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2022年11月25日 07:01 更新

自分が子どものときにも、こんなツールが欲しかった! 保護者が感じるデジタル教育のメリット15選

2021年度から、小中学校ではひとり1台のデジタル端末が配布されています。タブレットやノートパソコンを使用し、個別の学びと協働的な学びの両面をサポートする教育体制づくりは、子どもの学びを深めるための政策です。今回は、デジタル教育のメリットについて、保護者の意見をまとめました。

子どものデジタル教育について、自分たち親世代のころの教育と比較して、メリットだと思う点・安心できる点はありますか?

子どものデジタル教育について、自分たち親世代のころの教育と比較して、メリットだと思う点・安心できる点はありますか?

コロナ禍の休校期間があったこともあり、デジタル教育が一気に身近になっている子どもたち。オンラインで授業が行われたり、プログラミングの授業が始まっている学年もあります。

親の世代が子どものころとは大きく異なるデジタル教育。約93%の保護者が、デジタル教育にメリットや安心できる点を感じているようです。どのようなときにそう感じるのか、詳しく聞いてみました。

楽しく学べる

●ゲーム感覚で解いていく楽しさが味わえるところ。(男性/28歳/情報・IT/営業職)

●興味のあるキャラクターの解説は、アニメの台詞のように覚えやすい。(女性/39歳/機械・精密機器/生産工程)

●動画などは大好きなので、子どもの頭に入っていきやすい。(女性/37歳/学校・教育関連/専門職)

デジタル教育の特徴は、ひとり1台のタブレットというハードの充実に加えて、教育ソフトにさまざまな工夫がなされている点です。

子どもたちの多くは、アニメーションやゲームが大好き。親しみのわくキャラクターを登場させたり、テンポのよい動画を視聴したり、学びの過程にゲーム的な要素を取り入れたり、子どもたちを飽きさせないプログラムがたくさんあります。

「勉強は難しくて苦しいもの」というマイナスイメージを払拭し、「勉強って楽しい!」というプラスイメージを生み出すことで、子どもたちが楽しく学べる環境を提供できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

イメージしやすい

●映像や動画だと理解しやすい。工程、構造などわかりやすい。(女性/43歳/自動車関連/製造業)

●画像や映像で目に入ってくるので、イメージがしやすいとは思う。(男性/37歳/医療・福祉/専門職)

●動画やアニメーションを見ながらのほうが、音声も聞こえるし、想像しやすく、理解しやすそう。(女性/37歳/医療・福祉/専門職)

デジタル教材のメリットは、視覚効果が高いことです。

従来の紙の教科書で、平面的なイラストや図形、写真などの静止画像、言葉で説明されていたものを、動きと立体感のある動画で表すことができます。3Dの物体を自由に動かしてさまざまな角度から観察したり、実際に動いている生き物の映像を見たりして、物事を直観的に理解することが容易です。

手で触れたり、実物を見たりする体験とあわせて利用すれば、学んでいる内容がよりイメージしやすくわかりやすくなるでしょう。

どこでも学べる

●その場に行かなくてもリモートで授業を受けたり習い事ができること。(男性/31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

●仮に不登校になっても学べる手段が増えたことはよいこと。(男性/38歳/小売店/販売職・サービス系)

●地域格差がなく学べるところ。(女性/45歳/医療・福祉/専門職)

デジタル機器の利用は、学習の機会均等に大きく貢献します。もちろん、教室という同じ空間と時間を共有する体験も大切ですが、さまざまな事情で実際に登校できない子にも、学習の機会を与えることができます。

生徒数の少ない過疎地域の学校をインターネットでつなぎ、多人数の意見交換ができるグループ学習を行っているところもあります。

家庭学習プログラムで各自が予習し、学校ではディスカッションを主におこなうなど、より深い学びのスタイルも模索されています。

自分のペースでできる

●動画を利用して、自分のわからないところは何度も繰り返してみることができる。(女性/37歳/医療・福祉/専門職)

●本で見るより、実際にタブレットなどを触りながら自分の興味のあるものを選択しながら進めることで、興味ある分野への理解度をどんどん深めることができる点はとてもいいと思います。(女性/33歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

●分からないことなどネットを使いすぐに調べることができるので、いいと思います。(男性/40歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

子どもの学びのペースはそれぞれで、1回説明されただけで理解できる子もいれば、何度も繰り返し説明されれば理解できる子もいます。

デジタル教育のメリットは、自分のペースで学習できる点です。授業中に「わかりません!」と手をあげることは大人でも難しいですね。でも、繰り返し見られる教材があれば、自分のわからないところを何度も見返すことができます。

理解の早い子はもっと難しい課題に進んだり、自分の知りたいことをどんどん調べることもできます。

自分のペースでステップアップしやすいため、学習のモチベーションを維持しやすいでしょう。

親の負担が軽減される

●アニメーションと音声でわかりやすく解説してくれて、すぐに正否を確認してくれて、親がつきっきりでなくても勉強が進められるところ。(女性/39歳/印刷・紙パルプ/オペレーター)

●タブレットを利用した通信教育をしているが、親が忙しくて教えてあげられないときなどにヒントなどを音声で教えてくれたりしてわかりやすいところ。親も子どもの進捗状況の連絡がくるのでわかりやすい。(女性/36歳/医療・福祉/専門職)

●丸つけをその場で自動でしてくれるから、親を、またなくていい。正解するとほめてくれる。親よりやさしい(笑)。(女性/39歳/筆耕)

保護者の仕事のひとつとして、家庭学習のサポートがあります。宿題を見てあげたり、適切な声かけをするなど、低学年の間は特に重要です。ただ、大事だとわかっていても、なかなか時間をさけないこともありますね。イライラしてつい厳しく叱ってしまい、自己嫌悪という方も多いのではないでしょうか。

さらに高学年になると、学習内容も難しくなってきます。

こうしたときも、デジタル機器を活用することで、子ども自身が学習を進めることができるので、親としてもとても助かりますね。

まとめ

デジタル教育には多くのメリットがあります。しかし、教育のすべてをデジタルまかせにすることはできません。動画サイトなどに投稿されているもののなかには、専門家以外の人が真偽の定かではない情報を発信しているものもあります。学校や信頼できる教育機関が監修しているプログラムを利用して正しい知識を学べるよう、保護者も関心を持つことが必要です。メリットを活かしたサポートを考えていきましょう。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年9月3日~4日
調査人数:116人(22歳~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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