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学資保険の積立金額の目安は〇〇万円!教育資金の平均金額はいくら?

学資保険の積立金額の目安は〇〇万円!教育資金の平均金額はいくら?

毎月決まった額の保険料を払い続ければ、子どもが契約時に決めた年齢になった時に、祝い金や満期金として保険金を受け取れる学資保険。もちろん学資保険だけで教育費のすべてが賄えるわけではありませんが、入っていると安心です。ところで、教育費はいくらぐらい準備しているご家庭が多いのでしょうか。


教育費積み立て問題……どうする!?

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では、学資保険を利用して子供の教育資金を積み立てする時に気になるメリットとデメリットから見て行きましょう。

●メリット

まずは、メリットを見ていきましょう。

1)もしもの場合の保障も付けることができる(払込免除、子どもの医療保障など)
2)普通預金などと比較すると、金利が良くて貯蓄性が高い
3)毎月一定額が強制的に引き落としされるため、計画的な貯蓄ができる
4)税金の控除を受けられるため、節税の効果が期待できる(生命保険料控除や一時所得など)
5)指定したタイミングで入学祝い金を満期給付金として受け取ることができる

●デメリット

次にデメリットを挙げてみます。

1)元本割れのリスクがある(保障の付けすぎや途中解約)
2)固定金利のため、インフレに対応できない
3)保険会社が倒産することがある
4)換金性が低いため、とっさに現金が必要な時に対応できない

教育資金はいくら準備すれば良い?

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続いて子どもの教育資金は一体いくら準備すればいいのか、具体的な金額をチェックしてみましょう。

平均的な教育費は!?

文部科学省が公表した平成26年度の「子供の学習費調査」によると、学校教育費と学校給食費と学校外活動費(学習塾、習い事などへの支出)を合計した学習費総額は、公立・私立ともに増加傾向にあります。

●平均的な教育費について
学校教育費+学校給食費+学校外活動費=学習費総額
同調査によると、幼稚園から高校までの1年間の平均学習費総額は以下の通りです。

・公立幼稚園 22.2万円   私立幼稚園 49.8万円    公立と私立の学習費の差は2.2倍
・公立小学校 32.2万円   私立小学校 153.6万円   公立と私立の学習費の差は4.8倍
・公立中学校 48.2万円   私立中学校 133.9万円   公立と私立の学習費の差は2.8倍
・公立高校  41.0万円   私立高校  99.5万円           公立と私立の学習費の差は 2.4倍

幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間において、各学年の「学習費総額」を単純に合計すると、すべて公立に通った場合では約523万円、すべて私立に通った場合では約1,770万円になり、私立学校は公立学校の3.38倍ということが明らかになりました。

ちなみに大学学部(昼間部)の1年間の平均学費(授業料、その他の学校納付金、就学費、課外活動費、通学費の合計)は 、下記のようになっています。

・国立大学  673,700 円
・公立大学  682,100 円 
・私立大学  1,319,700 円

●文部科学省ホームページ「結果の概要-平成26年度子供の学習費調査」
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/12/24/1364721_3.pdf

教育資金はいくらぐらい準備すべき?

小学校から大学まで、国公立に通うか、私立に通うかで大きな開きがあることが分かりました。ところで、みんないくらぐらい教育費がかかると思っているのでしょうか。月々の収入もあるため、すべて貯金や学資保険でどうにかすべきものではありませんが、ぼんやりとでも目標金額があると準備しやすいですよね。

一度に最も大きな金額が必要となるのは、やはり大学受験~入学まで。文部科学省が実施している、「私立大学等の平成27年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によると平成27年度の私立大学(学部)で実験実習料等を含めた初年度に納める総計は1,438,571円となっています。

でも、これはあくまでも大学に納めるお金。東京私大教連が調査した「私立大学新入生の家計負担調査」(2016年度)によると、自宅外通学者の場合、受験費用の平均は242,200 円、住居費の平均は572,300 円となっています。つまり、入学の年にかかる費用は、合計でなんと約293万円にもなるのです。

地方在住で上京の可能性がある場合は、300万円を目標にしておくと安心ですね。東京在住の場合でも、受験費用を含め、200万円は必要だということです。この金額を学資保険または貯金で準備しておいた方が良さそうです。


●文部科学省ホームページ「私立大学等の平成27年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1396452.htm

●東京私大教連ホームページ「私立大学新入生の家計負担調査 2006年度 P9」
http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2017/05/2016kakeihutan-essence20170405.pdf

学資保険に入る際の注意点は?

