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2022年11月16日 12:07 更新

かまいたち山内さん1歳息子がおもちゃのカプセル誤飲未遂で「動悸が止まらない」入浴中の危険

お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんと濱家隆一さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『かまいたちのヘイ!タクシー!』(TBSラジオ)11月14日の放送で、山内さんがお子さんとの入浴中に起こった誤飲未遂事件を明かし、警鐘を鳴らしています。

口の中に小さなカプセルが

(画像はイメージです/photoAC)

かまいたちのお二人はともに二児のパパ。2017年に結婚した山内さんは、2018年生まれの第1子長男と2021年生まれの第二子次男を育てています。

11月14日の番組オープニングトークで山内さんは、「俺、昨日めっちゃ怖いのあってん」と切り出し、前の晩に子どもたちを順番に入浴させたときの出来事を話し始めました。

4歳の長男ともうすぐ1歳になる次男を、ひとりずつ山内さんがお風呂に入れたといい、先に長男を風呂からあげて、次に次男と一緒に湯船に浸かったそうです。

長男は今、中にフィギュアなどのおもちゃが入った入浴剤(バスボール)にハマッているそう。入浴剤がお湯にとけると小さな透明カプセルが出てきて、カプセルをあけるとさらに小さいおもちゃが入っているという仕組みです。

その夜も長男とバスボールで遊び、次男が入る際に山内さんは「危ないから」と小さなおもちゃは片づけておいたといいます。ところが、透明カプセルの片方が見当たりません。

しかし特に気にとめず、そのまま次男を呼び寄せて一緒に湯船に浸かっていた山内さん。つかまりだちができるようになった次男が浴槽のへりにつかまって遊んでいると、どこからか「カチャカチャ」と鳴る音が。

「あれ、(透明カプセルの片割れを)持ってるのかなぁと思って。でもまぁカプセルの小っちゃいやつやから、まぁ持ってるぐらいなら取り上げんでもいいかって思って」、そのまま様子を見ていると、今度は「ゴッゴッ」とさらに妙な音が! さすがにおかしいと気づき、次男の様子をよく見ると、なんと口の中に透明カプセルが「カパッて入って」いたのです。

少し目を放した隙に、お子さんは透明カプセルを口の中に入れてしまっていました。山内さんはすぐさま取り出そうとして息子の口の中に指を突っ込み、「ヘタしたらさ、押し込んでもうたらあかんやん」と慎重になりつつ、無事にカプセルを取り出すことに成功。

「うまい具合にたまたま、えって思って手ぇいれたらパカッて取れたんやけど。久しぶりに動悸がとまらんというか。嫁には平静を装って伝えたけど、膝がくがく」という山内さんに、濱家さんは実感を込めて「恐ろしいよな」「だからまぁ、これぐらい大丈夫やろうはあかんなぁ」と相槌を打っていました。

濱家さんも、2019年生まれの第一子長女と、今年4月に誕生した第二子長男のパパであり、最近ヒヤッとすることがあるといいます。長女が赤ちゃんのときは、誤飲リスクがあるものを手の届くところに置かないよう夫婦で徹底していればよかったのですが、今は大人が気をつけていても長女のおもちゃなどが床に散らばっていることも……。

「俺らが気をつけても娘が細かいもんパーッとまいとったら気ぃつかへんときあるやん。それがもう大変なときあるよなあ」と話し、山内さんとともにリスナーへ注意喚起していました。

「パパそっくり!」と話題になった長男と山内さん

こちらはパパ家さん

包装フィルムやシールも気をつけて

子どもの口の大きさは直径約4cmで、これより小さいものは誤飲の原因になる可能性があります。

乳幼児の誤飲事故については消費者庁も繰り返し警鐘を鳴らしており、菓子やペットボトルの包装フィルムやシールなどを誤飲してしまった事故事例も掲載されています。一部を引用します。

「普段からペットボトルをかじるのが好きで遊んでいた。保護者が「おえーっ」という声を聞き見ると、唾液や鼻水が出ており、顔面蒼白で唇が青紫色になっていた。救急車を呼び、背中を叩くなどしていたところ、口の奥に細長い包装フィルムを見つけた。フィルムは取れなかったが、その直後、普段の様子に戻った。気道異物の可能性があり、緊急に全身麻酔で気管支内視鏡検査を行ったが、異物はなかった。」(9か月)
「目を離した隙に、プラスチックの菓子包装を飲み込んだ。直後から唾液を出して吐き出そうとしており、その後も、時折その様子が見られたため受診した。喉の奥に張り付いていた3cm×1cmのプラスチック包装を取り出した。」(8か月)
「昼寝の後、咳込んで、血や痰が混ざったものを2回吐いたため受診し、口の中からシールが見つかった。シールは上の子の物で日中、持ち歩いていた。」(10か月)
「子ども安全メール from 消費者庁」Vol.566 包装フィルムやシールなどの誤飲に注意! より引用)

包装フィルムやシールなどは子どもにとっても身近で手に取りやすいものですが、口に入れると窒息のおそれがあり大変危険です。消費者庁では、包装フィルムやシールがついている物、容器などで遊ばせないこと、包装フィルムを子どもが誤って口にしないように、お菓子は必要に応じて包装を取ってから食べさせるなどの工夫を推奨しています。

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