家事をルーティン化して時短に！ タスク管理のコツを指南する書籍『がんばりすぎないルーティン家事』に学ぶ

そもそもルーティンとは、「決められた手順や一連の動作」「日常の仕事、日課」のこと。

著者のryokoさんは、夫と小学生の男の子2人の4人暮らし、平日フルタイム勤務のワーキングマザーで、かつては家事の適度な区切りを付けられず、いつも時間に追いかけられていたそう。仕事・家事・育児と追われるなかで編み出したのが、自分の暮らしに必要なことを最適なタイミングで行う家事のルーティン化。その結果、時間に追われない暮らしが実現できたといいます。

同書で紹介している「ルーティン家事」とは、家事の流れを習慣化して、体で覚えること。余計なルールや決まりごとを作る必要もないので、義務感やストレスなく自分の時間を作ることができます。

ストレスなく時短家事が叶うルーティン家事ですが、どうやって始めたらいいか戸惑う人も多いはず。同書ではわかりやすく、時間の流れの違う平日と週末の実際の暮らしを紹介しています。

写真にあるように、使う時間とやることがざっくり整理されているので、今日から始めることができます。もちろん、自分の生活に必要なところだけを取り入れるのもOK。

気になる水まわりの汚れは、できることなら常にきれいに保ちたいけれど、ルールを作りすぎると毎日の生活に組み込むのは難しいものです。同書では、週に一度のしっかり掃除で対応。プラスアルファでがんばりすぎなくてもいい環境を整えておくことで、ルーティンが持続可能になります。参考にしやすいよう、作業工程を箇条書きで紹介しているので、すぐにマネすることがでるのがポイントです。

掃除や収納、毎日の買い物など、日々積み重なるタスクを消化するコツは、理想に縛られすぎず、がんばりすぎないこと。そんな心がけを楽しく学べます。

見えないところはがんばりすぎない、ということも、ストレスなくキレイを保つために大切なこと。引き出しの中のフォーク、スプーン、お箸は、ざっくり収納で気楽に収納してみては？

毎日の食事作りも、ルーティン化して乗り切るヒントを紹介しています。無理のない範囲で台所仕事を回すコツを習得すれば、もっと平日にラクすることができます。

仕事に育児に忙しいと、家事を完璧にこなすのは難しいもの。日々やるべきことに追われている人には、やるべきことを無理なく快適に続けていくための習慣作り＝「ルーティン化」がおすすめです。限られた時間のなかでストレスなく日々のタスクと時間を管理するコツを同書で学んでみてはいかがでしょうか。

【マイナビ文庫】がんばりすぎないルーティン家事（ryoko著／マイナビ出版）
定価：1,078円
発売日：2023年2月22日
判型：文庫判/フルカラー
ページ数：168ページ
電子書籍版：https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=135271

＜目次＞
1章　ラクするために辿り着いた家事のルーティン化
2章　我が家のルーティン家事
3章　ルーティンを支える暮らしの心がけ
4章　ルーティンを取り入れた台所仕事
5章　自分にとって最適なルーティンを組み立てる

＜著者＞
ryoko
福岡で、夫と小学生2人の男の子の4人で暮らす。平日はフルタイム勤務で働きながら、いつでもすっきりと暮らす様子がインスタグラムで人気に。
Instagram：＠ryoko1125

（マイナビ子育て編集部）