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学資保険に加入する時に必要になってくることを解説します。

契約者は父親と母親どちらにするのがおすすめ? 

学資保険の「契約者」とは保険料の支払いを負担する人のことで、解約や契約内容の変更などの手続きには、契約者からの申し出が必要になります。契約者として最も一般的なのは子供の父親と母親で、どちらを契約者にするのがおすすめかというと「収入が多く家計の大黒柱になっている方」になります。最も収入の多い人を学資保険の契約者にすれば、万一のことがあって収入が激減しても、予定通り祝い金や満期金を受け取ることができます。

祖父母が契約者になれるの?

祖父母が学資保険の契約者になれる場合もあります。しかし契約者の年齢には45歳、69歳、75歳といった上限が設けられていることがあります。また祖父母が契約者になるには、親権者である親の同意が必要になるほか、孫と同居し、孫を扶養していることが条件になることもあります。さらに祖父母が契約者で受取人が孫や孫の両親の場合、受け取るタイミングに関わらず、祝い金や満期金が所得税ではなく贈与税の対象になるので注意しましょう。

健康状態の申告、医師の診査など

学資保険の申込時には、一般的に契約者の健康状態の申告が必要です。学資保険には契約者が保険料払込期間中に、死亡または所定の高度障害状態に該当した場合、それ以降の保険料を支払わなくても、祝い金や満期金が受け取れる「保険料の払込免除特則」という仕組みや、子ども向けの「医療保障特約」といった保障があるからです。子どもの医療保障特約を付ける場合は、子どもの健康状態の申告も必要です。

健康状態の申告方法には「告知書扱い」と「診査医扱い」の2種類があります。

・告知書扱い

健康に関する質問表に契約者自身が記入するタイプです。申告した健康状態によっては、後日「健康診断結果表」の提出や、医師の診査を受けるよう指示される場合もありますが、基本的に医師の診査は必要ありません。主な質問事項は以下になります。

・職業、生年月日
・最近3カ月以内の受診歴
・過去2年以内の健康診断の結果
・過去5年以内の治療歴

・診査医扱い

診査費用は無料ですが、保険会社が指定する医師の診査を受けなければならないタイプです。告知書扱いの主な質問事項の他に、次の項目が追加されます。主な内容は以下になります。

・身長、体重、血圧
・尿検査
・医師による問診

シングルマザーの場合はどうするといい?

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ひとり親家庭でも学資保険に加入することはできるのでしょうか。

ひとり親家庭の学資保険

●ひとり親家庭の場合の学資保険の入り方

ひとり親でももちろん学資保険に加入することができます。ただし、離婚などが理由でひとり親になった場合、学資保険の加入時に親権者の同意が必要なことがあります。また学資保険の場合は、途中で保険料が支払えなくなって解約しなければならなくなった時に、支払った保険料より少ないお金しか戻ってこないことがあるので注意が必要です。

●学資保険とは別に生命保険や医療保険も検討する

学資保険は効率的に貯蓄できるだけでなく、契約者に万一のことがあったときの保険も兼ねています。とはいえ、学資保険の祝い金と満期金だけで、子どもの生活を成り立たせるのは難しいため、生命保険や医療保険を優先して考えることも必要です。教育・進学のためのお金は、子供自身が奨学金や教育ローンを利用して調達することもできます。

まとめ

学資保険を上手に利用して子どもの学費を積み立てしつつ、いざという時にもバッチリ備えて安心した生活を送りたいものですね。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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