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2022年12月07日 12:06 更新

小森純さん、第三子出産の瞬間に密着したありのままの動画を公開

10月に第三子を出産した小森純さんが、陣痛から分娩の瞬間までをありのままに収めた動画をYouTubeに公開しています。

「お産は十人十色なので」

小森純さんは2011年7月に実業家の今井諒さんと結婚し、2014年に長男、2016年に次男、そして今年10月27日に三男を出産。今回の出産は「微量の破水と、おしるしから始まり、入院から20時間」かかったといいます。

出産からおよそ1ヶ月が経ち、「【出産Vlog】不育症を乗り越えた第3子出産の瞬間に完全密着。自然分娩は怖くない!ずっと隣で支えてくれたパパありがとう」と題した動画をYouTubeチャンネルで公開した小森さん。すでに産院に到着し、6分間隔の陣痛に耐えているところから動画はスタートします。

かなり強めの陣痛が定期的にやってくるものの、小森さんは「恐怖心はない。どうしようどうしようって感覚はない、結構冷静。一回睡魔に襲われたけど自分で頬を叩いて起きた」と言い、「眠いよね? リョウも」と、立ち会っている夫の今井さんを気遣う余裕をみせます。

しかし赤ちゃんの誕生は結果的に「入院から20時間後」……長く重い陣痛が続き、「この分娩、結構きついわ。これ、長い~」と、やはりつらそうです。陣痛は強いのに子宮口がなかなか開かず4cmのまま停滞していたため、長くかかったのだそう。

それでもちゃんと、“そのとき”は訪れました。分娩台へ上がり、ラストスパートです。このときが一番苦しかったそうですが、小森さんは一生懸命に呼吸し、助産師さんたちの掛け声にあわせて何回もいきみます。そして……元気な男の子が産声をあげました。

すぐ隣で出産に立ち会った夫に一番に「リョウちゃん、抱いてあげてください」と促す小森さん。「ずっとずっと会いたかった」「やっと五人家族だね。ありがとう」と涙を流して喜んでいました。

無事にすべてを終え出産を振り返った小森さんは、「分娩台上がる前がまじピークで、あれ思い出すだけで本当吐きそうって感じなんだけど……もうちょっと、うん、静かに産みたかったな(笑)」と笑顔に。感覚としては次男よりも長男を出産したときと少し似ていたといいます。

最後は疲労と痛みでつらかったものの、「だけどね、そんなの私のお産であって、十人十色なので。ビビらすつもりはまったくない。楽しめるお産、最後は無理だったけど、途中までは十分楽しみました」と、これから出産を控える妊婦さんたちにエールを送っていました。

陣痛から出産までにかかる時間はどれぐらい?

小森さんも言うようにお産は十人十色。スピード出産だった人もいれば、超難産で時間がかかったという人もいます。ここでは一般的なお産の流れと平均時間を解説します。

・お産の開始(分娩第1期)
産婦人科では、陣痛(子宮の収縮)が規則正しくなり周期が10分以内、または1時間に6回の頻度になった時点を「分娩開始」と考えます。ここから陣痛の間隔が少しずつ短くなるのに伴って子宮口が開き、胎児が降りてきます。

子宮口が全開になるまで、初めてのお産(初産婦)の場合は10~12時間、経産婦では4~6時間かかります。ただ、この所要時間はあくまで平均的なもので、特に異常がないのに30時間近くかかることもあります。

・赤ちゃんの誕生(分娩第2期)
陣痛はさらに激しく、間隔も短くなります。通常、子宮口全開大になってから破水が起こります。胎児は身体を旋回させながら狭い産道を通り抜け、お母さんの陣痛と腹圧(いきみ)が赤ちゃんを押し出します。子宮口が全開になってから赤ちゃんが生まれるまで、初産婦では2~3時間、経産婦では1~1.5時間ほどかかります。

・いわゆる後産(分娩第3期)
赤ちゃんが生まれた後にも軽い陣痛が起き、胎盤が剥がれて娩出されます。初産婦で15~30分、経産婦で10~20分かかります。

つまり、初産婦の場合、分娩開始(陣痛が10分間隔になる)から胎盤娩出まで合計で12~16時間ほど、経産婦の場合は5~8時間かかることが一般的です。

しかしお産の前兆がはっきりしない人もいますし、各期の所要時間は大きな個人差があります。子宮口全開大より前に破水が起きることもあります。経産婦でも長時間かかることもあれば、初産婦だけれど分娩開始からあっという間に赤ちゃんが誕生するケースも。まさに十人十色なんですね。臨月(妊娠10ヶ月)になったら医師から説明や注意がありますので、妊婦さんだけでなくパートナーもしっかりと聞いておくようにしましょう。

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