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2023年03月17日 07:16 更新

競争で他の子に勝つよりもずっと自信になる! 子どもが「他人依存ではない本当の強さ・自信」を身につけるには

保育士YouTuberのてぃ先生が「自信に満ちた子どもの親がしていること」についてわかりやすく解説しています。

「誰かに勝って自信をつける」は、本当の強さにならない

(※画像はイメージです/PhotoAC)

現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。

動画で「自信に満ちた子どもの親がしていること」を紹介している、てぃ先生。自信に満ちた子どもには「他人ではなく自分に勝ったと思えるような経験・体験を積んでいる」という特徴がある、といいます。

そもそも、自分に自信を持てる理由にはさまざまなものがあります。たとえば、好きなことに没頭できる、失敗をリカバーできる方法を知っている、自分が無条件で愛されることを知っているなども、子どもの自信につながるでしょう。

そのほか、「誰かに勝って自信につながる」こともありますが、てぃ先生いわく、これのみで子どもの自信を育てるのはあまりおすすめできないそう。なぜなら、勝ち負けに関する自信は、他の形でつけた自信よりも失いやすいから。誰かに勝つことで自信をつけても、「負けることが多くなった」「他の方がうまくなっていた」という壁にぶち当たればその自信は失われ、「もうやりたくない」と感じてしまうことが多いのだとか。言われてみれば、そうかもしれません。

子どもが揺るがない自信を持ち、自己肯定感を高めるには、どうすればよいのでしょうか。親がするべきなのは、「とにかく他人とは比べないこと」。たとえ子どもが他の子どもよりも優れている部分だったとしても、あえて他の子と比べた褒め方はしない。親が他人と比べることで、子どもも無意識のうちに他人と自分を比べるようになってしまうからです。

また、子どもに「自分に勝つ経験・体験をさせる」ことも重要だといいます。何かを練習して達成することを繰り返すことで、他人依存ではない本当の強さ・自信が生まれるのです。

そのためには、親が「子ども本人が達成できる目標」を設定してあげることがポイントです。まずは「1回走ってみよう」といった簡単で達成しやすい目標を設定し、達成できたら、褒めてあげます。

大人も子どもも、高い目標を掲げて達成できないと自信をなくしてしまうものですが、絶対に達成できる目標をコツコツクリアしていけば、やがて自信につながっていきます。子どもは自分に合った目標を決めることがまだ難しい場合もあるので、親が目標決めをサポートしてあげるようにしましょう。

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