「早期教育」はどのような教育法?その種類や実践する際の注意点など

「早期教育」はどのような教育法?その種類や実践する際の注意点など

子供がいる家庭なら、早期教育という言葉を耳にしたこともあるでしょう。しかし、早期教育といわれても、本当に子供にとって良いものなのかは疑問を感じる人もいるのではないのでしょうか?早期教育とはどんなものなのか、また早期教育のデメリットなどについても紹介します。


早期教育とは?

そもそも、早期教育自体詳しく知らない方もいるでしょう。まずは早期教育とはどんな教育方法なのか詳しくみていきましょう。

早期教育とは小学校に入る前の段階から、教育を取り入れる方法のことです。家庭によっては赤ちゃんの頃から、英才教育を始める場合もあります。早期教育は小学校に入学してもこまらないように、読み書きを習わせることが一般的です。家庭学習でも取り入れるケースも増えているようで、小学校を入学するまでに、自分の名前が書けるのはもちろん、ひらがなやカタカナまで習得する子供も少なくありません。

ほかにも英語やピアノなどの習い事も含まれています。スイミングのような運動系も英才教育のひとつで、早い段階から経験させることで、能力を高めたりその子の関心を高めたりするという考え方です。

弊害、デメリットもある?

早い段階で教育をすることは決して悪いことではありませんが、やり方によっては子供にデメリットとなってしまう場合もあるため、注意するようにしましょう。

幼児期に早期教育で高い能力を身に着けても、小学校に入っても同じように指導を受けなければ、逆に弊害となり無駄となってしまう可能性があります。その理由は、小さいころに特別な能力を身に着け周りに褒められても、それをずっと続けなければ能力が普通に戻ってしまい、子供が大きな挫折感を味わってしまう可能性があるためです。

もともと子供は、それぞれ生まれ持った能力が異なり、それは遺伝子により決められています。子供の頃にはその差が目立ちやすく、早く身につけさせたいという親心が影響してくることもあるでしょう。しかし、その子が必要なときに必要な能力が生まれるようになっているため、親が焦り過ぎても子供にとってデメリットでしかありません。挫折を味わうより、成功体験を多く積み重ねた方が、子供にとって良い体験になるのです。

早い年齢から何でも詰め込み教育をすると、子供の体調に変化が見られることもあります。寝る時間も惜しんで複数の習い事をやらせていたら、睡眠時間が不足して朝起きられず、不規則な生活習慣になってしまうこともあるのです。子供の体に負担をかけていると、次第に体のだるさや不調を訴えだし、頭痛や腹痛がおきて登園もできなくなる恐れもあります。早期教育で子供の体調にまで影響するやり方は、良い方法とはいえません。

どのような種類がある?

親が詰め込み教育を押し付けるのではなく、子供がやりたいと感じたことなら、早期教育を取り入れても良いでしょう。早期教育には次のような種類があります。

英語の早期教育

英語脳がつくられていくのは、幼少期のころだけです。今は小学校から英語教育が始まりますが、その段階ではすでに脳が日本語で占められ、英語が入る余裕がありません。幼少期から英語に触れておくことで、英語が入り込むスペースをつくることができます。つまり言語をつかさどる脳に、日本語脳と英語脳の下地ができあがるのです。

幼少期では英語を勉強としてとらえません。日常生活の会話を通して英語を学ぶため、勉強という感覚がなく楽しく覚えることができます。周りのお友達や先生と会話するような感覚で、違う英語を使ってしまっても間違ったから恥ずかしいという気持ちもありません。英語のベースが幼少期にあると、大人になってからの英語教育にも役立てることができます。

●サンライズキッズエデュケーション ホームページ
「初めての英語教育 早期英語教育のメリット・デメリット」
http://www.sunrisekids-education.jp/useful/first_edu/02.html

運動の早期教育

運動系の早期教育では水泳を取り入れる家庭が多いようです。スポーツ選手のなかでは、プロゴルファーのように幼少期からゴルフを取り入れている家庭も少なくありません。そのようなことからスポーツは早く始めたほうが、能力の差が出やすいと感じるかもしれません。本格的にスポーツをやらせるなら、ずっとその子に良い指導者をつけ続ける覚悟が必要です。

運動の早期教育をやる場合は、親が過度な期待を持ってやらせるのではなく、子供が続けたい意思を尊重することが大切です。スポーツは子供がやりたいものを自由にやらせ、上級レベルを目指して挫折感を味わうより、少しのことをたくさん褒めて自信を付けてあげることが必要となります。

まとめ

早期教育は子供がやりたいと言ったことはやらせてあげましょう。親が押し付けて、詰め込み教育になってしまうのは、弊害となってしまう可能性があります。なんでも早くから経験させれば将来の能力に差が出るということはなく、好きなことをやらせて褒めて自信を付けることが重要となってくるのです。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

