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2022年10月13日 11:33 更新

鈴木亜美さん、産後3週間で娘がRSウイルス感染し入院していたことを告白「恐ろしいです、本当に」

三児を育てる歌手の鈴木亜美さんが、8月に出産した長女が感染症で入院していたことを明かし、「自分の体の半分なくなったような感じだった」とショックを語っています。

「こんなにつらいことはない」

鈴木亜美さん
出典: https://ameblo.jp
鈴木亜美さんオフィシャルブログより

鈴木亜美さんは2016年に一般男性と結婚し、2017年1月に第一子男児、2020年2月に第二子男児を出産。8月15日に誕生した第三子女児を「姫」と呼び、家族みんなで可愛がっているそうですが、生後3週間のときに長女が入院することになったと自身のYouTubeチャンネルで公表しました。

鈴木さんはそのときの様子を「実は姫が出産後3週間経ったくらいから咳をしだして。苦しそうにしてるんですよ、呼吸を」と説明。病院を受診すると、RSウイルス感染症にかかっていることが判明し、急遽、入院することになりました。

「新生児のRSウイルスって呼吸が止まっちゃったりとか、命に関わることですごい大変だったんですよ。初期で見つかったからすぐに入院できたわけですよ。8日間、入院してました」
(鈴木亜美さんYouTube動画より)

元気に生まれた我が子の突然の入院に、大きなショックを受け、最初は涙が止まらなかったという鈴木さん。しかしRSウイルス感染症について調べてみると、「よくあることなんだ」とわかり、少し気持ちが落ち着いたといいます。

幸いにも長女は悪化することなく、8日間の入院で回復して退院しました。鈴木さんは上のお子さんたちの世話もあるため付き添い入院ができず、電話で毎日先生から様子を教えてもらっていたそう。「だから顔も見れないので、なんかもう、自分の体の半分なくなったような感じ。ここにいたのにいないって、こんなにつらいことはないなって。元気になってよかったよ」と、当時の心境を振り返りました。

今回、「言おうかどうしようか迷った」としつつも長女の入院経験を明かした理由は、「同じ思いをしているママさんたちがいっぱいいると思う」から。自身もYouTubeを中心に情報を得ていたため、「ここはYouTuberとして伝えるべきだな」と思ったといいます。

鈴木さんは「恐ろしいです、本当に。今だから言える。病院があって良かったなって」「赤ちゃんは何があるかわからない。親が守ってあげるしかないなって。今はひと安心しています」とこの経験を振り返り、これからもちょっとした異変でも見逃さず受診したいと話していました。

鈴木亜美さん
出典: https://ameblo.jp
鈴木亜美さんオフィシャルブログより
鈴木亜美さん
出典: https://ameblo.jp
鈴木亜美さんオフィシャルブログより

生後1歳までの赤ちゃんの半数以上がかかるRSウイルス

RSウイルス感染症は、気管支炎・細気管支炎を起こす代表的なウイルスで、保育園や幼稚園などでしばしば流行します。

その名の通り、RSウイルスによる呼吸器の感染症で、飛沫感染または接触感染によってかかります。生後1歳までの赤ちゃんの半数以上、2歳までにはほぼ100%が一度はかかるといわれている病気です[*1]。

普通は、感染後4~6日くらいの潜伏期間ののち、発熱、鼻汁などのかぜ症状が数日間続きます。たいていはそのまま治り軽く済むのですが、初めて感染した場合、20~30%の割合で重症化する子がいるとされています[*1]。ひどくなると気管支、細気管支や肺などに炎症を起こし、「ゼーゼー」した咳が出て呼吸困難になることもあります。

生後6ヶ月以下の月齢の低い赤ちゃんは重症化しやすいので、感染しないよう特に注意が必要です[*2]。また、低出生体重児、心臓や肺に持病のある子や免疫不全がある子の場合は、重症化のリスクが高いとされています。

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