もっと早く知りたかった！ブロッコリーは緑色のものより紫色を選ぶ方がいい？その理由は…【野菜のプロからのアドバイス】

#料理 #食べ物

農家さんが投稿した、ブロッコリーにまつわる目からウロコのアドバイスが話題です。

緑のブロッコリーより甘味が強くおいしい!?

群馬県でブロッコリー、長ネギ、ほうれんそうを栽培している農家のしん（@sinyasai）さんが、ブロッコリーの選び方を投稿。「知らなかったー！」と反響を呼んでいます。

「覚えておいて！ブロッコリーは紫色を選んでください」

「きれいな緑色のブロッコリーのほうがおいしいに違いない」と思っていた人にとっては、驚きの情報ではないでしょうか。

しんさんいわく、「この紫色はアントシアニンというポリフェノールの一種で寒くなると発生する生理現象」。決して古くなって変色したわけではないのですね。

しかも、緑色のブロッコリーよりも甘味が強く、おいしいとのこと。これを知ったら、スーパーなどで紫色のブロッコリーを見かけたら率先して手に取りたくなりますね。

ただし調理するときには注意が必要。アントシアニンやビタミンCは水溶性で、茹でると栄養素も抜けてしまうため、おすすめの調理法は蒸し焼きにするかレンジでチンだそうです。また、脂溶性のイソチオシアネートの一種、スルフォラファンやβカロテンも多く含まれているため、油と一緒に食べると効率的に栄養がとれるのだとか！

ところで、ブロッコリーの茎の部分、みなさんはどうしていますか？　しんさんは続く投稿で茎について、「ブロッコリーの茎には花蕾よりビタミンＣやβカロテンなどが多く含まれるので決して捨てないでください！」と呼びかけています。

硬く感じがちな茎ですが、調理時間を長くとれば硬い茎も柔らかくとっても甘くなるそう。ぜひ、茎も余すことなく使いたいですね！

ちなみに、ブロッコリーの花蕾には砂や虫が溜まりやすいのですが、流水で洗っても奥に入り込んだ汚れはちょっと取れづらいんですよね。しんさんは、ボールに水をためてブロッコリーの茎を持って揺すりながら洗ったり、ビニール袋に少量の水とブロッコリーを入れてシャカシャカ振るなどして洗う方法をおすすめしています。ぜひ実践したいですね！