関連する投稿


元犯罪者との実験で明らかに! 子どもが犯罪に遭わないための防犯対策【安全教育の専門家が実験】

元犯罪者との実験で明らかに! 子どもが犯罪に遭わないための防犯対策【安全教育の専門家が実験】

岩崎書店から2月16日に出版される絵本『いやです、だめです、いきません』の著者・清永奈穂さん。清永さんは犯罪歴のある男性立ち会いのもと、犯罪者の心理について実験。そこから導き出された子どもの防犯対策についてご紹介します。


作業療法士監修! 書くことが苦手な子でも書くことが好きになる『凹凸書字ドリル』発売

作業療法士監修! 書くことが苦手な子でも書くことが好きになる『凹凸書字ドリル』発売

世界文化ワンダークリエイトが発行する発達支援雑誌『PriPriパレット』は1月26日、オフィスサニーの「できるびより」とコラボし、文字を書くのが苦手な子どものための手指で感じるドリル『凹凸書字ドリル』シリーズ4冊を発売しました。


アレクサで子どもと英語学習! ECCが「Amazon Alexa」の新スキル「英語クイズ」リリース

アレクサで子どもと英語学習! ECCが「Amazon Alexa」の新スキル「英語クイズ」リリース

ECCは1月19日から、Amazonが提供する音声アシスタント「Amazon Alexa」の新スキル「英語クイズ」の提供を開始しました。


子どもの習い事の「平均月謝」が高額な地域、2位は関東、では1位は? 地域ごとに習い事のジャンルにも特徴が

子どもの習い事の「平均月謝」が高額な地域、2位は関東、では1位は? 地域ごとに習い事のジャンルにも特徴が

国内最大級の子どもの習い事メディア「SUKU×SUKU(スクスク)」は1月18日、「全56ジャンルの習い事平均月謝についてのアンケート」の結果を発表しました。この調査は、0歳から18歳の子どもに習い事を経験させたことのある保護者1,008人のを対象に、子どもの習い事の月謝について地方別の調査結果をまとめたものです。


【ラン活】ランドセルの人気色、3位「ブラック」2位「ブルー」子ども800人が選ぶ1位は?

【ラン活】ランドセルの人気色、3位「ブラック」2位「ブルー」子ども800人が選ぶ1位は?

黒川鞄は1月12日、「ランドセルに関する調査」の結果を発表しました。同調査は2021年10月14日~15日、4歳・5歳の子どもとその母親を対象に、インターネットリサーチで実施しました。


最新の投稿


【漫画】皿洗い中、娘に叱られる⇒理由がほっこりすぎる件『姑とヨメのツッコミ上等!』Vol.65

【漫画】皿洗い中、娘に叱られる⇒理由がほっこりすぎる件『姑とヨメのツッコミ上等!』Vol.65

同じ敷地内に住むお姑さん。その距離、徒歩5秒。呼び名は「ボス」! 軽やかで自然体な嫁姑関係を描くコミックエッセイが、「ステキ!」「ボス、好き~」とInstagramでも人気の多喜ゆいさん。今回は、ボスが庭で脅迫!? その相手は……?


ふくらはぎはストレッチ必須⁉ うれしい効果と硬い人にもおすすめのストレッチ3選

ふくらはぎはストレッチ必須⁉ うれしい効果と硬い人にもおすすめのストレッチ3選

夕方になるとふくらはぎが張ったり、むくんだりしていませんか? ときには寝ている間にふくらはぎがつって痛いなんてこともありますよね。疲労のたまったふくらはぎはストレッチで整えてあげることが必要です。そこで、硬くなってしまったふくらはぎを気持ちよく伸ばせるストレッチ方法をお教えします。


すぐに送るのはダメ! 友達とメールをするときに心がけること『クイズでわかる 小学生からのネットのルール』Vol.4

すぐに送るのはダメ! 友達とメールをするときに心がけること『クイズでわかる 小学生からのネットのルール』Vol.4

ITジャーナリストの鈴木朋子さん監修で「クイズ法人カプリティオ」がクイズ制作を担当した『クイズでわかる 小学生からのネットのルール』(主婦の友社)は、小学生が知っておきたいネットのルールやマナーをクイズ形式でわかりやすく紹介した本。子どもにスマホやタブレットを与える前に、親子でネットの正しい知識を学びましょう!


「いやぁ、あっちいってぇぇ!!」キレた息子から離れると……【ほどよい距離とは】

「いやぁ、あっちいってぇぇ!!」キレた息子から離れると……【ほどよい距離とは】

Instagramで子育て漫画を発信されるわさびさん。わさびさんの投稿よりオススメの投稿を編集部がピックアップして紹介します。


【誕生日占い】11月30日生まれ|性格や向いてる職業・2022年運勢は?有名人や出来事まとめ

【誕生日占い】11月30日生まれ|性格や向いてる職業・2022年運勢は?有名人や出来事まとめ

『11月30日』生まれの性格や向いてることや苦手なことってどんなこと?占い師lukia☆先生にこの日がお誕生日の子の運勢を占ってもらいました!さらに才能を伸ばすためのヒントや2022年の運勢も。番外編では歴史上の出来事や11月30日生まれの偉人・有名人・アニメキャラも紹介!