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2022年10月28日 12:00 更新

妊娠中の気になる不安を助産師が解決。これってOK?NG? 食事・仕事・日常でのポイントと、パパが知っておきたいこと

PR:ピジョン株式会社

妊娠前は当たり前にやっていた何気ない行動も、妊娠をきっかけに「これは食べてもいいの?」「これをしても大丈夫?」と心配になることもありますよね。今回は、そんな妊娠中の気になる行動について、助産師さんへ質問。不安を解消するため、パパにも意識してほしいことを含めてアドバイスしてもらいました。

妊娠中の気になる疑問は、早めに確認して安心して過ごそう

健診に行くママ

初めての妊娠は、食事や運動、仕事など普段の行動で気になることがたくさん出てきますよね。でも気にしすぎると、かえってそれがストレスとなってしまう場合も。妊娠中は、ママとパパが心穏やかに過ごすことが何より大切です。だからこそ、気になることがあれば、早めに医師や助産師さんへ気軽に相談しましょう!

相談① 妊娠初期のつわりで食事が偏ってしまい心配です。赤ちゃんに影響はありませんか?

妊娠初期のつわりでまず気をつけたいのは、水分不足から起こる脱水です。食事による栄養が直接赤ちゃんに移行するのは胎盤ができる15〜16週からですので、無理に食事をとるより、程よい水分摂取を心がけましょう。体調に合わせて飲みやすい飲み物を探して、ひと口ずつ小まめに飲むようにすると、吐き気が出にくいですよ

ただし、カフェインの入った飲み物は赤ちゃんの成長を妨げたり、ママの不眠やつわりの悪化の原因につながります。コーヒーや紅茶は1日3〜4杯までOKと言われていますが、なるべく控えたいところ。また栄養を摂ろうとして栄養ドリンクを飲みすぎるとカフェインの過剰摂取につながることもありますので注意しましょう。

妊娠中は普段通りの食事ができないことで体力が落ちたり、気持ちが不安定になったりもします。その場合は、仕事や家事をセーブするなど、無理のない生活ができるよう調整を。妊娠期に必要な栄養素はサプリで補うのも手です。(清水さん)

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相談② 体調が安定せず、通勤の電車がつらいです。いい対応策はありますか?

ラッシュ時は人混みに押しつぶされたり、車内の匂いに不快を感じたりと、働くプレママにとって通勤電車は乗るだけでひと苦労です。つらいようなら、病院で母性健康管理指導事項連絡カードを作成してもらい、職場に相談を。時差出勤や時短勤務、休業など体調に応じて対応してもらいましょう。

そして電車に乗る時には、途中下車しながら移動できるよう時間に余裕を持って出発できると安心です。さらに、バッグにマタニティマークを付けておくと、いざ体調が悪くなった時も周囲のサポートが受けやすいのでおすすめです。

また、通勤電車内での不快感を少しでも和らげるなら、「つわりに効くといわれるツボ(内関)を押す」「使い捨てカイロでお腹や腰回りを温める」といった工夫が効果的。匂いが気になる人は、ハンカチにミントや柑橘系のアロマオイルをつけて口に当てたり、ガーゼに染み込ませてマスクの内側に入れておいたりするのもおすすめですよ。(清水さん)

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相談③ 体調が安定しているので、普段通り生活しています。趣味のスポーツや車の運転は続けて大丈夫?

健診に行くママ

妊娠初期は胎盤を作っている大事な時期なので、激しい運動は避けましょう。マタニティ用のエクササイズも、16〜20週を過ぎ、かつ医師の許可が出た場合に行うようにしましょう。身体を動かしたい時は、ゆったりとストレッチを行うくらいがいいですね。

妊娠中の車の運転は、禁止されているわけではないですが、妊娠前より注意力が落ちてボーッとしたり、眠気を感じたりすることが多いので、その点を意識して、注意深く運転するようにしましょう。(清水さん)

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相談④次の健診まで間が空いてしまい、赤ちゃんが元気か心配です。 そんな時はどうすればよいでしょうか?

急につわりがおさまったり、胎動を感じられない時期は不安もあると思いますが、病院で決められた時期に健診に行くことができれば、時期が空いていても「大丈夫」と判断されていると考えてOKです。

ただし、出血やお腹の痛みがある時は、まずは電話でかかりつけ医に相談を。また、つわりの症状がつらく、「1日3回以上吐いてしまう」「体重が減ってしまった」「水分が取れない」といった症状がある場合も、次の健診を待たずに受診しましょう。(清水さん)

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相談⑤ママの体調が悪い時、パパたちにできることや意識してほしいことは?

健診に行くママ

妊娠初期は特に、ママの体調が安定しない時期。ソファーに横になってゴロゴロするのが正しい過ごし方でもあります。ですが、そのことに罪悪感を持ってしまうママも多いので、「今はママがゆったり過ごすことが大事だよ」と声をかけてあげましょう。

また、家事などはパパが率先して行いたいところ。たとえば、つわり中は洗濯物の匂いがきつく感じることもあるので、干す・たたむ・しまう工程はパパが担当できるといいですね。また、食事を別々にとったり、自分の食べたいものは自分で用意したりすることでママの負担軽減につながることも。

かといって、パパが無理をしすぎて体調を崩しては本末転倒です。お住まいの環境や二人の気持ちを大切にしながら、自治体の産前支援ヘルパーを利用するなど、サービスや周囲へのサポートもうまく活用してみてはいかがでしょう?(清水さん)

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ポイント
ママとパパで相談して、二人が快適に過ごせる工夫を

環境や状況により、頼れる人や活用できるサービスも様々。まずは生活の中でやらなくていい家事を作る、掃除の頻度を減らすなど、ママとパパがより快適に過ごせる方法を探してみて。

ママとパパが心地よく過ごせるように
二人のスタイルを見つけていこう

初めての妊娠はママもパパもわからないこと、どう過ごすのが正解なのか悩むことも多いですよね。だからこそ、お互いの気持ちを共有することが大切。なぜなら、相談し合う中で育児の第一歩を踏み出しているからです。

そして、周りには二人の妊娠を応援し、サポートしてくれる人がたくさんいることも忘れずに。心配や疑問、困ったことがあれば、どんなに細かいことでも病院の助産師さんに質問したり、自治体の保健師さんに相談したりすることで不安の軽減につながるはずです。積極的にプロの助けを借りつつ、二人が心地よく過ごせるスタイルを見つけてくださいね!(清水さん)

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