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2023年01月01日 08:03 更新

お金の「表と裏」どっちがどっちかわかる?【お年玉にも実はマナーがあった】

お年玉を袋に入れる時、お札や硬貨の「表と裏」がわからず、焦ってしまったことはありませんか? 今回は、お年玉袋にお金を入れる時のマナーについて解説します!

お札の表は「人物が描かれているほう」

まず、お札は「人物が表面」となっています。

1万円札……福沢諭吉が描かれている面が表
5千円札……樋口一葉が描かれている面が表
千円札……野口英世が描かれている面が表


とにもかくにも「人物が表」であるとインプットしておきましょう。

ただし、今となっては滅多に見かけない「2千円」は、例外的に「人物が裏面」です。2千円札は、表面に沖縄県の守礼門、裏面に紫式部が描かれています。

1万円札

出典: https://www.npb.go.jp
独立行政法人 国立印刷局

5千円札

出典: https://www.npb.go.jp
独立行政法人 国立印刷局

千円札

出典: https://www.npb.go.jp
独立行政法人 国立印刷局

2千円札

出典: https://www.npb.go.jp
独立行政法人 国立印刷局

硬貨の場合は?

硬貨は、「草花などの絵が表面」で、「数字(金額)が裏面」となっています。何円の硬貨であるかがひと目でわかる数字が描かれた面が、実は裏面であることに驚いた方もいるのではないでしょうか。

硬貨は「数字が裏」であると覚えておきましょう。

下記の写真では、左側が表面、右側が裏面です。

500円玉

出典: https://www.mint.go.jp
独立行政法人 造幣局

100円玉

出典: https://www.mint.go.jp
独立行政法人 造幣局

50円玉

出典: https://www.mint.go.jp
独立行政法人 造幣局

お年玉袋のお金の入れ方

お札をキレイな「三つ折り」にする方法

お札をポチ袋に入れる時は「三つ折り」にします。

【1】お札の表面を上に向けます。

【2】お札の左側の1/3を内側に折ります。

【3】お札の右側の1/3を左側にかぶせるように折ります。これで「三つ折り」が完成します。

【4】お札の右上が封筒の表に来るようにポチ袋に入れます。この時、肖像画とポチ袋の上下が逆さまにならないよう注意しましょう。

三つ折りにしたお札を開くと、右側に肖像画の人物が見えるはずです。

お札が複数枚になる時は?

お札が複数枚になる時は、お札のを重ねた状態で三つ折りにしてポチ袋に入れます。もちろん、お札の向きは揃えます。

実はお札の横幅は、金額によって違っており、金額が大きいほどお札の横幅は長いです。そのため、異なる金額のお札を入れる場合は、金額の大きいお札が下になるようにして重ねると、きれいな三つ折りになります。

お札と硬貨を一緒に入れる時は?

お札と硬貨を一緒に入れる場合も、表と裏を揃えるようにしましょう。三つ折りにしたお札の上に、草花などが描かれた表面を上にした硬貨を置き、ポチ袋に入れます。

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お年玉をもらう子ども自身は気に留めないかもしれませんが、親が気にする場合も。また、知っておくとおしゃべりのネタにもなりますよね。

(マイナビ子育て編集部)

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