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2023年03月29日 09:01 更新

【大きくなったね】もうすぐ新学期! 子どもの成長を感じるエピソード

この数年、コロナの影響で制約の多い生活を続けてきた子どもたち。4月からは、また新しい年度が始まります。保育園や幼稚園、学校に新しく入る子もいるでしょう。この1年間、子どもたちはどのように成長したでしょうか? 保護者アンケートから、子どもたちの成長を感じるエピソードを集めました。

いつのまに自分でできるようになったの!?

●今5歳の年中ですが、ジャンパーのファスナーを自分で開け閉めできなかったのが、いつの間にかできるようになっていて嬉しかったです。帰ってから脱いだ服は洗濯機へ、ジャンパーはハンガーに自分でかけられるようになり成長を感じます。(女性/41歳/食品・飲料/事務系専門職)

●6歳の息子。粉薬を自分で飲めるようになりました。(女性/44歳/通信/事務系専門職)

●7歳。今まで、お風呂で全部洗っていたが、急に洗いたいと言い出して、全部自分で洗えるようになったこと。(男性/46歳/金融・証券/営業職)

年齢が小さければ小さいほど、成長の度合いは目に見えやすいものです。ミルクを飲むのもやっとだった赤ちゃんが、およそ1年後には立って歩き出すのですから、驚きますよね。

子どもたちは1年の間にいろいろできることが増えていきます。ひとりで靴を履く、お箸でごはんを食べる、など、生活のこまごまとした部分で成長を感じているという声が多くあがっています。

自立心が芽生え、なんでもやりたがる年になったら、親の手出しは我慢。イヤイヤ期は特に心が折れそうになりますが、見守る姿勢が子どもの成長を後押しすると思って……!(涙)

もう怖くないよ!

●2歳と半年の息子。つい先日公園に行ったが、少し前までは波を打っている大きめの滑り台は怖いと遊ばなかったのだが、ひとりでその滑り台を滑っていたこと。パパみててーとはしゃいでいる姿に成長を感じた。(男性/26歳/製造業/技術職)

●7歳の娘、入学当初は学校の和式トイレをとても嫌がっていたのに、今では平気で行けるようになったと笑顔で報告してくれたこと。(女性/47歳/専業主婦)

●人見知りで人前では声をなかなか出せない10歳娘が、お友達がひとりもいない体操教室に入ってまもなく、大きな大会に自ら参加し、恥ずかしがらずにきちんと手を上げて挨拶や演技ができたときは、ゆっくりだけど、成長してるんだな、と思い嬉しい気持ちになりました。(女性/40歳/製造業/事務系専門職)

子どもの毎日は、新しいことの連続です。未知の世界にチャレンジする子どもは、好奇心と同時に怖さも感じています。自分の身体と心が成長するにつれ、恐怖心は薄れ、楽しさや喜びで満たされていくのです。

大人にとってはとるに足らない小さなことを、ひとつひとつクリアしていく過程で「やればできる」という自信がつきます。怖がっている子どもには、だんだん怖くなくなるよ、と声かけをしてあげたいですね。

社会性が身についた

●去年保育園ではじめての発表会を経験した2歳の双子。去年は泣き続けておわった発表会でした。今年度の発表会では、泣かずに終えました。歌、ダンスの舞台で突っ立ってただけでおわったのですが。泣かないだけでも成長を感じました。来年度はきっと歌って、踊ってくれるはず。(女性/41歳/飲食/専門職)

●3歳。幼稚園に入園してから初めての運動会、入園前はひとり遊びが多かったのにお友達と協力して頑張る姿に成長を感じました。(女性/32歳/専業主婦)

●4歳5ヶ月の娘。昔は公園で遊んでいるときの遊具の順番交代が苦手だったけれど、最近は次に並んでいる子を見つけたら「どうぞ!」と大きな声で譲れるようになったこと。(女性/31歳/専業主婦)

人は、誰しもひとりで生きていくことはできず、周囲の人々と協力し、助け合って生きていかなくてはなりません。子どもたちは家庭という小さな社会で経験を積み、同年代のお友達や親以外の大人と関わるなかで、社会性を身につけていきます。

自分より小さな子の面倒を見てあげる姿を見て、子どもの成長を感じたという声もありました。学校の先生に自分の気持ちを伝えること、家のお手伝いを進んですることも、子どもが獲得した社会性のひとつです。

たくさん話せるようになった

●2歳7ヶ月。徐々にいろんな言葉から会話が成り立つようになり、〇〇持ってきて〜や〇〇どこ? と聞くと「わかったー」と言って届けてくれる。成長したなぁと実感します。(女性/41歳/医療・福祉/専門職)

●5歳の娘はおっとりしていて、1年前は幼稚園での出来事を聞いてもあまり具体的なことを答えられなかったのですが、今は自ら今日やったことや楽しかったことを話してくれるようになり、成長を実感しています。(女性/39歳/専業主婦)

●7歳になった息子が小学校へ入学し、話し方が急に大人っぽくなったこと。いつの間にこんな言葉を覚えたんだろうと成長を感じます。(女性/34歳/小売店/販売職・サービス系)

あかちゃんの発する喃語(なんご)は、徐々に意味を持った単語になり、2文節の文章になり、次第に意思疎通ができるようになっていきます。

たくさんお話ができるようになり、会話が通じるようになると親は感無量。人と関わるなかで語彙も増え、お友達とのトラブルも減ってきます。

もっと成長して思春期になると、親との会話が減って、自身の葛藤や内省が増えていくのですが、それはまだまだ先の話。いまは1年間の成長を素直に喜びましょう。

たくましさを感じる

●4歳の娘。保育園に通い出した当初、母親からなかなか離れず大泣きしていましたが先生やお友達のおかげで大泣きすることもなく、たくましくなったなあとしみじみ思います。(女性/44歳/医療・福祉/専門職)

●9歳になって自分でラーメンを作って食べるようになりました。(女性/45歳/専業主婦)

●10歳。初めて自転車に乗って複数の友達と遊びに出かけたときに、親だけでなく友人と過ごす時間をもつ大切さをしるようになった、と感じた。(男性/43歳/学校・教育関連/専門職)

一番身近な大人である親との愛着形成は、最初に子どもの心のよりどころとなります。親子は深い愛情と信頼で結ばれ、困ったこと、怖いことが起こると、親の庇護の下へ戻っていきます。そして十分に安心し力を蓄えると、また親から離れ、自分という個を確立していきます。この繰り返しが、親離れに必要なプロセスだと言えます。

小さくても大きくても、それぞれ少しずつ親から離れる経験を積んで、最終的には立派な大人に成長していく子どもたち。いつか本当に手が離れ、子育てが終わるときまで、1年1年を大事に見守っていきたいですね。

まとめ

字が読めるようになった、縄跳びが跳べるようになった、朝自分で起きられるようになった、ひとりで留守番できるようになった、など、まだまだたくさんの成長記録が寄せられました。

子どもの成長を身近で見てあげられるのは、親の特権です。他人が見れば気づかないほどの成長を見つけてあげられるのも親ならでは。1年間よくがんばった子どもたちをたくさんほめてあげてください。

春からの1年が、充実したものになりますように!

マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年1月7日~8日
調査人数:119人(22歳~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

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