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2022年09月07日 07:15 更新

朝起きれない・登園しぶり……これって夏休み疲れ!? 新学期を迎えた子どもの悩み事

楽しかった夏休みも終わり、新学期が始まりました! 元気に登園・登校している子どもたちがいる一方、長期のお休みで調子を崩してしまっている子もいるようです。親としては心配な子どもの夏休み疲れについて、アンケートをまとめました。

お子さんに「夏休み疲れ」の様子は見られますか?

長期休みで生活リズムが乱れてしまい、新学期に心身の不調が出るお子さんも少なくないこの時期。お子さんに「夏休み疲れ」の様子は見られますか?

ついに新学期がはじまりました。長い夏休みが終わり、ほっとしている親御さんも多いのではないでしょうか? しかし、長いお休みだったがゆえに、逆に疲れてしまったお子さんもいるようです。

「お子さんに『夏休み疲れ』の様子は見られますか?」と聞いてみたところ、「見られる」と答えた人が約34%いました。お子さんにはどのような変化がでているのでしょうか? 詳しいエピソードを紹介します。

朝起きられない!

(photoAC)

●朝なかなか起きれない。幼稚園から帰るとぐったり。(女性/38歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)

●毎日YouTubeばかりを観てダラダラと過ごしていたため、朝起きるのが辛そうなのと学校から帰ってくると気疲れしている様子です。(女性/43歳/通信/事務系専門職)

●夜ふかしが続いて、朝がきてもまだリビングで寝ている光景が続いてる。(女性/39歳/専業主婦)

生活リズムの乱れからか、「朝起きられない」という子が続出。時間の制約がない夏休みは、夜ふかしが常態化しがちです。寝る時間が遅くなれば、朝起きられなくなるのは当然ですね。

1ヶ月以上も自由な時間軸で過ごしていたわけですから、親も子も、もとのペースを取り戻すのは大変です。早く寝てほしいのに夜ダラダラするくせがついてしまって、なかなか眠れないこともありますよね。夏休み明けしばらくは、徐々にペースを取り戻す練習が必要かもしれません。

「早く寝て早起きできたらその時間分、動画を見てもいいよ」「早く寝たら明日の朝ごはんは特別メニューを用意するよ」など、早く寝て早く起きるのが楽しみになるようなことを用意してみるのはどうでしょうか。

登校・登園しぶり

●幼稚園に行きたくない、ママといる! と泣く。(女性/32歳/専業主婦)

●保育園に行くのを嫌がるようになってしまった。(女性/34歳/専業主婦)

●朝になるとお腹・頭が痛いと訴えて、朝食も食べずにいます。ソファでぐったりと横になって小学校に行く時間になっても起きようとしません。(女性/35歳/金融・証券/事務系専門職)

長期休みのあとは、登校・登園しぶりが出ることがあります。大人だって長期間仕事を休んだあとは、会社に行くのが億劫になるでしょう。特に未就学児や低学年児童の場合は、親と離れることに不安を感じることがよくあります。まずは不安な気持ちを受け止めてあげることが大切。よほど行きたがらない様子なら、1日休ませてみるのも方法のひとつです。

また、小学校や中学校へ行きたくないと言われると、「不登校の前兆?」と親は心配になりますが、焦って叱ったり無理に行かせようとせずいったん子どもの気持ちを受け止めてあげてください。

<関連記事>
「学校に行きたくない」とき、子どもがすること・親ができること【心理カウンセラー解説】

夏バテ・秋バテがつらい!

●温度差が結構あるとき、夜が蒸し暑くて眠いのに寝られず朝方にそのだるさが来る様子。(女性/49歳/不動産/営業職)

●猛暑の疲れと夏休み後半の不摂生がたたり朝起きれないことがでてきた。(女性/49歳/情報・IT/事務系専門職)

●学校まで徒歩だが、クーラーのきいた部屋にいたため歩いて行くのがつらそう。(女性/36歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

昨今の夏の暑さは異常気象といえるレベル。気温25度を超える熱帯夜も珍しくありません。体力、気力に満ち溢れている子どもといえども、この暑さではさすがに疲れてしまいますね。いわゆる夏バテや、すこし涼しくなると身体がだるくなる秋バテを起こしてしまう子どもたちもいます。

調子を取り戻すためには、たっぷりの睡眠と栄養が不可欠。寝る前にぬるめのお風呂につかり、クーラーで温度と湿度を調整して質のよい睡眠をとりましょう。

夏休みにがんばりすぎた!

●塾の講習が多くてその疲れが出てきている。(女性/45歳/食品・飲料/事務系専門職)

学校がお休みの間もがんばって勉強したり、習い事に励んだりしていた子どもたちは、普段の生活よりも疲れがたまっているかもしれません。

疲れが見えているときは、気分転換も必要です。好きな音楽を聴いたり、アウトドアでのんびり過ごしたり、リラックスできる時間を作りましょう。動画やゲームが好きなお子さんは多いと思いますが、もし可能であればデジタルデトックスをして目や頭を休ませてあげる日も作ってみてはどうでしょうか。1日何もしない完全OFFの日もいいですね。

まとめ

子どもたちの夏休み疲れは、いろいろな形で出ていましたね。
また、夏休みは大人も大忙し。子どもたちの食事の支度、宿題の管理、親がいない間の過ごし方の心配など、長期休みは普段より気を使って親も疲れているのではないでしょうか。ぜひ子どもといっしょに夏休み疲れを解消する方法を考えてみてください。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年8月30日
調査人数:118人(22歳~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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