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2023年02月27日 12:00 更新

【どう使った? 産前・産後サポートの活用術】妊娠中〜産後の生活は“ラクして快適に”

PR:ピジョン株式会社

妊娠中〜産後の期間は、「自分たちだけでなんとかなるだろう」と、ママとパパだけで頑張ってしまう家庭も少なくないはず。ですが、近年は産前・産後サポートや産後ケアなどの支援サービスが充実。せっかくなら上手に活用して、産前・産後をよりラクに、快適に過ごしてはいかがでしょうか?今回は、支援サービスの種類や活用法について、助産師さんに解説してもらいました。

ママとパパだけで頑張りすぎないで。
妊娠中〜産後は“特別な期間”

ママとパパ

妊娠中〜産後8週間の産褥(さんじょく)期は、ママにとって身体やホルモン、そして環境も大きく変化をする時期です。妊娠初期はつわり、妊娠中期〜後期は子宮が大きくなることによる胸焼けや便秘の症状が出るなどマイナートラブルが多く見られます。産後も、後陣痛(こうじんつう)といわれる子宮収縮による痛みをはじめ、分娩や帝王切開による痛み・疲労、乳房の張り、授乳による乳頭の痛みや夜間授乳における睡眠不足など、思った以上に身体には負担がかかっています

そして、初めての妊娠・出産に対して不安を感じたり、出産後の不調がある中で赤ちゃん中心の生活が始まり睡眠不足や慣れない育児への緊張などから、気持ちが不安定になることもあります。

そんないつもと違う“特別な期間”だからこそ、「まだ頑張れる」と無理をせず、まずはゆったりとママの身体と心を休めて、ママとパパで穏やかに育児をする環境を整えることが大切です。

そのために、家族のサポートをはじめ、産前・産後の支援サービスを活用して“上手に手を抜く”視点も持っておきたいところ。また、妊娠中から早めに人の手を借りることに慣れておくと、お腹が大きくなる時期の負担を軽減させることにもつながり、産後のサービス利用のイメージもつきやすくておすすめです。(坂田さん)

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利用満足度は、なんと92%!
先輩ママ・パパはさまざまなサービスを活用

グラフ

出典元:「産前産後サポートに関するアンケート」 マイナビ子育て調べ/ママ・パパ400名対象

先輩ママ・パパ400名に「産前・産後サポート」に関するアンケートをとったところ、実際にサービスを利用したことがある人の92%が「満足した」とのこと。使う前は迷っていただけど、使って大正解だったという意見も多くあり、ママとパパの心強い存在になってくれるようです。

利用したサービスは、家事代行をはじめ、育児サポート、ママの心や身体のケア、母乳・授乳相談、宿泊型施設での産後ケアなど、多岐にわたります。妊娠中〜産後の経過は十人十色ですから、具体的にどのようなサポートをしてもらえるのか、さまざまなサービスを事前にチェックしておきたいですね。

合わせてチェック

料理や買い物に、育児・授乳相談……
どんなことがお願いできるの?

産前産後サポート

支援サービスは大きく分けて、「産前・産後サポート」「産後ケア」の2つがあります。「産前・産後サポート」は、ママやパパが抱える妊娠~出産までの生活や育児に関する悩みに対して、助産師または子育て経験者が相談支援や家事サポートなどを行い、不安や悩みの解消を図ることを目的としています。

一方、「産後ケア」は、出産後1年を経過しないママ及び乳児に対して、心身のケアや育児のサポート等を行い、産後も安心して子育てができる環境を整えるものです。

では、それぞれ、どこでどのようなサポートを受けられるのでしょうか。

●産前・産後サポート
安心できる妊娠・出産・育児のために必要な社会的なサポート。自治体や民間でさまざまなサービスが展開されており、「妊娠・出産・育児の相談サービス」や「家事や育児のサポート」「お住まい地域でのママ・パパ向け交流会」などがあります。

●産後ケア
産後のママと赤ちゃんに向けたケアサポートで、病院や自治体などが展開。主に「宿泊型」「日帰り型」「訪問型」の3パターンがあり、「ママの心身の休息ができるようなサポート」「体重測定や健康チェックを行うなど赤ちゃんのケア」「授乳相談や沐浴サービス」などを受けられます。

「実家が遠い」「ママの体調が悪く家事の負担を減らしたい」「パートナーの仕事が忙しく、育児・家事の分担ができない」などの理由で身内からのサポートを得づらい方は、ぜひ産前・産後サポートを活用しましょう。

また、「産後の疲れがとれない」「出産までに時間がかかった」などの影響で身体の回復に時間がかかっている人、夜間も絶え間ない授乳によって睡眠不足になっている人、慣れない育児に疲労がたまったり不安や悩みを抱えたりしている人は、産後ケアの利用も検討を。

特に心身の負担が大きいときは、宿泊型の産後ケアで24時間のサポートを受け、まずはママの回復に努めるようにするのがおすすめです。

ママとパパが心身ともに元気に育児をできることが、新しい生活を安心して快適に過ごすコツ。ママが疲れているなと感じたら、ぜひパパからもサービス活用を提案してあげてくださいね。(坂田さん)

ポイント
自治体からの利用補助有無もチェック

産前・産後サポートや産後ケアの内容は、自治体や病院などによって異なるうえ、自治体によっては利用補助が受けられることも。自分たちが活用できそうなサポートがあるかどうか、ママとパパで一緒にチェックしましょう。

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使ってよかった!先輩ママ・パパたちの声

「初めての出産で授乳の間隔などわからないことが多く相談しました。おかげで、悩んでいたことが解決できました」(20代/ママ)

「自治体からの補助があり無料で利用でき、とても助かった」(40代/ママ)

「母乳相談や育児相談などを利用した。身近な同じくらいの月齢を持つママたちや専門家の方たちと話すことで、気持ちの余裕やゆとりにつながった」(40代/ママ)

「ラクできる日を作りたかった」(30代/パパ)

「想像以上に負担軽減になって助かった」(40代/パパ)

「出産前は悩まないと思っていたが、育児に悩みがたくさん出てきたため利用した」(30代/ママ)

「妻が仕事と子育てで体力を消耗していたので、家事代行の人に来てもらった。お金はかかったが、助かった」(40代/パパ)

活用できるサポートや補助金など、
自分たちの環境に合わせてチェックを

ママとパパ

産前・産後サポートや産後ケアは、ママとパパの負担を減らすというだけでなく赤ちゃんにとってもメリットがあります。出産後は、赤ちゃんにとっても愛着を形成するとても大事な時期。まずママとパパの心身を癒すことで、よりよい親子関係を築くことができるのです。

また、妊娠中~産後の時期は、生活スタイルが変化しパートナーとの関係に影響が出ることもあります。サービスを使うことで、二人の生活や育児に関する考え・やり方を共有することができ、より協力しやすくなるはずです。

実際に、「産後に大変だったらサポートの利用手続きをしよう」と思っている方は多いですが、産後しばらくは目の前の育児に追われ、サービスを調べたり登録の手続きをしたりする時間と心の余裕がなかったという声もよく聞きます。今は必要ないかなと思っていても、どんな状態で育児が始まるかは人それぞれだからこそ、妊娠中の時間のある時に、活用できるサポートや補助金などをママとパパで一緒にしっかり調べておき、事前登録を済ませておくのがおすすめです。(坂田さん)

ポイント
使いたい時にすぐ使えるように、早めに登録を

サポート登録〜利用開始までに時間がかかる場合があります。また、近年産後ケアを利用したいと考えている人は増えており、予約が取れにくいことも。検討している方は事前に確認して、早めに登録や予約を済ませておくと安心です。

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