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2023年03月09日 06:31 更新

「デッドボール」は和製英語? 海外ではなんて言う?

野球の試合を観戦している時に「デッドボール」という言葉を耳にすることはありませんか。「デッドボール」といえば、「死球」と訳す英語です。なので、英語圏の人にも通じる言葉と思いますが、実はそうではありません。子どもと一緒にデッドボールを英語では何というか考えてみましょう。

海外では通じない!?「デッドボール」という言葉

野球のルールで「デッドボール」といえば、「死球」。投手が投げたボールが打者の体に当たることを言います。アメリカや日本ではプロ野球が人気ですが、実はデッドボールは海外では通じないこともしばしば。
なぜなら、デッドボールは日本人が生み出した和製英語、海外の野球ルールでは同じ意味では使われていない言葉なのです。

英語で「デッドボール」はなんと表現する?

デッドボールを英語で言うと、「hit batsman」「hit by pitch」の2通りあります。「hit batsman」は「hit」は当てる「batsman」は「打者」で「打者に当てる」です。
「hit by pitch」は「hit」は当てる「by pitch」は「投球によって」で「投球に当てられた」です。
どちらも日本でいうデッドボール、「投手が打者にボールを当てる」という意味ですが、英語では投手と打者、どちらの立場にあるかで言い方が変わります。

デッドボールの海外でのルールは?

日本でいうデッドボールの意味は前述したように、「投手が投げたボールが打者の体に当たる」意味で使われます。
しかし英語でデッドボールというと「A dead ball is a ball out of play because of a legally created temporary suspension of play.」、これを訳すると、「規則によって試合が一時停止になり無効になったボールのこと」を言います。同じデッドボールという言葉ですが、海外と日本とでは全く別のルールを意味する表現として使われているとは驚きですね。

まとめ

野球のルールで使われる、デッドボールはそのまま海外のルールでも通じるのかと思えばそうではなく意外でしたね。海外でのデッドボールは日本でも使う「hit」という言葉で表現する、と覚えると分かりやすいかもしれませんね。子どもさんと一緒に野球のルールで使われている他の和製英語を探してみてはいかがでしょうか。

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