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2022年10月19日 12:05 更新

第二子妊娠中の高橋真麻さん、原因不明のマイナートラブルを敢えて明かした理由

第二子を妊娠中のフリーアナウンサー・高橋真麻さんが、自身の体調不良を公にした理由を明かしました。

「おにぎり1個でも下したり……」

高橋真麻さん
出典: https://ameblo.jp
高橋真麻さんオフィシャルブログより

高橋真麻さんは2020年に第一子の女の子を出産、現在は第二子を妊娠しており11月末の出産を予定しているそうです。

今年8月に第二子の妊娠を発表した際、高橋さんは第一子のときにはなかったマイナートラブルに悩まされていることを告白。それは「謎の腹痛」によりお腹を常に下してしまうということでした。

妊娠初期から後期に入った現在までこの体調不良は続いており、産婦人科や消化器内科で検査をしてもはっきりした原因はわからず「妊娠によるホルモンバランスの崩れとストレス性過敏性腸症候群ではないか」と曖昧。ただ、お腹の赤ちゃんはとても順調に成長しているそうで、妊婦健診では「(母体が)ずっと下していると思えないくらい(赤ちゃんは)順調に育っている」とお墨付きをもらったといいます。

高橋さんはこのマイナートラブルについて告白して以降、「食べ過ぎだ」といったコメントをもらうこともあったそう。10月18日にブログを更新し、体調不良を敢えて公表した理由について明かしました。

実際におやつにカレーやお蕎麦を食べていることは「褒められた食生活ではないかもしれませんが」としたうえで、食べても食べなくても調子が悪く、「妊娠してからおにぎり1個でも下したり食べなくても 調子が悪かったり 沢山食べても大丈夫なタイミングもあったりなので理由は分かっていません」と、あらためて原因不明であることを記しています。

妊娠すると便秘になる女性は多いものの、ずっとお腹を下している妊婦は多くはないため、医師にも原因がわからず不安を抱えていたという高橋さん。しかし、テレビ局のヘアメイクさんや、仕事で一緒になった相手から「私もそうでした!」という話を聞いて、とても安心できたのだといいます。

「だから
私がマイナートラブルを書くことで
1人でも、『私もそれで悩んでいました!』『同じです!』
と、ちょっと楽になる方がいればいいなぁと思い
書いている次第です。
でなければ
下したり、寝られなかったり、逆流性食道炎になったり
虫歯になったり、息苦しかったり
こんなネガティブな事、公にしたくないですもん(笑)」

(高橋真麻さんオフィシャルブログより)

確かに、因果関係がはっきりわかることばかりではなく、妊娠中は不安な気持ちを抱える妊婦さんも少なくありません。もちろん、受診して治療を受けた方がいい症状もありますが、そうではないマイナートラブルについては「自分だけではないんだ」と思えることで、安心感につながりますよね。

高橋真麻さん
出典: https://ameblo.jp
最近は歯の痛みにも襲われたそう/高橋真麻さんオフィシャルブログより
高橋真麻さん
出典: https://ameblo.jp
カレーはおやつ/高橋真麻さんオフィシャルブログより

妊娠後期のマイナートラブル5例

妊娠の経過は人それぞれで、体調も個人差が大きいもの。妊娠中に起こる体の不調や不快な症状のことを「マイナートラブル」と言います。医学的には赤ちゃんや妊婦さんへ影響は少ないとされていますが、体が大きく変化する妊娠中は、初期・中期・後期それぞれの時期で大小さまざまなマイナートラブルに悩まされます。ここでは妊娠後期(妊娠28週0日から39週6日)に起きやすくなるさまざまなマイナートラブルを5つ紹介します。

(1)腰痛
大きくなったお腹を支えるため、反り返った姿勢をとってしまいがちに。腰の反りは負担が大きく、腰痛につながることもあります。また、体がお産の準備に入り、骨盤にある仙腸関節と恥骨結合が緩んでくることで、腰だけでなく骨盤にも痛みを感じることもあります。腰以外でも大きくなった子宮で坐骨神経が圧迫され、お尻や太ももの裏側が痛くなる坐骨神経痛になる場合もあります。

(2)足のトラブル(むくみ、静脈瘤)
むくみは妊娠中を通して現れやすい症状ですが、妊娠後期でさらにひどくなる方もいます。また、大きくなってきた子宮の圧迫によって下肢の血行が悪くなり、表面血管が膨れ上がる静脈瘤が現れる場合もあります。むくみ、静脈瘤とも正常な妊娠でも起こる生理現象です。しかし、もし顔や体全体にむくみを感じ、血圧が高い場合は妊娠高血圧症候群の可能性もありますので、受診するようにしましょう。

(3)動悸・息切れ
妊娠すると循環血液量が増加し、妊娠後期になると、妊娠前の約40%から50%増加します。そのため、全身に血液を送り出す心臓に負担がかかり、動悸や息切れを感じやすくなります。

(4)貧血
妊娠すると循環血液量が増加しますが、赤血球の数は血液全体の増加割合ほど増えないため、貧血傾向となります。軽い貧血状態は正常な妊娠の生理現象なので、あまり心配はいりませんが、動悸、息切れ、たちくらみなどを起こした場合、原因が貧血かどうか、対処が必要かどうかは医師が判断します。医師の指示なく、自己判断でサプリメントを摂ったり、鉄強化食品を多く摂ったりしないようにしましょう。

(5)おりもの変化
粘り気のある白いおりものの量が増えます。ただし、出血を伴う場合には、早産や陣痛が始まった可能性もあります。おりものの増加以外に、外陰部の発赤、強いかゆみ、おりものの色・形状の異常があった場合は、早めに受診をするようにしましょう。

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