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2022年10月21日 06:51 更新

【2023年度 我が家のラン活 リアルレポ】#4 展示会とレンタル、経験して感じたメリットは? 重要なのは「買ったあと」

小学校の入学準備といえばランドセル。「いつから選ぶの?」「選び方は?」など、2023年の春には小学生になる娘がいる我が家もラン活は他人事ではありません。長く使うものだから親子で納得できるランドセルを選びたい! 我が家のラン活について、リアルな事情を共有します。

この連載の執筆者

ライター ビリー 2022年の4月で年長になる娘と、年少になる息子がいるワーママ。仕事でもプライベートでも重い腰があがらず、準備不足が否めないタイプ。ランドセルだけは余裕を持って選びたいと思い、ラン活中。

まずは見に行かなきゃ! 気になるメーカーの展示会情報をチェック

大量のパンフレットの中から6社まで絞った我が家。各メーカー、春先からランドセル展示会が開催されるようになり、遅れをとるまいとスマホで予約をしていきました。
コロナ渦のためか我が家が行きたいメーカーの展示会はほとんど事前予約制。「フラッと立ち寄る」「時間が空いたから見にいこうか」なんてことはできません。

せっかく見に行くならパパも一緒に行きたい!
車で行く? 電車で行く?
この日は習い事がある!
見学している間、下の子はどうする?

などなど。
週末しか夫婦揃って見学に行けないため、家族の都合を合わせるのはなかなか大変(苦笑)。

「見る順番によって、子どもの気が変わってしまうのでは?」なんて気にする余裕もなく、気づけば毎週どこかしらのランドセルを見に行く結果に。ラン活がこんなに忙しいとは思いませんでした。                                                                                                                                                

親子でランドセル展示会へ! 

大量のパンフレットを仕分ける際、我が家ではランドセル選びの基準を夫婦で3つ決めました。

1、素材はクラリーノ
2、収納力(大マチは12cm、小マチは3cm、前ポケットは3辺開くタイプ)
3、親もステキ♡思えるデザイン


すべて絶対条件ではありませんが、展示会に行く前には必ず娘に話し、今日買うのだと勘違いしないよう、「今日は見るだけね」とも伝えました。

ランドセル工房 生田

最初に見学に行ったのは大阪に本店を構える「ランドセル工房 生田」です。隣の市で展示会があると聞き、ママ友と一緒に見学。親子揃って遊びに行くような感覚で電車に乗り、片道20分ほどの電車の中でも娘は飽きずに過ごせました。

会場に到着するなり、娘はあちこち歩き回り、じっくり見ようとせず……。
「一つひとつ見ていこう」と声をかけても無視。
「こんなものか〜」なんて思っていると、娘は花柄のランドセルに釘付け。

自分で背負い出して見せにきてくれました。

展示会場では室内だけでなく、背負ったまま外に出ることができました。外で見るとランドセルの色味や印象も変わります。外に出られる会場なら、日の下でランドセルを見るのもおすすめ。外の空気を吸って娘も気分転換になったようです。

ランドセル工房生田では、娘のなかで「1番いいランドセル」を決めることができました。

conosaki(コノサキ)

次に見に行ったのは、福島県に自社工場があるconosakiです。クラリーノ素材の取り扱いが多く、優しい色合いのランドセルが気になり隣の市にある直営店へ見学に行きました。

お店に行くと壁一面にランドセルがずらり!

ランドセル展示の一部。このほかにもいろいろなランドセルがありました。

シリーズごとにランドセルが壁にかけられ一覧で見ることができます。

娘はこの展示にテンションUP‼︎
今まで以上にいろいろと見比べ始め、たくさんのランドセルを背負って鏡の前でポージング‼︎

娘はもともとピンク色を希望していることもあり、いろいろな種類のピンクのランドセルを見られてうれしかったようです。

いろいろ試着し、娘は3つのランドセルに厳選。「このお店の中では、どれが1番好き?」と聞くと、一生懸命見比べてくれました。

私は「そうそうコレコレ。これこそラン活(笑)。私がやりたかったのはコレだよ〜〜〜〜〜」とニヤニヤしながら、娘と一緒にランドセルを比較。

ランドセルのかぶせを広げて、内装の柄も忘れずにチェックしなくちゃいけません。

「前ポケットは三辺開くタイプにする」と決めていましたが、娘が悩んでいるのを無視することもできません。どのデザインも魅力的で、娘が迷う気持ちにも大いに共感。

結局見学時間ギリギリまで悩み、ここでは「1番」を決めずにお店を後にしました。

Nino Y Nina(ニノニナ)

3回目の展示会は家族ぐるみで付き合いのあるママ友と、それぞれの家族総出で「Nino Y Nina(ニノニナ)」へ。たまたま同じ時間に予約が取れて、現地で会うことができました。

お友だちとランドセルを一緒に背負って記念写真♪

小さなころから一緒に遊んでいるお友だち。ランドセル背負っている姿を見て、我が子のようにじ〜〜〜ん。一足先に感動してしまいました。

Nino Y Ninaのランドセルは、とにかくかわいい♡
金具、内装の柄、前ポケットや時間割のデザインに至るまで、女の子らしさ全開!

