話を振るのはマナー違反ではないかというおばたさん。

実際、山崎アナも「有名人の人の妊娠報告すら辛い時期もあったから。動画とか記事を読むだけでも辛い時期ってあるのよ」と吐露。よく知らない相手に「お子さんいるんですか」と聞かれるようなことも「その確認をされることがめちゃくちゃストレスなんだよね。『あ、いません』っていうことがすごく辛かったりする」と明かしました。

不妊症を疑ったらいつ受診すればいいの?

おばたさんが「周りにも『実はうちもです』という人が大勢いた」と明かしたように、不妊治療を受けることは今やまったく珍しくありません。

年齢にもよりますが、妊娠を望むカップルが1年を経過した時点で妊娠していなかったら、不妊症の検査を受けることが勧められます。不妊の原因は男女どちらにも可能性があるため、男性・女性ともに医療機関で診てもらいましょう。

女性側の原因としては、排卵がうまくいかないケース、卵管がふさがるなどして卵管に卵子がうまく取り込まれなくなるケース、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、先天奇形などで着床しづらい子宮環境であるケースなど様々な原因が考えられています。ただ、検査をしても明らかな原因が見つからない場合もあります。

男性側の原因としては、射精がうまくいかない性機能障害や、精子の数や運動率が悪く受精しづらいケース、無精子症が考えられています。

原因が特定できれば、その原因に合わせた治療ができる場合もあります。また、夫婦で情報を共有し、高度な不妊治療へとステップアップすべきなのかなど、妊娠するための方法をよく話し合うことも大切です。

近くの産婦人科で診てもらえる場合もありますし、どの医療機関が良いのか決めかねる場合は、まず不妊専門相談センターに相談してみるとよいでしょう。不妊専門相談センターは、各自治体が設置していて、不妊に悩む夫婦が、専門的な事柄や心の悩みなどについて医師・助産師等の専門家に相談したり、診療機関ごとの不妊治療の実施状況などに関する情報提供を受けることができます。

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