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2022年11月14日 12:04 更新

第三子出産の小森純さん、これまでの妊娠出産で増減した体重「長男のときはほんとやばかった」

タレントでネイルサロン経営者の小森純さんが、これまで三度の妊娠~出産での自身の体重変化について動画で公開しています。

約20㎏の増量も「気にせずどんどん食べてた」

小森さんは2011年7月に実業家の今井諒さんと結婚し、2014年に長男、2016年に次男、そして今年10月に三男を出産しました。自身のYouTubeチャンネルでは三人の母子手帳を並べ、それぞれ妊娠中の母体の体重変化を比較しています。その数字がこちら。

長男妊娠初期体重 40.0kg
長男妊娠15週体重 50.0kg
長男出産直前体重 59.4kg

次男妊娠初期体重 45.0kg
次男妊娠15週体重 47.0kg
次男出産直前体重 54.4kg

三男妊娠初期体重 47.4kg
三男出産直前体重 55.0kg

第一子を妊娠する前は「ガリガリだったね」と自ら言うほど痩せていて、体重はなんと40.0kgしかなかった小森さん。しかし食べづわりがひどく、妊娠15週の時点ですでに10㎏増と、ハイペースで体重が増えていたといいます。

小森さんは「すごくない? 子どもの大きさは3kgとかで羊水だってそんなないし、(増えたぶんは)ほぼママ。約20kg太ってた」と当時を回想。長男を出産した病院では特に体重管理を注意されることもなく、「気にせずどんどん食べてた」そうです。

その後、産後ダイエット本を出すなどして体重は44kgほどまで減量。第二子のときは妊娠15週で初期からわずか2㎏増、最終的にも9~10kg増にとどまっています。

このときかかった病院は、長男の時と違い「とにかく体重管理がめちゃくちゃ厳しい」ところだったそうで、なるべく増やさないようにと意識していたようです。のみならず、においづわりだったこと、そして歩けるようになっていた長男を連れて出産目前まで毎日公園に出かけていたことなども、体重が増えすぎなかった要因ではないかと分析していました。

そして今回第三子では、妊娠初期体重47.4kgから出産直前まで増えたのは7kgだけ。途中、切迫流産や新型コロナにかかって食べられなかった時期もあることが大きそうです。また、吐きづわりだったことや、臨月ぎりぎりまで自身の経営するネイルサロンで働いてたのできっちり食事をとる時間もなかったことを理由としてあげていました。

妊娠中はやせすぎも太りすぎもリスクに

妊娠すると体重は増えるものですが、増えすぎても、そして逆に増えなさすぎてもリスクが高まる可能性があります。神経質になりすぎるのも良くないですが、リスクを減らすために適正な管理は必要です。

まず、太りすぎのリスクは「妊娠前に肥満だった場合」と「妊娠中に大きく体重が増加した場合」とで、やや異なります。

妊娠前に肥満だった場合については、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病といった合併症を発症するリスクが高まるといわれています。また、帝王切開での出産になるリスクや、胎児が体重4,000g以上の巨大児になるリスクも高まるようです。一方、妊娠中に大きく体重が増加した場合では、巨大児のリスクが高まり、帝王切開も増えるとされています。

なお、以前は「妊娠中に体重の増加量を制限すると、妊娠高血圧症候群を予防できる」とされていましたが、それについては信頼性が低い情報であることが昨今の報告からわかっています。

やせすぎの妊婦さんについても、妊娠前にやせていたのか、それとも妊娠中に適正な体重増加がないのかによって、少々リスクが異なります。

もともと妊娠前からやせている女性の場合、切迫早産や早産、低出生体重児分娩のほか、貧血のリスクが高まるとされています。また妊娠中の体重増加が著しく少ない場合は、早産や低出生体重児分娩のリスクが高まる傾向にあります。

妊娠中の体重増加量の目安は「妊娠前の体型」によって変わってきます。BMI(Body Mass Index)という、体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)で求められる指標により、体重増加量の目安が以下のように提示されています。

●妊婦の体重増加の目安(2021年3月改定)
・妊娠前が低体重(BMI18.5未満):12~15kg
・妊娠前が普通体型(BMI18.5~25.0未満):10~13kg
・妊娠前が肥満度1(BMI25.0~30.0未満):7~10kg
・妊娠前が肥満度2以上(BMI30.0以上):上限5kgを目安に個別に対応

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