すぐに気が散ってしまいがちな娘も、「かわいい」が詰まったランドセルを気に入ってくれたようです。

conosaki同様、娘は気になるランドセルがいろいろとある様子。それをお友だちのママへ報告。

娘:ここ(内装)がかわいくて〜。こっちもイイ感じなの!
ママ友:本当だ! こっちもかわいいね。

やさしいママ友に話を聞いてもらい、娘も自分の中で納得できたよう。私自身も、ママ友といろいろ話しながらランドセルを見られたので楽しかったです。

ランドセルをレンタル【grirose(グリローズ)】

老舗ランドセルメーカーの土屋鞄が展開するgrirose(グリローズ)は、展示会の予約が取れずランドセルをレンタルしました。1回に予約が取れるランドセルの数は1つまで。届いた日から2泊3日借りられます。

どのランドセルを借りようか悩みましたが、娘に聞くと「これ」と指差し指定。ピンク一択な姿勢は変わりません。そして届いたランドセルがこちら!

めちゃくちゃしっかり梱包されてる!

開けている間、親がうっかり傷つけちゃうんじゃないかとドキドキしながら開けました。すべての包みから取り出すと……。

ピッカピカのランドセルがお目見え!

レンタルだから「傷がついてたりするのかな〜」と思っていたので、驚きました。グロス感が美しすぎる……。

かぶせ部分のデザインもさることながら、特徴的なのがランドセル側面のデザイン。ベルトがなくスッキリとしていてゴールドのナスカンが魅力的です。

娘は自分の家に届いたのがうれしいらしく、金具を開けたり閉めたり。展示会へ行ったときよりも落ち着いてランドセルを試していました。

肩ベルトの長さを調整して、家にいるから背負うのも焦らずできます。

そして私が1番確認したかったのが、ランドセルの置き場所! ランドセル選びと同じくらい、どうしたものかと悩み中。

(右上)リビングの棚にはスッキリ収納できました
(右下)子ども部屋の棚。棚の奥行が若干足りません

リビングにある棚にはすっぽり収まりイイ感じ♪ 
けれど教科書や文房具類など、学校で使う物を置くスペースがなく……。ランドセルの定位置をリビングにするなら、断捨離レベルでの物の見直しが必要そうです(汗)。

子ども部屋にある白い棚は現在何も入っていません。学童用品は入れられそうですが、肝心のランドセルが少しはみ出ます。落ちることはなさそうだけど、うーーーーん(苦笑)。

今回のレンタルでは置き場所が確定するまでには至りませんでしたが、子どもと一緒に「どこがいいと思う?」と考えられただけでも◎。ランドセルがある生活を具体的にイメージできました。

展示会とレンタル、それぞれのメリット

我が家は約1ヶ月かけて展示会場を3ヶ所周り、ランドセルをひとつレンタルしました。

展示会のメリットはなんと言っても、複数のランドセルを一度に見られること。パンフレットを見て「これがイイ」と決めても、実際に見ると「違うタイプのランドセルの方がイイな」と思うことが度々ありました。「どっちがイイかな」「どれも素敵で決められない」というのであれば、展示会へ行き見比べるのがよいかと思います。

ランドセルのレンタルでは一度に見られる数は限られるものの、家で気兼ねなく試せるのが魅力的でした。「家にランドセルがあるってどんな感じだろう」と具体的にシミュレーションできたのは、親としてもよかったです。我が家の場合3歳の息子も一緒に展示会へ行っていたので、子連れ外出の負担がないのも助かりました。

我が家では、毎週末ランドセルを見に行くほど集中的にラン活をしました。バタバタと忙しい部分もありましたが、その分試着したランドセルを娘も覚えていてくれて、「この前のとどっちがよかった?」と話ができるのはよかったです。

次はいよいよ大本命のランドセル展示会! 義家族とドキドキしながら行った様子をレポートします。

(文・写真:ライター ビリー)

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