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2023年03月25日 08:01 更新

子どもの肺炎で付き添い入院。4人部屋で咳き込む私に、看護師さんが… #「ありがとう」を伝えたい

小さい子どもが体調を崩して入院すると、親が付き添わなければならないこともあります。今回は、子どもが肺炎で入院してしまったママのエピソード。不便な入院生活で自身も体調を崩してしまったママを見かね、看護師さんがとったイレギュラーな行動……。

2歳の子どもが肺炎で入院

息子が2歳になったばかりの頃の話です。
せきがひどいので小児科を受診したところ、肺炎と診断され、そのまま大きい病院に入院することになりました。

その病院は、乳幼児の入院には付き添いが必須。
仕事をしていた私は、仕事が終わったら家に帰って着替えなどを用意し、病院に向かい、息子に付き添って病院のベッドで添い寝し、朝は病院から出社する……というハードな生活に。母とときおり交代しながら、なんとかまわっている状態でした。

そんな日々が1週間ほど続いた頃、疲労もあってか私も体調を崩してしまったのです。

4人部屋の病室で、咳が止まらない

夜中、病室のベッドの上、息子の横で寝ていると、ゾクゾクと寒気が。
そのうち咳が出て、ついには咳が止まらなくなってしまいました。

息子と泊まっていたのは、4人部屋の病室。私たちのベッドのすぐ隣には、同じく小さな子どもと付き添いのお母さんが寝ています。
私は申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、寝ている息子から離れるわけにもいかず、咳をできるだけ押し殺すようにして横になっていました。

看護師さんが連れて行ってくれたのは…

そんな私に気が付いたのか、夜中の見回りをしていた看護師さんが、そっと声をかけてきました。

私が状況を説明すると、看護師さんは、「ちょっと来て」と手招き。
不思議に思いながら寝ている息子を抱え看護師さんについて行くと、看護師さんは、「良かったらここ使って」と。

看護師さんが連れて行ってくれたのは、看護師さんたちの仮眠室でした。
私たちのために、その部屋を譲ってくれたのです。

しばらくその部屋で休んでいると、安心したのか咳も徐々に落ち着き、無事に朝を迎えることができました。
あのときの看護師さんの優しさに本当に救われました。改めてお礼を言いたいです。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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