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2021年04月26日 13:13 更新

離乳食にも便利!炊飯器ほったらかし調理はいかが?【ママ女医と娘の○○な日常 vol.30 】

赤ちゃんがいると、ゆっくり料理を煮込めない……そんな時に便利な「炊飯器ほったらかし調理」がおすすめです。離乳食に最適!(と筆者は思っております)

赤ちゃんがいるママの救世主!

Lazy dummy

さて今回は医学とは離れて、私が離乳食期から大活躍した「炊飯器ほったらかし調理」のお話。

赤ちゃんを産んでから思った事、それは「赤ちゃんから目を離してはいけないと言うけれど、それじゃあご飯をどうやって作ればいいのよ???」という事。

赤ちゃんが寝ている隙にちょちょっと作業して、赤ちゃんの様子を見て、それからまたちょっと作業して、様子を見て……という繰り返しになるのですが、赤ちゃんは泣くし授乳はあるしオムツは濡れるし、全く集中してできない。ですのでとにかく準備に時間がかかるんですよね(少なくとも私の場合は)。

時間がかかるのも大変なんですが、火を使う料理が一番困る。赤ちゃんの相手をしている間に火を切っていると、煮込み料理が全然できない。炒め物も少し炒めて、火を切って、また再加熱して……火をつけっぱなしにすればいいんでしょうが、うちの間取りは赤ちゃんのスペースからはコンロの様子が見えない場所だったので、怖くてそれもできない。全然煮込めない。

困った!そこで登場したのが……炊飯器です!

炊飯器でほったらかし調理

Lazy dummy

具材を切って、出汁パックに醤油、酒、みりん、ひたひたになるくらいの水を入れて、炊飯スイッチを押せば、あとはほったらかし。炊きあがりの時間には、見事な煮物ができています。炊飯器がご飯を炊く要領で温度を自動で調節してくれるので、火加減を考える必要もなし、更に火を使わないので火事になる心配もなし。まあ、なんて便利!

豚の角煮も牛すじ煮込みもとろとろに仕上がります。カレーやシチューの煮込みもこれでOK(ルーは後から入れます)。手羽先・手羽元はほろほろに煮込まれるので、骨から簡単に剥がれて食べやすい。

更にお勧めなのが、野菜。火加減が丁度いいようで、とにかく甘く仕上がります。さつまいもは最高に甘く蒸し上がります。にんじんが砂糖でも入れたかのような甘さになります。インターネット上でもいろいろな炊飯器レシピが出ていますので、是非試してみてください。

(私が一人暮らしの時に使っていた安い炊飯器でも問題なくできましたが、炊飯器の種類によっては、調理できない事もあるようです。水がなくなるまで煮込み続けるようであれば、様子を見て水を足したり、一時間程度でスイッチを切るようにしてみてください。炊飯器に調理モードがあればそちらをご利用ください)

一番のおすすめは、離乳食!

Lazy dummy

離乳食、特にまだ初期〜中期は野菜を柔らかく煮込むの、結構時間がかかって大変じゃないですか。
炊飯器なら、ほったらかしておけば、舌で潰せる柔らかさくらいまで煮込んでくれます。(あまり柔らか過ぎるときは、途中で炊飯スイッチを切りましょう。)

今回は1週間分のストック&野菜スープが簡単に準備ができるやり方をご紹介。

1. 1週間で使う分くらいの野菜を、皮を剥いて大きめにカットする。

2. 炊飯器に野菜を入れ、ひたひたになるくらい水を入れる。野菜スープが欲しいときは水を多めにいれる(おかゆが炊ける一番上のラインよりも水が少なければ、吹きこぼれにくいです)

3. 炊飯スイッチオン!

4. 炊きあがったら、野菜を取り出し、離乳食期に合わせた大きさにカットする or 潰して、製氷皿やジップロックなどに入れて冷凍する。

5. 残った水分は美味しい野菜スープになっているので、製氷皿に入れて小分けにしてストックする(離乳食を伸ばしたりするのに利用できます)。

野菜がとにかく甘く柔らかく仕上がります。入れる野菜は、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、さつまいもといった根菜類は勿論、葉野菜なども可能です。ただし、ブロッコリーなどは正体がなくなるくらい煮込まれますし、煮込み過ぎて色が茶色っぽくなってしまいます。色味をきれいに出したい野菜は別に茹でた方が無難です。ちなみに、野菜だけでなく、肉も一緒に煮る事ができます。(こちらも美味しいスープが取れます。)

一緒に煮る食材については、できれば既にトライした事があるもの(アレルギーがない事を確認したもの)に限る事をおすすめします。一緒に煮込むので、もし一緒に煮た他の食材にアレルギーがあった場合、それが原因でアレルギーの症状が出る可能性があります。

離乳食は炊飯器で手抜き調理!

Lazy dummy

離乳食はとにかく手間がかかります。家族のものを取り分ければ楽、と思っていても、いざ食べさせようと思ったらあまりに硬いから別に茹でよう……とか手を抜こうとして逆に手間を取る事もあります。

大変な時にはベビーフードを活用するのもいいと思います。私も、特に私のストレスが溜まって辛い時なんかはベビーフードが大活躍しました。素晴らしいですね。

今回紹介したように、「週末に旦那に赤ちゃんをみてもらっている間に、1週間まとめて下ごしらえして冷凍しておく」というのも、最終的にはかなりの手抜きになります。作る時には、食材と出汁を選んで、容器に放り込んでレンジで加熱、味を調えればできあがり。かなりの短時間(ほとんどがレンジ加熱時間)で出来上がります。お粥も1回分毎に冷凍しておけば簡単です。味もおいしいんですよ。

離乳食の準備で「もういやだー!」となっている方、よかったら「炊飯器でほったらかし調理」、試してみませんか?

(この方法で下ごしらえしたものを、私が実際に活用して作った離乳食のレシピ&記録をブログにしています。ブログの検索ボックスに「離乳食中期 じゃがいも」のように検索すると、わかりやすいかもしれません。メモ程度ですが、離乳食に困ったら参考にどうぞ。手抜きです)

●34歳女医、ぼちぼち離乳食を作る頃
https://halproject03.blogspot.jp

(HAL)

※記事内の画像はすべてイメージです

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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