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2022年11月25日 06:51 更新

【ママ調査】妊娠中のにおいつわりがツライ! 先輩ママたちが我慢できなかった苦手なにおい14選 #プレママ1年生

妊娠にともなう「つわり」には、いくつか種類があります。そのひとつが、においに敏感になる「においつわり」です。つわり自体は妊娠初期の代表的な症状ですが多いですが、なかには妊娠後期まで続く人も。経験者のみなさんに、つらかったにおいについて聞いてみました。

【定番】お米を炊くにおい

●お米を炊いたにおいがきつくて、主食はパンや麺になった。(41歳/生保・損保/営業職)

●ご飯が炊きあがる匂い。換気扇を回して炊き、冷まして匂いが減ったのを食べていた。(36歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

●ごはんの匂いが非常にダメでした。特に炊飯器でご飯を炊いているとき部屋中にご飯の炊ける匂いが立ち込めたときは本当に気持ち悪く、家族には申し訳ないですが、しばらく冷凍ごはんやチルドご飯を利用させてもらいました。(39歳/学校・教育関連/事務系専門職)

ドラマなどで描写されるほど定番なのが、「ごはんのにおい」「お米の炊けるにおい」です。アンケートのなかでも、多く挙げられていました。

お米を主食にしているご家庭では、「毎日のことなので、とてもつらい思いをした」という声がありました。特に、炊いている最中のにおいがダメだったというママが多いようです。

食事が温かいと香りが立ちやすいため、冷やすのは効果的。主食をパンやシリアルなどに変更するという手もありますね。

油っぽいにおいがつらい

●カレーのにおいです。夫が食べていたレトルトカレーのにおいが耐えられないほど気持ち悪かったです。ゴミ袋に入れた後もずっとにおいが気になっていました。(36歳/建設・土木/事務系専門職)

●お米の炊ける匂い。油の匂い。ほぼ毎日使う物なので避けられませんでした。(29歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

●ファストフード店の匂い。フードコートの前を通り過ぎるのが辛かったので、避けて通っていた。(29歳/自動車関連/事務系専門職)

「油のにおいがつらかった」という声もありました。

ファストフード店では、フライドポテトやチキン、からあげなど、揚げ物のにおいが強く香ります。レトルトカレーやカレーのルウには、油脂が多く含まれていますね。

自炊では、油の量を最小限にできるスプレー式の油さしや、レンジでチンできる蒸し器を使う方法も。また外出時の対策としては、鼻までしっかり厚手のマスクで覆ったり、アロマオイルなど心地よいと感じる匂いをハンカチに含ませて持ち歩いたりするアイデアも。

いい香りがイヤなにおいに

●シャンプーやトリートメント、ボディーソープの匂い。今まで使っていたものが急に受けつけられなくなりました。これなら大丈夫というものを探すのに苦労しました。(41歳/情報・IT/技術職)

●洗剤や歯磨き粉等の匂い。使用している最中だけでなく、その後もにおいが続くのがしんどかった。(27歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)

●柔軟剤、洗剤、せっけんの香りも気持ち悪くなった。(42歳/小売店/専門職)

いつもならいい香りと感じられるものが、急にイヤなにおいに変わってしまったケースです。

洗濯洗剤や柔軟剤には、衣類について1日中いい香りのするタイプがあります。人にとってはリラックスしたり、清潔感のある香りかもしれませんが、においつわりに悩む妊婦さんにはつらい状態ですね。

なかには、「トイレの洗剤や漂白剤のにおいがきつかった」という人もいました。なるべく無香料の製品を探すほか、お掃除は重曹やセスキソーダなどで対処するのがよさそうです。

家のにおいが苦手に?

●家の中の匂い(玄関の匂い?)。家の中にしばらくいる状態だと問題ないのですが、外出後帰宅し、玄関の扉を開けて家の中に入ろうとしたときに、家の中の香りを感じた瞬間気持ち悪くなり、家に帰るのが怖かった。(33歳/医療・福祉/専門職)

●自分の家の匂い。実家が近かったので極力家にいないようにした。(35歳/小売店/販売職・サービス系)

●家の匂い! 新築だった為、壁紙か、柱(木)の匂いがいろいろ混ざってすごくきつかった! 家に居られなかった。(48歳/運輸・倉庫/庫内作業員)

意外なところでは、「家のにおい」というお答えが! 新築の場合は建材などのにおいがきついこともありますが、普段の家のにおいが苦手になるのは不思議です。

家には、台所の食品のにおい、洗剤のにおい、家人の体臭など、さまざまなにおいが混じっていますから、ひとつひとつ消臭対策をするのは大変! 簡単な対策としては、こまめな換気があります。また、布製品はにおいを吸収しやすいので、カーテンの洗濯やソファの消臭など、大物に集中してにおい対策をするのもオススメです。

自分の家なのに、ゆっくりできないのは本当につらいですね。

ごめんね! 家族のにおい

●夫のニオイ。いつもくっついて寝ていたので、急に無理とも言えず、そっと息継ぎしていました。(36歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

●子どものおしっこ・うんちの匂い。妊娠中に5歳、3歳の子どもがおり、3歳の子どもは毎回トイレについてきて欲しがり、うんちの場合は必ずおしりを拭いてあげる必要があった。妊娠前は大丈夫だったけど妊娠してから、毎回匂いで気持ち悪かった。(34歳/団体・公益法人・官公庁/消防)

とても言いにくく、申し訳ないことなのですが、夫や家族のにおいがダメになったという人もなかにはいらっしゃいました。家族の体臭に関することは自分でもどうしようもないことですが、タバコやアルコールを控えてもらう、まめにシャワーを浴びてもらうなど、ちょっとした協力はお願いできそう。

子どもの排泄物については、マスクで防御する、匂わないゴミ袋に入れて捨てるなどで対処を。

まとめ

妊娠中のにおいつわりは個人差が大きく、まったくない人もいれば、特定においが苦手になってしまう人もいます。ケガや病気とは違うので、周囲の人にはなかなか理解されないのもつらいところですね。

すべてを無臭にすることは難しいので、逆にリラックスできる香りを探してみましょう。レモンなどの柑橘系の香りは、気分がさっぱりしてオススメです。ハンカチに染みこませて気分の悪いときに鼻にあてるなど、自分なりに気分がリフレッシュできる方法を探してみてはいかがでしょうか。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年10月1日〜4日
調査人数:112人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

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