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2022年11月21日 12:58 更新

【介護脱毛】経験者の6割以上が「有効」と回答!介護で圧倒的に苦労するのは「排泄介助」

脱毛サロン「恋肌」はこのほど、親族などを介護した経験のある男女を対象に、「介護経験者からの介護脱毛」に関する調査を行いました。

介護の際の"介護脱毛"は必要?

みなさんは、"介護脱毛"という言葉を聞いたことはありますか?

介護脱毛とは、老後に介護を受ける立場になったときを想定し、あらかじめアンダーヘアを脱毛しておく介護に向けた準備のことです。

介護脱毛をしていると、排泄介助がしやすい、肌トラブルの予防になる、衛生的など、介護する側にもされる側にも、いろいろなメリットがあると言われています。

そうは言っても、デリケートゾーンの脱毛となると抵抗がある人も少なくないでしょう。そこで、脱毛サロン「恋肌」では、親族などの介護をした経験のある男女に対して、「介護経験者からの介護脱毛」に関する調査を行いました。どのような結果が得られたのでしょうか。

20代で介護を始める人も

はじめに、自身が介護を行う立場になった年齢について聞いています。

「介護者となったのは何歳ごろでしたか?(ご自身が介護を行う立場になったのが何歳かをお答えください)」と質問したところ、「50代(35.3%)」との回答が最も多く、次いで「40代(29.3%)」「30代(16.9%)」と続きました。

50代で介護を行う立場になった人が3割以上と多いという結果でした。次に、「どのような方の介護をしていましたか?(していますか?)」と質問したところ、「配偶者または自分の親(84.2%)」と回答した人が最も多くなりました。その後、「配偶者(5.5%)」「配偶者または自分の兄弟姉妹(3.6%)」と続きました。

配偶者や自身の親の介護をしている、していた人が8割以上と圧倒的に多いようです。

介護はどれくらい続く?「1年以上3年未満」が最多

「介護を受ける方はどのような状態でしたか?(状態ですか?)」と質問したところ、「認知症・高齢による衰弱(53.9%)」との回答が最も多く、「骨折や転倒(15.3%)」「脳血管疾患(14.9%)」と続きました。

半数以上が、認知症を患った人や高齢によって衰弱した人の介護をしていることがわかりました。

では、介護の期間はどのくらいだったのでしょうか。

「介護は何年間くらい続きましたか?(続いていますか?)」という質問に対して、「現在も続いている(24.9%)」と回答した人が最多に。次いで「1年以上3年未満(23.0%)」「3年以上5年未満(18.7%)」と続きました。

現在も介護を行っている人が2割以上いるようです。また、1年以上介護をしていた人が6割近くにのぼることから、介護は長期にわたって行っている様子がうかがえます。

介護で一番大変なことは「排泄の介助」

介護は、体力だけでなく精神的にも負担が少なくありません。介護している中で一番大変だったこととも調査しています。

「介護のお世話で何が一番大変でしたか?(大変ですか?)」と質問したところ、最も多かったのは「排泄の介助(38.8%)」でした。次いで「コミュニケーション(19.8%)」「入浴の介助(13.0%)」と続きました。

3割以上が、排泄の介助が大変と感じていることがわかりました。また、認知症や高齢の方を介護している場合、コミュニケーションを取ることも大変なようです。

続いて、「排泄の介助は苦労しましたか?(苦労していますか?)」と質問したところ、「とても苦労した・している(37.6%)」「やや苦労した・している(33.8%)」「あまり苦労しなかった・していない(15.0%)」「まったく苦労しなかった・していない(13.6%)」という回答結果になりました。

7割以上の人が苦労した・していると回答したことから、やはり排泄の介助は相当苦労するケースも多いようです。

こうした経験を踏まえ、排泄の介助に備えておくべきこととは何なのでしょうか?

「排泄介助に備えて何をしておくべきだと思いますか?(複数回答可)」と聞いたところ、「トイレのバリアフリー化(55.6%)」との回答が最も多く、次いで「専門家への相談(44.9%)」「家族での話し合い(42.5%)」「介護脱毛(21.2%)」と続きました。

トイレのバリアフリー化をしておくべきと思う人が半数以上いるようです。また、専門家への相談や家族での話し合いをしておくべきという意見が4割を超え、さらに介護脱毛をしておくべきという人も2割以上にのぼりました。

経験者が語る介護脱毛のメリットは?

排泄の介助に苦労した人が7割以上と多いことが明らかになりましたが、少しでもその苦労を減らすためにも、介護脱毛は有効だと思うのでしょうか?

そこで、「ご自身の介護経験を踏まえ、介護脱毛は有効だと思いますか?」と聞くと、6割以上の人が「とてもそう思う(26.6%)」「ややそう思う(38.1%)」と回答しました。介護脱毛は有効だと思う方が多いようです。

「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、介護脱毛が有効だと思う理由を具体的に聞いてみました。

■介護脱毛が有効な理由とは
・便をオムツでするようになると拭き取るのが大変だから(30代/女性/専業主婦)
・排泄の後の処理が楽になるから(50代/男性/会社員)
・衛生的で介助の時短になる(60代/女性/専業主婦)
・清潔に保つため(60代/男性/無職)

このように、排泄した後の拭き取りが楽になるだけでなく、清潔に保つことができるとみているようです。

一方で自分自身は介護脱毛に対してどのような姿勢なのでしょうか?

「自身が介護される立場になった時に備えて介護脱毛しておこうと思いますか?」と質問したところ、6割以上が「とてもそう思う(24.1%)」「ややそう思う(36.0%)」と回答しました。

介護経験を踏まえて、自身が介護される立場になっても介護者に苦労をかけないように介護脱毛をしておこうと思う人が多いようです。

介護脱毛について自身で考えてみたり、家族で話してみてもいいかもしれませんね。

調査概要

・「介護経験者からの介護脱毛」に関する調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000035615.html
【調査日】2022年11月1日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,043人
【調査対象】親族などを介護した経験のある男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

恋肌
https://www.koi-hada.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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