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2023年03月15日 11:21 更新

育休1ヶ月取得したら20万円支給!? 男性育休取得を後押しするCHINTAIの独自制度がスゴイ!

CHINTAIは、男性の育休取得を応援するファミリーエクスペリエンス制度を2022年5月から制定しています。制定からおよそ1年。今回は、同制度のポイントや制度を利用する同社社員の声をご紹介します。

女性社員の場合、同社社員でない夫も利用できる

2022年より育児・介護休業法の改正が3段階に分けて施行されましたが、男性の育児休暇取得率はまだ13.97%。政府が2025年までの目標と掲げている「男性の育児休暇取得率30%」まではまだ遠い現実があります。

同社では法改正のタイミングに合わせ、ファミリーエクスペリエンス制度を制定。家族との時間や体験をより豊かにしてほしいという想いから設けられました。育休取得期間1カ月(20営業日連続)以上の場合は、20万円支給。育休取得期間2週間(10営業日連続)以上1カ月未満の場合は、5万円支給されます。

対象となるのは、同社の男性正社員(本人が育休を指定期間以上取得した場合)と女性社員。女性の場合、同社社員ではない夫(パパ)の活用も可能です。

育児スキルも社内組織も育休取得でレベルアップ

実際に同制度を活用した社員の声を紹介します。夫婦との同社社員で、育休取得期間は1カ月。同制度の利用で、20万円支給されました。

■夫(営業 管理職)
第一子の際は、管理職に着任したてで育休は取得しませんでしたが、第二子が生まれるタイミングでこの制度がスタートしたので取得しました。育休中は、夫婦で子育てをしたので日常にも余裕ができたと思います。家族で記念写真を撮ったり、遠方の実家から家族に来てもらったりと色々な思い出が作れました。

また、職場での変化もかなり大きいです。CHINTAIは、女性社員の育休取得率と復帰率は100%ですが、男性が育休を取るケースは正直まだ少なく、育休前は「1カ月休むんですか!」と雑談交じりに話題になることもありました。でも、復帰後は部署のメンバーとも子供の話で盛り上がったり子育てトークが本当に増えました。自分が育休を取ったことで子育てに対する意識が高まって、以前にも増して子どもの急病のお迎えなどに柔軟に対応できる職場になったと思います。後輩たちの事も、自分が育休の間大丈夫か心配でしたが、いざ復帰をしたら自分がいない間に大きな契約を獲得したり、たくましくなっていて驚きました(笑)。家族の時間が確保できた事はもちろん、変化に強い組織に成長したので制度がきっかけで育休を取得して本当に良かったです。

夫が「仕事より育児の方が大変だ」と呟いた育休期間

続いて、妻が同社社員で、夫が他企業に勤務しているケース。育休取得期間は2週間で、5万円支給されました。

■妻(営業/編集)
夫は、建設業界で働いており普段から休みが取りにくいのですが、ファミリーエクスペリエンス制度があった事と夫が上司に進言したことで2週間の育休を取得しました。夫自身は、育休前も沐浴はよくしてくれていたので「育児に参加している!」とは思っていたみたいです。でも、育休に入り実際に夜中に何度も起きて寝かしつけをしたり、四六時中お世話をしたので「全然参加できていなかった、仕事より育児の方が大変」とこぼしていました(笑)。
大変と感じることも多くありましたが、子供が一番大事な時期に立ち会えた事や初めて声を出して笑ってくれた場面に立ち会えたのが本当に嬉しかったようです。

育休期間が終わった今では、寝かしつけは私よりも上手だと思います!普通に揺らしても寝てくれないので、夫は小走りで走ったり、子守歌やスクワットをして寝かしつけたりと、今も色々と試行錯誤で頑張ってくれています。
ただ、仕事が忙しくなるとどうしても、育児にかける時間が減ってしまうので「育休中の大変さ、忘れてきたんじゃない?」と少し冗談も言ったりしています!大変な時期を夫と協力して乗り越えたからこそ、この先もなんでも乗り越えられそう!とポジティブに考えています。家族時間が増えただけでなく、ミルク代やおむつ代などの日用品の購入の負担も少なくなったので制度を活用してよかったです。

CHINTAI
https://www.chintai.net/

(マイナビ子育て編集部)

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