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2023年01月07日 11:16 更新

「シルバー」ってなんのこと? ファミレスで聞こえる隠語

日本では「シルバー席」や「シルバー会員」など高齢者を示す言葉として「シルバー」というワードがよく使われていますよね。ですが、ファミレスやカフェなどの飲食店において、シルバーは全く別の意味をもつ隠語として使われているようです。その別の意味とは? お子さんと一緒に考えてみてくださいね。

「3番席、シルバー!」の意味とは

親子で外食といえば、やっぱりファミレスが定番。
ウエイトレスさんに案内されて席に着くと、彼女ウエイトレス仲間に向かって、「3番席にシルバー!」

シルバーといえば、シルバー席なんて言葉はありますが、この席は自分と子どものふたりだけ、高齢者はなし・・・・・・。なぜ、「シルバー」?

実は「シルバー」は、ファミレスやカフェなど飲食業界で使われる隠語。高齢者とはまったく別の意味をもちます。
いったい何を指しているのでしょうか。









飲食業界で「シルバー」は、スプーンやフォーク、ナイフの総称を意味する言葉。
つまり先ほどのウエイトレスさんは、「3番席にスプーンやフォークを用意して!」と仲間に伝えていたのですね。

なぜ、スプーンやフォークが「シルバー」? 隠語の由来

スプーンやフォーク、ナイフといった食器はカトラリーと呼ばれます。
もともとこれらの食器は銀製であったために、日本でもシルバーカトラリーと呼ばれるようになりました。それがより言いやすく短くなって「シルバー」になったというわけです。

現在はこの「シルバー」という隠語が飲食業界で定着し、使っている食器が銀製でなくても「シルバー」と呼ぶ店が多いようです。

飲食業界ならではの呼び名は多い

スプーンやフォークをまとめて「シルバー」と呼ぶのは、飲食業界ならでは。
このほかにも、飲食業界には、お盆を「トレンチ」、ふきんを「ダスター」など、ユニークな呼び方がたくさん。たしかに、カタカナにしただけで、少しスマートに聞こえるかもしれませんね。

まとめ

子どもと行く機会も多いファミレス。実はおもしろい呼び名が飛び交っていたのですね。
お子さんとのお店屋さんごっこなどでも取り入れてみると楽しいかもしれませんよ。

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